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一杯のコーヒーから、気候変動に起因する農家の貧困問題克服に挑戦!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

インドネシアには気候変動が原因で収入源である農業に影響を受ける農家が最大で7500万人もいます。バリ島を拠点とするsu-re.coは、これら農家が気候変動環境下でも農業で収入を維持できるように様々な取り組みを行なっています。農家の現状とsu-re.coの活動を知ってもらうためのプロジェクトです!

現在の支援総額

731,500

146%

目標金額は500,000円

支援者数

92

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/10/01に募集を開始し、 92人の支援により 731,500円の資金を集め、 2020/11/29に募集を終了しました

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一杯のコーヒーから、気候変動に起因する農家の貧困問題克服に挑戦!

現在の支援総額

731,500

146%達成

終了

目標金額500,000

支援者数92

このプロジェクトは、2020/10/01に募集を開始し、 92人の支援により 731,500円の資金を集め、 2020/11/29に募集を終了しました

インドネシアには気候変動が原因で収入源である農業に影響を受ける農家が最大で7500万人もいます。バリ島を拠点とするsu-re.coは、これら農家が気候変動環境下でも農業で収入を維持できるように様々な取り組みを行なっています。農家の現状とsu-re.coの活動を知ってもらうためのプロジェクトです!

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目標金額達成!!
2020/10/12 14:30

【目標金額達成】 おかげさまで、皆様からのご支援金額が目標の50万円を突破いたしました!!これまで62名もの方々に支援を頂きました!本当にありがとうございます! ● 支援者数 62名 ● 支援金額 524,500円 皆様からのご支援、ご協力により目標よりも早くプロジェクトが成功いたしましたこと、心から感謝いたします。【ネクストゴール】 ファーストゴールの達成により、インドネシアの農家に対する気候変動スクールの開催や、バイオガスキット5個の導入の見通しが立ちました。この度さらなる挑戦として、80個のバイオガスダイジェスターの導入、農家100人を対象とした気候変動スクール実施のため、ネクストゴールを400万円に設定いたしました。 また、現在su-re.coではバイオガスキット導入による農家のCO2削減量をCO2排出権として企業に販売する、ブロックチェーン取引システムの開発を、あるヨーロッパの組織と今後取り組んでいく計画があります。ネクストゴールの支援金についてはこのカーボンオフセットプロジェクトの調査・研究の費用としても活用させて頂く予定です。 ========== su-re.coメンバーからのコメント ========== 皆様のあたたかいご支援のおかげでファーストゴールである50万円を達成できたことを大変嬉しく思います。バイオガスキットや気候変動スクールなどを農家さんへ届けることをとても楽しみにしています。皆様も是非リターンを楽しみにお待ちください。我々は次のゴールに向かってキャンペーンをさらに盛り上げていきます。皆様のより一層のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。(su-re.co 河合) 希望と期待を胸に始まったクラウドファンディング。たくさんの皆様にご支援いただき、開始から10日で目標を達成できたことを大変嬉しく思います。本当にありがとうございます。このプロジェクトを進める中で、たくさんの人と人が重なり合い、支え合い、相互作用を生むことで、新たな変化が生じているのだと強く感じています。インドネシアの農家さんの想いと日本の皆様の想いをつなげる架け橋となれますよう次のゴールに向かって邁進して参ります。引き続きよろしくお願いいたします。(su-re.co 廣) ご支援してくださった方、誠にありがとうございます。このクラウドファンディングを通じて、気候変動で苦しんでいるインドネシアの農家の方々を助けたいという同じ志を持った人がこんなにもたくさんいることを知れてとても感動しています。次のゴールは容易なものではありませんが、これまで支援してくださった皆さんの決意や思いを私たちの力に変えて、より一層頑張っていきます!引き続き温かいご支援をどうか宜しくお願いいたします。(su-re.co 山内)==============================  残り48日間となりましたが、さらに多くの農家の方々への教育プログラムの開催やクリーンエネルギーの生成キットの導入などを進めていくために、引き続きのご支援・周囲の皆様への拡散をよろしくお願いいたします!! 


