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ひきこもり支援を目的とした、8050「限界家族」支援センターを設立したい!

死を前にして立ち尽くす。「8050問題」ひきこもり当事者と親は限界を迎えています。家族のあいだでさえも孤独であり、全てを諦め、そしてただ死を待っています。消えゆく命を前にして何を思い、残された家族は何が出来るんだろう。そうした「限界」を超えないように支援する団体となるために、ご協力をお願い致します。

現在の支援総額

71,000

2%

目標金額は3,000,000円

支援者数

13

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/09/18に募集を開始し、 13人の支援により 71,000円の資金を集め、 2020/11/30に募集を終了しました

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ひきこもり支援を目的とした、8050「限界家族」支援センターを設立したい!

現在の支援総額

71,000

2%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数13

このプロジェクトは、2020/09/18に募集を開始し、 13人の支援により 71,000円の資金を集め、 2020/11/30に募集を終了しました

死を前にして立ち尽くす。「8050問題」ひきこもり当事者と親は限界を迎えています。家族のあいだでさえも孤独であり、全てを諦め、そしてただ死を待っています。消えゆく命を前にして何を思い、残された家族は何が出来るんだろう。そうした「限界」を超えないように支援する団体となるために、ご協力をお願い致します。

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はじめに

「8050問題」を知っていますか?

「8050問題」とは、成人のひきこもり当事者とその親の抱える問題を社会問題として位置づけた名称で、単なるひきこもりとしての問題だけではなく、親が約80歳、当事者が約50歳と概括される程に双方が高齢であり、そのために引き起こされる様々な問題を抱えていることが、特別に区別されている大きな要点となります。

「ひきこもり」という問題は、親(または兄弟や姉妹)を頼りに子が同居をして社会を悲観し拒絶し自己嫌悪の中で孤独に自殺を考えながら過ごしており、親は子を心配し励まし叱咤し社会参加と就労を望むけれども、その声は家族の争いを生むだけで何も解決せず、ただ虚しさとなって途方に暮れて絶望へと向かっていきます。親類縁者の誰にも相談できないまま家庭は冷えていき、互いに避けるようになり家の中でさえもそれぞれが孤独となってしまいます。ひきこもりという選択は、家庭環境や教育や個性や精神疾患などだけが原因ではなく、社会による弱者迫害や過労により就労意欲を失い社会否定に及ぶなど様々なケースがあり、政府も大きく問題視していますが解決の糸口さえ見えていないのが現状です。

出典:生活状況に関する調査 概要


「8050問題」は、そうした解決の困難なひきこもりのケースに「高齢」であることが加わります。親は勤めを終えて蓄えや年金暮らしとなっており、子も高齢化していて、たとえ働こうとしても就労の選択肢が既に無く自暴自棄になって悪化してしまい、親に頼らざるを得なくなってしまいます。ほとんどの家庭は非常に生活が苦しく困窮しています。親も子も高齢なので共に老い先短く将来を悲観して、だれにも相談できないまま孤独を抱え人生を諦め、いつ死ぬのかを考える毎日を過ごしています。


ひきこもりの事実は、親しい知人であっても告白できず隠して息を潜めています。
誰にも相談できないまま社会の隅へ埋もれ消えていこうとしています。

80代の方は5年後には4人に一人が、10年後には半数が、お亡くなりになってしまう現実も目前へと迫っています。

出典:平成12年簡易生命表より作成 65歳平均余命の推移/年齢別生存率の推移


もしも親が死んでしまったならば、無言で遺体を前に子どもは立ち尽くすしかありません。
そのまま何も出来ずに日々が過ぎてしまえば、死体遺棄と判断されて犯罪者として扱われます。

社会への恐怖や不信感により、何も言い出せないまま時が過ぎてしまったばかりに。

救われないし、報われない。
そうしたかったわけではないのに。

ただ──亡骸を前に、最後となる無言の対話をしたかっただけであったとしても。

後を追って自殺をするか、悩む日々を亡骸と共に過ごしていたとしても、です。


当法人「一般社団法人エスポワール高知」は、日本の現代社会の緊急課題である「8050」問題に悩む家族を対象に、社会生活を円滑に営む上で困難を有する者とその家族に対して総合的な支援を幅広く提供し、当事者の社会参加と自立、そして関連する社会問題の解決に寄与することを目的とします。

  1. ・ひきこもりの若者とその家族を対象とした相談及び訪問支援事業
  2. ・ひきこもりの若者の生活支援・就労・生活訓練・居場所・作業所の運営事業
  3. ・「8050」問題を社会に啓蒙するための出版事業
  4. ・全国各地域の家族・市民の会の育成事業
  5. ・その他の目的を達成する為に必要な一切の事業

