クラウドファンディング公開から早1週間半。
これまでにご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます。
本日は「遠野が香るアロマスプレー Sense of Tono」が産まれた遠野の魅力を、写真も交えつつお伝えできたらと思います!
岩手県遠野市は、県央に位置する人口2万6000人の町です。
ことしの遠野は、地元の人でも「こんなに寒いのは十数年ぶりだ」と口を揃えるほど冷え込み、その冷気(霊気?)でマイナス20度にまでなった日もありました。関東出身のわたしには厳しすぎて、心身ともにやられております!(笑)
しかし、遠野は春から秋にかけて、目に見える風景はもちろんのこと、身の回りにいる生き物からも季節の移ろいを感じることができる自然豊かで心落ち着く町です。
東京で暮らしていたころも職場と自宅のあいだを徒歩で移動していたため、道に咲く植物から季節を感じることはありましたが、動物や虫が活発になる時期がそれぞれの生き物によってまるで違うことは、遠野に来てから知りました。
(著者近影)
そんな遠野が誇る土地の香りを、いまは遠くにいる人たちにも届けたいとの思いから生まれた今回のプロダクト、遠野が香るアロマスプレー Sense of Tono。
商品の顔となるメインビジュアルを制作するにあたって、遠野の豊かな自然を感じられる場所を背景に選び、盛岡を拠点に活動されている吉田健太郎さんに撮影をお願いしました。
選んだのは、2箇所。
まず、奥深い森を感じさせる<深 shin>の撮影地は、昼間でも霊験あらたかな空気が漂う早池峯神社。
附馬牛にある早池峯神社は、その名の通り早池峰山のふもとに位置する神社です。「はやちね」神社は宮古市と花巻市にも、早池峰山を臨む登山口近くにそれぞれ鎮座し、霊峰・早池峰山をぐるりと囲んでいます。(花巻市と宮古市は、早池峰神社)
例大祭や宵宮では、神社のなかで大出早池峯神楽の奉納があり、厳かな雰囲気のなか色鮮やかな着物を召した舞手が軽やかに舞う姿には、息を飲むばかり。遠野に足を運ぶ機会があれば、ぜひご覧ください。
そして、異界との邂逅を思わせる<閃 sen>の撮影地は、爽やかな水音が心を和ます重湍渓。
北上川の支流である猿ケ石川上流にある渓谷です。大きな花崗岩が平たく連なり、階段状になっています。春や夏には地元の人たちが魚釣りや水浴びをして遊ぶ姿も。秋は紅葉の名所としても知られています。
オンシーズンとは違うひと気のない冬だからこそ、見ることのできる景色もあります。
状況が落ち着きましたら、お気に入りの場所を探しにぜひ遠野へいらしてください。
(富川屋スタッフ 岸本麻衣)