長きに渡り、ちくわを応援していただいておりました皆様にご報告させていただきます。
11月10日18:03頃
ちくわが永眠いたしました。
私が17時半ごろ帰宅し、お薬の準備などをしているとひょっこり酸素室から出てきてとても機嫌よさそうに水を飲みに行きかえってきたところ発作が起きました。
呼吸が今までで見たことないぐらいに荒くなり体が痙攣し始めました。
急いで酸素マスクを着け必死に声をかけ続けましたが少しして心臓が止まったのがわかりました。
娘と二人で必死に名前を呼びながらさすったりゆすったりしているとすぐに心臓が再び動きはじめ息を吹き返しました。そしてそこからは必死に呼吸をし酸素を取り込みながら静かに虹の橋に旅立ちました。
今まで何匹か猫を実家でも飼っていましたが、ちくわとすだちは私にとって娘のような存在でした。
はじめ、FIPではないかと言われたときいろいろ調べてMUTIANという希望の光があることを知り借金をしてでも購入し何とかして助けてあげられるのなら何でもしようと心に決めていました。
しかしMUTIAN購入後すぐにFIPではなく白血病ウイルス感染症であることをつげられ、治療法はなく数日持てばいい方だと言われ絶望しました。
でも、その病院の帰りに娘がもっとちくわといたいと泣いている姿を見てあきらめちゃだめだと強く思いました。
その日から必死に金策をし、ありとあらゆることを試していきとても体調がよくなり先生もまさかここまで持つとは思ってなかったというほどでした。
それからの一か月ちょっと、ちくわは本当に頑張って生きようとしてくれました。
奇跡を信じて頑張っていたのですが、もうすでに奇跡は起きていたのかもしれません。
数日しか持たないと言われていたのにご飯もたくさん食べ、寝るときは目一杯甘えてくれて。
思い返せばつらい治療を本当に頑張ってくれていたなと…
最後の一週間はみるみる痩せていき、リンパ腫のサイズも大きくなってしまい口を開けて呼吸をし、息苦しさのせいで横になることもできず座ったままで必死に息をしながら眠ったりしていました。
必死に生きようと頑張ってくれていました。
1年3か月という短い猫生でしたが、私は幸せな時間を家族で過ごせていたと思っています。
ちくわが旅立ってからすぐはちょっとしたことで思い出してしまいすぐに泣いてしまっていました。
したくもない投薬や強制給仕をしていてつらい思いをさせたのではとかいろいろ考えました。
でも、ちくわが旅立ったことをご報告したツイートに自分でも驚くほどのいいね、そしてリプにこんなにもちくわは愛されていたのだなと感動しました。
そしてリプ欄を読み本当に心が救われました。
本当に本当にありがとうございました
ちくわは虹の橋に旅立ってしまいましたが、治療費とMUTIAN購入時の借金は残っています。
はじめはクラファンの途中終了を運営に申し出るつもりだったのですが、たくさんの方から続けてほしいとお声がけを頂きました。
そして、直接のご支援もしましたと今も数件ご連絡を頂きました。
忙しく銀行に行けておらず、確認でき次第ご報告させていただくつもりです。
MUTIAN購入費用40万+治療費、漢方、酸素室などの未払い分などを合計すると50万以上はこれから必要になります。
これからも仕事を増やし頑張っていくつもりではありますが、もしお助けいただける方がいらっしゃいましたらご支援よろしくお願いいたします。
本当は、FIPなどで今も闘病中の猫ちゃんなどを優先して助けてあげてほしいのですが…
そして今まで、そしてちくわが旅立った後にご支援、そして拡散などのご協力を頂いておりました方々へお礼申し上げます。
本当に本当にありがとうございました。
今後、ちくわの生きた証を動画にしてYouTubeにてアップする予定でいます。
そして、ちくわの様子を皆様に見ていただいていたように今度はすだちのライブ配信も検討しています。
これからも私たち家族を見守っていただければと思っております。
簡潔にはなりましたが、ご報告、そしてお礼の言葉とさせていただきます。
ほんとうにありがとうございました。