全国組織である「一般社団法人 全国家族 市民の会エスポワール」の高知支部として発足しました。

ひきこもり当事者とその親に寄り添い相談を受けて、訪問活動と、同行を伴った当事者の活動支援を中心に、アウトリーチと社会への参加援助をしています。


解決したい社会課題

社会を拒絶して、貧困の中で死を待ち自殺を考え諦観と孤独にある家庭を、当団体は「限界家族」と命名することにしました。

今この時、今すぐにでも手を尽くさなければ手遅れになってしまうこの問題を警鐘するために、そう名付けました。

「8050問題」とひきこもり当事者とその家族を支援しするために、プロジェクトを立ち上げます。


このプロジェクトで実現したいこと

■8050「限界家族」支援センターを設立します。


•ひきこもり問題の中でも「8050問題」を中心に、生活困窮や孤独にある「限界家族」支援を目指します。

•24時間フリーダイヤルを設置して無料相談対応します。

•家庭への訪問支援と同行を伴う活動支援で、当事者と家族の活力回復を目指します。

•生活困窮への助力として「子ども食堂」をモデルとした「限界家族食堂」を開設して食事の支援を行います。

•高齢者の利用を意識した居場所としての機能も有します。


要点と成る3つの当事者支援策をまとめると下記となります。

当事者支援を支える4つの体制が下記となります。

体制を支える支援が下記となります。

更に、観光・福祉連携を行い、当事者と家族の支援体制を強化します。

この観光・福祉連携により、通常では熟練を要する支援者が同行を伴った当事者への外出の誘いやきっかけ作りを、比較的容易に行うことが期待できます。


観光には「生活に対する意欲の向上がある」と、観光庁の資料に記載されています。

出典:旅行による効用の検証結果のとりまとめ


当事者や家族の意欲の向上により、社会への参加意欲の向上、ひいては就労意欲の向上を目指します。

観光側の宿泊施設などとの協働によりこの社会問題への理解と協力をして頂き、就労機会を増やして就労体験や就労支援へと結びつけていく計画となっています。

Copyright © いらすとや


大きな枠組みとして様々なことをしていくわけですが、その中核となる8050「限界家族」支援センター設立の資金と、広報用のマグネットシートの作成の予算が無くて苦しんでいる状況にあります。


■マグネットシートの仕様について

参考として作成したものが上記のデザインとなります。

無料葬式相談」というのは、「8050問題」の当事者とその家族が死に直面しているという現実を明確にするために、こうした言葉を使っています。葬式が必要になる前に相談してほしいという願いでもあります。もちろん、葬式の相談や終活について相談に対応出来る体制も整えていきます。

こうしたデザインのマグネットシートを作成して、配布する。

配布されたマグネットシートは、なにげに冷蔵庫などに貼られることが多いですが、そうした日常の光景に入り込んで当事者と家族の傍に有るために、このマグネットシートは提案されました。

model by 茜さや


なんとなく貼っていて、毎日見ているだけ。
年中のほとんどは役立たずなんだけど、いざという時に頭に浮かぶのは、その広告です。

つまりは、日常の中で目につく事にこそ意味があります。

無意識へと刷り込むようで心苦しいですが緊急時に役に立ちたいという思いで、そのような手段を使ってみようということになりました。

そして24時間対応する無料相談窓口を提供します。


これまでの活動

ひきこもり当事者と親に寄り添って支える活動をしてきました。
つまりは相談を受けて、交流会や勉強会をして。親の心のケアをします。
訪問活動をして、当事者に会えるように何度も通い、信頼を得ようと行動あるのみです。
信頼を得ることが出来たなら、同行しての行動支援の始まりです。
公園やコンビニや飲み屋や、時には島まで足を運んで共に体験をします。

孤独ではなにもかもが虚しい。社会への参加も意味を感じない。
孤独では、それは当然なんです。
なぜなら、笑顔や喜びは相手がいて成立するコミュニケーションなんですから。

だから、同行して行動を体験することには大きな意味があります。
笑いと喜びを取り戻す。それは社会参加への意味につながります。
ひきこもりの当事者支援は、まずはそこから始まるんです。

家庭の事情が複雑な場合もあります。
昭和の時代は、親が子供の教育を必要ならば体罰もアリで教育していました。
親子互いに恨みつらみへと発展してしまい、非常に険悪な場合があります。

