先日、クラウドファンディング第一の目標に続き、ネクストゴールとして設定した第二の目標金額も達成できました。皆さまの暖かい応援、本当にありがとうございます!
クラウドファンディング終了まで、残すところ2週間を切りました。11月30日の終了の時まで、学生たちが自分の生き方を安心して模索できる環境をさらに充実させていくため、150万円を目標にさらなるネクストゴール(サードゴール)に挑戦したいと思います。
学びの場には、学生たちがどのように生きていきたいかをその不安や悩みも含めて、スタッフと相談するための小部屋が不可欠です。複数の講座を同時に開く時にも必要な小部屋です。手作りで小部屋スペースを作成しましたが、現在はまだ扉が付けられておらず音漏れが起きています。相談の時には音楽を小さめに流すなどの工夫でしのいでいます。
サードゴールが達成できれば、学生たちが安心して個人相談や講座をできるように小部屋に扉を付けられます。他にもベニヤのままの壁を塗装する等整備を進めます。
不登校・ひきこもりを経験し苦しむ若者たちが、安心して自分として「生きる」「働く」を模索する学びの場設立に、どうぞ最後の瞬間まで、皆さまのご注目・応援をよろしくお願いいたします。
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はじめまして。朝倉景樹と申します。
私は、フリースクール/オルタナティブ大学を運営するNPOで約30年間スタッフとして、不登校やひきこもりの子ども・若者が自分の人生をつくることに寄り添う活動をしてきました。
しかし、18歳以上の若者たちが自分の人生を拓いていく学びの場が社会にほとんどないのです。
今、そうした学びの場がより求められており、社会的な役割もより増えていくのではないかと私は強く感じています。
そこで私は、30年近く勤めてきたNPOを退職し、新しい学びの形を探求するチャレンジをすることにしました。
私が不登校や引きこもりを経験する子ども・若者たちに出会ったのは、1991年、草創期のフリースクールに参加してからです。当時、不登校は「登校拒否」と呼ばれ、日本社会では、否定的に捉えられていた時代でした。
草創期のフリースクールで講師兼ボランティアを経て、スタッフとして、子どもたちの声に耳を傾け、子どもたちが関心を見つけダイナミックに展開する活動を共にし、子ども中心の学びをつくる経験を積み重ねました。家族に理解されたいけれどされない辛さから家に帰りたくないと言う子とフリースクールに泊まったこともあれば、1か月かけてユーラシア大陸を列車で旅する企画を実現したこともありました。
私が見たフリースクールは、子どもたちが誰かにやらされるのでなく自ら自分のすることを決め、自分たちの在り方を話し合い、どんな生き方をするか模索しようとする、子どもたちのエネルギーに満ちていました。
しかし、そんなフリースクールにも課題が。
当時の規定では、18歳になった子どもたちは自分たちで話し合って退会しなければいけませんでした。
ところが、当時私たちの周囲には、自分たちのロールモデルになるような年長の若者たちの姿を参考にしながら生き方を探求できる場所がなかったのです。
そこで私は1999年、仲間のスタッフに助けられながら、フリースクール等で出会った18歳以上の若者たちと、生き方を探求できる場所としてのオルタナティブ大学を始めました。
そうして今まで足掛け22年、若者たちが人と交わりながら、悩み学び、生き方を試行錯誤できる学びの場を若者たちとつくってきました。
今日本において、義務教育年齢の不登校の子どもは約16万います。
近年は、普通教育機会確保法ができ、不登校の子どもたちへの理解や社会の支えは少しずつ充実してきています。
一方、15歳以上の人々で学校や職場に通わず家を中心に暮らしている、いわゆる「ひきこもり」の人は、政府の統計でも115万人以上おり、不登校の人数をはるかに上回ります。
そうした若者たちへの社会的な理解は十分でなく、「弱い」「甘えている」「事件を起こす予備軍」という眼差しに日々晒されています。社会の支援も、ほとんど就労支援に留まっています。
彼らは働かないで養ってもらいたいのではなく、自分で働きたいけれど、それが今のままではできないのです。
そこには社会からの否定的眼差しを浴び、得てしまった「自分はダメだ」というような〈自己否定感〉が大きく関わっています。
学校に行くのが当たり前と子ども本人も周りも当然視している日本社会では、不登校は自分に対する否定感につながります。
そして、働くのが当然という年齢の人たちには「働くのが当然」「働けなかったら生きていけない」という壮絶な重圧がのしかかっています。
2019年に学生たちと一緒に行ったネットアンケート調査「不登校の苦しさ調査」では、10代~50代の不登校経験者約300人から回答を得ました。
うち91%の人が、何らかの「自分に対する否定的な感覚・恐さを抱いたことがある」と答えています。
少なからぬ若者たちがこうした自己否定感を抱え苦しみながら生きています。
