2020/10/22 00:45
劇中で使用する小道具をリターンにしています。
その1は、娼婦・歌扇(かせん)の扇子。劇中では上海の高級娼館「春楼夢」にも疫病が迫り、娼婦たちは血清を受けます。しかし歌扇だけはそれを拒みます。なぜなら、娼婦の中でたった一人だけ「神」を信じているから。神ならこの疫病を祓ってくれると。
ある夜、歌扇は春楼夢の大広間で歌います。疫病に犯され死に直面した彼女の歌声は哀れさと気高さを帯びていきます。そんな彼女を歌で支えようとする少女・娼婦が……
このシーンで、歌扇は使っている小道具の「扇子」ですが、「紅蘭」役で出演している、イラストレーター・せんのさくらが、ひとつひとつ、手書きした逸品です!