しかし今は時代が変わり、子どもの権利を守ることが教育の柱となっています。
親ファーストではなく、子ファーストに時代は変わっています。
つまりは、子どもの意思を尊重する。子と親であっても、互いに権利を認めて尊重する。
強制はアウトです。

子どもが納得して親も納得できるように、互いの権利を折衷する「公共の福祉」への理解が必要になっています。家庭の中でも、権利だけを主張してしまえば戦争になる。それを互いに譲り合うルールを決めて守ることで互いの権利を守る。そういう考え方を念頭に、アドバイスを考えます。

ときには別居も視野に入れなければいけないかもしれません。
でも、互いの権利を守って、互いに笑顔になるために、そうした提案もします。

提案をしますが、最終的には当事者とその親の選択を尊重します。

残念ですが、そうして「助かるかもしれない方法」を提案することしかできません。

全ては皆さんの選択を尊重するのですから。


助けることが出来るなんて、嘘や気休めは言いません。

良い結果が出たなら一緒に喜んで。駄目だったらお疲れと酒を交わす。

共に歩いて、笑いあうことしかできません。

良い選択が出来ますように祈るばかりです。

応援メッセージ

様々なご支援のメッセージを頂いております。

前途が多難なことについてアドバイスもありがたく頂戴致しております。

気付かされることが多く、勉強の毎日です。


資金の使い道

8050「限界家族」支援センターの選定は難航しております。

賃貸料月額5万円ほど必要となっています。

施設の設備投資にも費用がかかります。パソコン、コピー機、収納棚、などなど。

光回線やフリーダイヤル、IP網を使った内線連絡網を構築するのに2万円ほどかかりそうです。

そして、マグネットシートを作成します。1万枚で20万円が相場のようです。

そうして作成したマグネットシートを、当事者と親の家庭へと渡します。

配布にご協力していただける団体があれば募集致します。

叶うなら、当事者支援のために行動支援(同行)をするための資金になれば幸せです。


□居場所機能強化費用(一軒につき):機器費用24万円
家賃5万円+諸経費5万円=計10万円
維持費年間120万円・初年度144万円(概算)

□フリーコール        :初期費用12千円。毎月5千円・年間6万2千円より
 フリーコール通話料・携帯  :10秒 10円:60分360円:4時間+30日=約4万3千円
               :年間合計:約52万円+契約料+初期費用=約59万円

□マグネットシート広告作成費用:1万枚20万円より
□当事者家庭への配布資金   :プライスレス

□当事者行動支援(同行)費用 :一人一回千円より。人数により変動。
 一人三回の同行で一人合計三千円の予算として。20人の当事者を支援すると計算すると。
 合計で60万円より

設備費:約144万円
通信費:約59万円
広報費:約20万円
人件費:約60万円
手数料:約42万円 (14%+税)

144万円 +59万円+20万円+60万円=総合計283万円。(+手数料)

キリが良いように調整して、約300万円という概算とします。


実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール
【例】
 9月上旬  クラウドファンディング開始
 9月中旬  会員募集・賛助会員募集・寄付募集
10月上旬  フリーダイヤル契約・利用開始
10月中旬  新名刺配布 新チラシ印刷・配布
11月30日 クラウドファンディング終了
12月中旬  マグネットシート印刷完成・配布開始

2021年
1月上旬   8050「限界家族」支援センター・賃貸契約
       施設準備・整備
2月1日   8050「限界家族」支援センター・ 開所

4月下旬   リターン発送開始



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


リターン

■コース①:心を込めて、お礼のメールを書かせていただきます。

■コース②:無料電話相談を明記したオリジナル名刺を送らせていただきます。

■コース③:作成しましたマグネットシートを送らせていただきます。

■ご希望の方は、8050「限界家族」支援センターが開所したなら、センターへご招待致します。

※旅費等については自費にてお願い致します。


最後に

達成金額に至っても至らなくても、この社会問題は消えてなくなる訳ではないし、当団体も無くなるわけでは有りません。ひきこもり当事者とその家族を支援するという活動には果てがありません。

だから、当団体は人知れずとも走り続けます。泥の中を這いずり回るように。

当事者の元へと手を差し伸べることを止めはしません。

それでも、手が届かないことがある。悔しい。

そういう現場を救うために。

その先へ手を届かせるための、ご支援をよろしくお願い申し上げます。


自己紹介

■代表理事 山本美香

この度「一般社団法人エスポワール高知」を設立させていただけることになり、この上ない活動の喜びと、その重責を感じております。私事、ひきこもり団体に8年近く親として参加させていただき、まだまだひきこもり当事者親の個別の支援がなされていない実態を痛感致しました。そして 今まさに 「8050問題」が、多くの家庭が孤立して支援の間で取り残されています。ですから一人でも社会参加が出来「生きていていいよ」と言える 、 安心で楽しい居場所づくりが急務なことだと考えました 。