自己否定感に苦しんでいる人に、ただ「働きなさい、訓練を受けなさい」と迫る現在主流の就労支援策は、有効なアプローチではありません。
そうした若者たちが求めているのは、他人からのお仕着せの支援ではなく、どのように働き・生きていきたいかを試行錯誤できる「時間」と、安心してそれができる「人間関係」「環境」なのです。
そこで私は、その環境を実現するため、これまで足掛け22年スタッフをしていたオルタナティブ大学の学生たちと共に、新しいNPO(オルタナティブ大学)を設立することにしました。
その大学の名前は「TDU(Tekisen Democratic University)- 雫穿大学」。
学生たちと話し合い、雫が穴を穿つという意味の名前にしました。
このTDUでは、前身とも言えるオルタナティブ大学の経験・哲学を継承しつつ、さまざまな学び/プロジェクトを行っていきます。
TDUには、あらかじめ決められ、ソフトに強制されるカリキュラムはありません。自分が長きにわたって夢中になれるような特別な関心を見つけるには、自分で触れて確認していくしかありません。
全ての講座・学びのプロジェクトは学びたい人の関心から始まって、学生たちが創っています。
たとえば映像プロジェクトでは、フィクション、ドキュメンタリー、アニメーション、ミュージッククリップなど、つくりたい映像を仲間と一緒につくっています。必要に応じて、映画監督、アニメーション作家に教えて頂いたり、時にはフィルムカメラで撮影、写真の引き延ばしを暗室で行ったりもします。
毎夏、国内外から映像作品を公募して上映とトークを行う国際映画祭を開催しています。
デザイン講座では、平面構成や色彩構成など主にグラフィックデザインの基礎理論をワークショップで実際に手を動かしながら体験的に身に着けています。OB・OGのデザイナーやベテランデザイナーのアドバイスを受けながら、デザイン名刺、グリーティングカード、カレンダーなどを制作しています。
WEB講座。HTML、CSS、PHPなど、webサイト制作の技術を、一から丁寧に、OBのプロなどからマンツーマンに近い環境で自分のペースで学べます。他団体のHP制作の仕事でお金を得ている学生もいます。
演劇プロジェクトは、自分たちのスタイルの演劇表現をしたい、という思いから始まったプロジェクトです。古典からオリジナルまで、その時の自分たちにとっての旬の題材を年一回外部向けの公演で表現しています。最終日にはプロの演劇人とトークセッションを行ったり、そのあとパーティーで来場者と交流したりしています。
自分で自分をダメと否定しているのはとても苦しく、エネルギーも出ません。そんな自己否定から自分を解放していくのが、「生き方創造」講座やさらにそれを深める当事者研究です。
「生き方創造」講座では、同じような経験や思いを持つ人同士が集まる場で、自分の否定感が生じたと思われるような経験を語り、言葉を交わします。「この部分こそ人から悪く思われるところだ」と思うところを自ら語り、その場の人から受け入れられることで、否定感から解放されることは少なくありません。当事者研究は一年をかけ、自分を縛っている否定感などのテーマをじっくり言語化し、論文にまとめ、研究イベントで発表しています。
TDUでは「自分として働く/生きる」ことを実践的に取り組んでいくこともできます。
働くという感覚が得られるだけなく、自分に合った働き方を模索できたり、さらに、自分が働いていきたい分野で仕事上の知り合いができていくということでもあります。知り合った会社やNPOから声がかかって就職につながることもあれば、個人事業主として働くようになってからの仕事のパートナーになることもあります。
例えば、映像制作に関心がある学生なら、映像制作のADをしたり、ケーブルテレビの番組を請け負って製作をしたり、デザインの場合は、他団体のチラシやポスターのデザインを受注したり、オリジナルカレンダーの製作と販売を行ったりしています。他にも、東北のフリースクールのホームページ制作や、冊子・書籍の編集・レイアウトを受注したりしています。
そしてこの度、「協同労働」の考え方で働く人みんなが「自分として」働ける場をつくってきた団体「ワーカーズコープ」との有機的連携をするために、一つの建物を借り、同居を始めました。
この連携で、「自分から始まる生き方」がより実現しやすくなります。単なる就労先ではなく、「自分として学ぶ・働く・生きる」多様な生き方が模索しやすくなり、新しい生き方をつくっていけるとわくわくしています。
「TDU - 雫穿大学」が入居したビルは築年数を考えるととてもきれいで居心地の良いものです。
ですが、私たちの活動に必要なものは揃っていません。
例えば、少人数の講座や個人相談に不可欠な小部屋、全国から集まっている学生が、食事をできる食堂コーナーも欠かせません。たくさん集まっている本を読みやすく配架する書棚も必要です。
このたびスタートするクラウドファンディングで集まったお金は、こういった学生の学びの環境を整える費用にあてたいと考えています。
私たち「TDU - 雫穿大学」の設立にあたって、応援メッセージをいただきました!
