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荒廃した奥地人工林を『低コストで管理できる森林』へ!

日本の林業は衰退に歯止めがかからず、里山奥地の人工林は管理がままならぬ事態へと陥っています。私たちは人工林に隣接する天然林から広葉樹の侵入を誘導し、放棄された奥地の人工林を効率よく天然林へと戻すことで、多面的機能が高く、「低コストで管理できる森づくり技術」の開発と普及を目指します。

現在の支援総額

1,560,000

173%

目標金額は900,000円

支援者数

145

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/10/20に募集を開始し、 145人の支援により 1,560,000円の資金を集め、 2020/11/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,560,000

173%達成

終了

目標金額900,000

支援者数145

このプロジェクトは、2020/10/20に募集を開始し、 145人の支援により 1,560,000円の資金を集め、 2020/11/30に募集を終了しました

日本の林業は衰退に歯止めがかからず、里山奥地の人工林は管理がままならぬ事態へと陥っています。私たちは人工林に隣接する天然林から広葉樹の侵入を誘導し、放棄された奥地の人工林を効率よく天然林へと戻すことで、多面的機能が高く、「低コストで管理できる森づくり技術」の開発と普及を目指します。

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2020/11/22 23:48
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早いものでクラウドファンディングの残りも1週間となりました。本日は平井に詳しい方と散策に行ってきました。集落にまつわる色々な話が聞けた他、知らなければとてもたどり着けないような炭窯の跡を案内して頂けました。その内容を少しご紹介したいと思います。

谷を散策

小さな滝

普段は研究林の中しか歩かないので、平井に住んでいてもどんな所があるのかほとんど知りません。地元の方に連れて行ってもらえる今日のような機会がなければ、知らないままな所も多いと思います。その意味で今日の散策はとても面白く感じました。大きな岩と滝

集落を流れる平井川の支流を登っていきます。途中、存在を全く知らなかった滝が次々と現れます。特に上の写真の滝は、スケールが大きく迫力がありました。写真ではうまく伝わらないのですが、中央に写っている岩は僕の身長の5倍ぐらいあったので、10m近い大きさです。まさに隠れた観光スポットのようでした。

炭窯跡

また、滝や岩だけでなく所々に人の痕跡が見られました。沢沿いの僅かな平地なので大規模な集落跡ではありません。山村の重要な産業の一つであった製炭業に欠かせない炭窯の跡です。

平井で一番最後まで利用されていたという炭窯の跡

中には天井が崩れずに原型を留めている窯もありました。案内してくださった方が言うには、平井で最後まで利用されていた窯らしいです。かつては山村経済を支えていた製炭業ですが、現在ではほとんど見ることがありません。原因は単純で燃料資源が木炭から石油に移ったためです。

天井が落ちてしまった窯

炭作りは非常に過酷な労働だったため、全国各地で過酷さを表す逸話が残されています。東京都檜原村では親が山に篭って炭作りをしている間に、子どもが成長して親の顔を忘れてしまったなんて話が残されていました。また、古座川町内の樫山という集落の小学校に赴任した教師が書いた、「炭焼きと魚」という小説の中でも、当時の話がかなり詳細に載っているので、興味のある方は是非読んでみて下さい。また、今住んでいる家の裏のおばあちゃんは若いころ完成した木炭を運ぶ仕事を手伝っていたそうで、「とても重かった…」と当時の話を聞いたことがあります。

落ちていた炭焼きの道具

今日は少し短いですが、次回もう少し詳しく続きを書きたいと思います。

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