そして、親や当事者の支援をしてもらいたいたい側の生の声こそ、県や支援者団体に届けることが大事だと 至りました 。ですから、これから当事者ファーストを心がけ寄り添うピアサポ活動をしていきます。

何卒、福祉支援団体の皆様のご理解の上、 温情あるお心を寄せていただきたく切にお願い申し上げます。

■当事者家族F

こんにちは。 息子が不登校からひきこもりになり、約 7 年が経とうとしている当事者の親です。「高知県 心の教育センター 」、「 高知県精神保険福祉センター 」、「KHJ高知県やいろ鳥の会」と繋がって参りました。

当初は何とかしなければと焦り、不安で押し潰されそうな毎日でしたが、色々な所で同じ立場の方と交流したことで随分と気持ちが変わってきて、ありのままを受け止めよう、肯定する気持ちになって、息子に対する眼差しが変わりました。

大きな原因は、山本美香さんとの関わりです。バイタリティーがあっていつも元気です。そして当事者第一主義、当事者とその親に何か出来ないか考えてくれています。 ひきこもり支援に前向き で 透明性を持って公平に考えて くれる方です。私に分け隔てなく、 「 こうしてみいや 」 とアイデアをアドバイスしてくれました。この 行動力、瞬発力にいつの間にか支えてもらっていましたし、ついていきたいと思いました。感謝しています。

この度「 一般社団法人エスポワール高知 」 を立ち上げてくれました。当事者とその親のため、何が出来るのか探っていきます。とても期待しています。お手伝いしたいと思っています。

■理事 中山道晴

令和二年七月。一般社団法人エスポワール高知は始まった。山田孝明氏から認定カウンセラーを拝命して、なかやまは理事の一人となった。大役だ。

我らの目指す「ひきこもり当事者と親を寄り添い支援する」とは、なんぞや。なんだろう。求められている当事者支援とは。社会へ失望と恐怖、自己嫌悪と自殺願望の中にある当事者に何を伝える?親の不安や恐怖、絶望を取り除くには、どうすればいいのか?親子が互いを理解することができないだろうか?どうにか前へ歩み出せる支援とはなんだろう?

「福祉」とは、どのような光景を言うのか?つまりは、しあわせとは、なんだろう?

どう伝えればと悩むままに。活動を形にしてみた一つが、このプロジェクトです。

ご支援宜しくお願い申し上げます。


■ホームページにて最新情報を公開中です!是非ともご閲覧宜しくお願い致します。

https://www.espoirkochi.org/

最新の活動報告

もっと見る
  • 2020年11月12日読売新聞高知県朝刊にて、エスポワール高知の活動に関する記事が掲載されました。親の死一人で悩まないで「8050問題」取り組む団体無料葬式相談PR進める「無料葬式相談」――。ひきこもりの期間が長期化し、親も子も高齢化する「8050問題」に取り組む団体「エスポワール高知」が、葬式という現実的な問題に向き合うのをきっかけに、支援のための相談をしてもらおうと、PR用のマグネットシート作りを進めている。自宅で親が亡くなる可能性も想定しており、関係者は「冷蔵庫など目につく場所に貼り、事前の相談はもちろん、もしものときに思い出してもらえるようにしたい」と話す。(福田友紀子) もっと見る

  • 2020年10月17日(土)14時から家族会(親の会・当事者会)をやりました。山田氏に来高して頂きまして、ちょっとしたお話などをお聞きしました。8050問題と合わせて就職氷河期世代の支援も行っていきたいとの話を聞いて、身を引き締めました。・秋の野山を散策(牧野植物園行)・クリスマス会などを予定しておりますが、日にちはまだ決まっていません。日付の決定は、来月の親の会へと持ち越しになりました。来月も、家族会をやります。2020年11月14日(土)14時からを予定しております。笑いヨガなどをDVDを見てやろうという予定になっております。初めてのご参加でもお待ちしておりますので、ご興味の有る方は遠慮なくご参加ください。 もっと見る

  • 高知新聞にエスポワール代表に関する記事が掲載されました。話題 脱・正論|高知新聞 https://www.kochinews.co.jp/article/405009/ もっと見る

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