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こんにちは、shiro ni sekaiの鎌田です!毎日新聞に掲載していただきましたので、是非ともこちらのURLから読んでいただけると嬉しいです!https://mainichi.jp/.../arti.../20210215/pol/00m/010/008000c発言に勇気が入ることで、今まで公に発信することを避けてしまっていましたが、SDGsやエシカルファッションへのアプローチには、数多くの選択肢があると考えています。shiro ni sekaiがお洋服に「想い出」を織り込むことも、その数ある中のアプローチの1つでありたい。地球環境や労働環境について深刻な構造的課題を抱えるファッション業界。"エシカル"なブランドが注目される中で、「shiro ni sekaiはsustainableなお洋服創りをしている」と言えるのか?私がこの記事を書くにあたって引用した記事では、ファッション産業による環境負荷とリサイクルの裏側にある課題を指摘しています。そこでは普遍的価値を持つお洋服の生産と「捨てない」という道の可能性について書かれていますが、私はこの記事の中のある言葉に背中を押されました。「最新のテクノロジーや機械を使わなくても、解決できることがある。それは手間をかけるということだったりする。」shiro ni sekaiのお洋服は、手間も時間もかかります。ヒアリングや想い出タグ、お裾分けシステムなど…まだまだ手探り状態ということもありますが、1人1人その人にとって大切にしたいお洋服を創るために、とっても時間がかかってしまいます。それでも「想い出」をお洋服に織り込むことで、そのお洋服に特別な価値を持たせることができる。1人1人の大切な記憶や感情をお洋服に詰め込むことで、そのお洋服が特別なものになり、少しでも長く使えるように大切に扱ってもらえるかもしれない。飽きたから、流行りが終わったからと捨ててしまうより、お手入れや修理をしてでも大切に長く使いたいと思えるお洋服をつくること。それもsustainableなお洋服創りだと考えています。私はこの手間が秘めている可能性、「想い出」が生み出す価値を信じたい。今回の掲載では、この可能性を再確認することができました!