 気候変動は今や途上国の貧困問題を考える上で、切り離せない問題となっています。近年では気候変動による環境の変化が農業や漁業へ被害をもたらす事例や、異常気象によって貯蓄が十分ではない貧困層の生活が脅かされる事例が増えています。 本稿から複数回に分けて気候変動問題について紹介します。===================================気候変動問題とは 気候変動問題とは、大気の状態が一定期間に大きく変化していくことに起因する自然環境の変化と、それにより人間などの生物が被る様々な問題のことを言います。 大気が変化する要因には、エルニーニョ/ラニーニャ現象や太陽エネルギーに代表される自然要因と、温室効果ガスに代表される人為的要因の二つがあります。太陽から大気が受け取ったエネルギーは大気と接する宇宙空間へ放出されることで均衡が保たれますが、近年は温室効果ガスの影響で大気からの放出が減り、大気の温度が上昇する傾向が指摘されています。気候変動が及ぼす影響 では気候変動によってどのような影響があるのでしょうか。実際に世界で起こっている事例としては、北極海の海氷の減少や、海面水位上昇、サンゴの白化現象、降雨パターンの変動 ・水害、森林火災、ハリケーン、熱波の発生頻度の増加などが挙げられます。 これらの問題に対する対策の必要性は、国際的に高まっています。1992年には、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極の目標とする「国連気候変動枠組条約」が採択され、世界は地球温暖化対策に世界全体で取り組んでいくことに合意しました。 1995年以降、同条約に加盟する国々によって気候変動枠組条約締約国会議(COP)が毎年開催されています。2015年のCOPで採択され、2016年に発効されたパリ協定では、温室効果ガスの削減目標等が定められ、196ヶ国が参加しています。 2018年には国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)から「1.5℃目標」レポートが発表されました。同レポートによると、2018年時点の世界平均気温は産業化以前と比較して約1.0℃上昇しており、このペースが続けば2030年~2050年頃には1.5℃、さらに2100年には約3~4℃上昇すると推測されています。 また同レポートでは、平均的な気温上昇が1.5℃の場合と2℃の場合によって、生態系や地球環境が受ける影響を比較しています。たったの0.5℃の違いですが、その影響は大きく異なります。 例えば1.5℃上昇した場合、日本国内での猛暑日(35℃以上の日)の年間発生回数は12日~24日ですが、2℃上昇した場合では24日から30日になると言われています。 農業や食料安全保障の観点で見ると、2℃上昇した場合、最大約4億人が影響を受けますが、1.5℃に抑えられた場合には最大3600万人まで抑えられます。 海の生態系を支えているサンゴ礁は、2℃上昇した場合、2100年には絶滅または99%が消滅する可能性があります。一方、1.5℃の上昇では90%以下に抑えることができます。影響1.5℃2℃水不足現状+約5億人が水ストレス(2000年時点で38億人)現状+約6億人が水ストレス生態系地表の7%で生態系が変化(70~90%のサンゴ礁が消滅の危機)地表の13%で生態系が変化(99%のサンゴ礁が消滅の危機)沿岸地域3100~6900万人に洪水のリスク3200~7900万人に洪水のリスク食料3200~3600万人に作物減産の影響3.3~4億人に作物減産の影響健康35~45億人に熱波の影響54~67億人に熱波の影響熱病の罹患率が上昇(IPCC 1.5℃特別報告書を参考にLiving in Peaceが作成)  このような気候変動現象を最小限に抑えるため、「1.5℃度目標」レポートでは2030年までの気温上昇を産業化以前と比較して1.5°C未満、あるいはそれ以上に抑制することを目標に掲げています。 また、その目標実現のためには「2030年の温室効果ガスの排出量を、2010年と比較して約45%削減することが必須条件である」と結論付けています。(出典)1. IPCC, 2018: IPCC1.5℃特別報告書. pg 20,26,213,247,4532. 環境省, 2018: 気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート2018 ~日本の気候変動とその影響~. pg41===================================次回は、気候変動問題の原因や被害について掲載したいと思います。


【クラウドファンディング現状報告】クラウドファンディングを開始して本日で4日目となりますが、既に目標金額の77%にあたる総額388,000円を41名の方からご支援頂いております!本当にありがとうございます!残り、112,000円。気候変動が原因で生活に苦しむインドネシアの農家さんのため、バイオガスキットの普及のため、引き続き温かいご支援をどうぞ宜しくお願いいたします!================================こんにちは。Living in Peace(以下、LIP)の大栗です。私が所属するLIPマイクロファイナンスプロジェクトでは、「途上国の貧困問題」にアプローチするために活動しています。これまで、生活者へ小口融資を行うマイクロファイナンス機関への財務支援やスタッフの技能向上に携わってきました。今回、新たにインドネシアのバリ島を拠点に活動するsu-re.coと共同でインドネシアの農家を助けるための活動にチャレンジします。su-re.coのCEO ドクター・タカマはLIP創設メンバーの一人で、私が入会した数年前から交流がありました。(と言ってもまだ対面でお会いしたことはないのですが。)ドクター・タカマが語るストーリーは、日本ではよく知られたものではないと思います。少なくとも当時の私にとってはすごく新鮮な話でした。人の生産活動によって大気中に温室効果ガスが増えると、温暖化や海面上昇などのいわゆる気候変動問題が生じます。日本でも気温の上昇だけでなく、集中豪雨や台風の大型化が顕在化していますが、インドネシアでは違う形で農家に影響が及んでいるようです。多数の島から構成されるインドネシアでは、海面上昇が農地の塩害につながりやすく、気温上昇や降雨量の変化が農作物の収穫量に影響しやすいのです。su-re.coの活動は農家が、自律的にこの問題に立ち向かえるようにするためのものです。農家が気候変動環境下でも農業を継続できるように、気候変動に強い農作物を作ることを促します。そして、それら農作物の一部を買い取り、商品として販売します。また、商品の販売で得た収益の一部を財源としてバイオガスキットの導入や導入先の農家への教育活動を実施しています。農家は教育プログラムとバイオガスキットの提供を受け、気候変動に強い農業を実践することでsu-re.coの商品生産を支える。su-re.coは商品販売事業を通じて農家を支える。この様な循環型の仕組みを作ることで持続的に活動を続けることができます。私たちLIPは日本に根ざしたNPOとしてsu-re.coの活動周知や商品販売を担いたいと考えています。日本の皆さんがこの活動に共感し、su-re.coの商品を手に取っていただける機会が増れば、それはインドネシアの農家の支援につながります。今回のクラウドファンディングはsu-re.coとLIPが日本で行う活動の試金石です。7500万人と言われるインドネシアの農業従事者のために、皆さんに一杯のコーヒーをお届けします。