本クラウドファンディングでは、80万円の資金調達を第一目標にしています。
現在は、皆さまの応援で第一目標を達成し、ネクストゴールとして、130万円を目指しています!
ご支援いただいた資金は、TDUで自分の学び・働き方・生き方を模索したいと望む全ての学生が、安心して大学に居られ、存分に学べるような設備を整えるために使用します。
【主な用途】
・少人数講座や学生との個人面談を行うための小部屋の仕切り工事費
・学びに不可欠な大量の書籍を納めるための書棚の整備費の一部
・本を見えるように収納できる書架の整備費の一部
・経済的に余裕のない学生たちでも学内で食事を賄うことで必要な時間を大学での学びができるようにするための台所工事費の一部...など
●8月中旬 新NPO設立のための手続き開始
●8月28日 TDUのキャンパスとなるビルへ学生総出で荷物を運びこみ、引越し
●9月上旬 内装等の工事、引越し後の片付け
●10月1日 クラウドファンディング開始
●10月初旬 ワーカーズコープとともに開所式
●11月末 クラウドファンディング終了
●12月 TDUの設備を整える
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターンには、学生たちが自分の関心から深めていった学びの製作物を中心に設定しました。
【3,000円】
●心をこめたお礼のメッセージ
【5,000円】
●オンラインシンポジウム「自分から始まる学びで生き方を創る(仮)」ご招待券・お1人分
(2020年12月頃開催/文化人類学者でゲイアクティビスト砂川秀樹さんによる講演+砂川秀樹さんとTDU学生と朝倉景樹による「社会の中で少数者として生き行く」をテーマにしたシンポジウム)
●心をこめたお礼の手紙
【10,000円】
◆学生たちの当事者研究論文集(朝倉景樹のリプライ論文も収録)・1部
◆学生デザインのオリジナルカレンダー2021・1部
◆オンラインシンポジウム「自分から始まる学びで生き方を創る(仮)」ご招待券・お1人分(2020年12月頃開催/文化人類学者でゲイアクティビスト砂川秀樹さんによる講演+砂川秀樹さんとTDU学生と朝倉景樹による「社会の中で少数者として生き行く」をテーマにしたシンポジウム)
◆心をこめたお礼のメッセージ
【30,000円】
◆オリジナルデザイン名刺・50枚(ご支援者さまのお名前入り)
◆学生デザインのオリジナルカレンダー2021・1部
◆学生たちの当事者研究論文集(朝倉景樹のリプライ論文も収録)・1部
◆オンラインシンポジウム「自分から始まる学びで生き方を創る(仮)」ご招待券・お1人分
(2020年12月頃開催/文化人類学者でゲイアクティビスト砂川秀樹さんによる講演+砂川秀樹さんとTDU学生と朝倉景樹による「社会の中で少数者として生き行く」をテーマにしたシンポジウム)
◆心をこめたお礼のメッセージ
【50,000円】
◆TDUオリジナルトートバッグ・1つ
◆TDU公開イベントの自由参加券(例:当事者研究イベント、映画祭など/有効期間:2021年4月~2022年3月)・お1人分
◆オリジナルデザイン名刺・50枚(ご支援者さまのお名前入り)
◆学生デザインのオリジナルカレンダー2021・1部
◆学生たちの当事者研究論文集(朝倉景樹のリプライ論文も収録)・1部
◆オンラインシンポジウム「自分から始まる学びで生き方を創る(仮)」ご招待券・お1人分
(2020年12月頃開催/文化人類学者でゲイアクティビスト砂川秀樹さんによる講演+砂川秀樹さんとTDU学生と朝倉景樹による「社会の中で少数者として生き行く」をテーマにしたシンポジウム)
◆心をこめたお礼のメッセージ
【100,000円】
◆朝倉景樹の特別出張講演(交通費別途・有効期間:2021年4月~2022年3月)・1回分
◆TDUオリジナルトートバッグ・1つ
◆TDU公開イベントの自由参加券(例:当事者研究イベント、映画祭など/有効期間:2021年4月~2022年3月)・お1人分
◆オリジナルデザイン名刺・50枚(ご支援者さまのお名前入り)
◆学生デザインのオリジナルカレンダー2021・1部
◆学生たちの当事者研究論文集(朝倉景樹のリプライ論文も収録)・1部
◆オンラインシンポジウム「自分から始まる学びで生き方を創る(仮)」ご招待券・お1人分(2020年12月頃開催/文化人類学者でゲイアクティビスト砂川秀樹さんによる講演+砂川秀樹さんとTDU学生と朝倉景樹による「社会の中で少数者として生き行く」をテーマにしたシンポジウム)
◆心をこめたお礼のメッセージ
今、少なくない若者たちが、他ならぬ自分自身を「最低で」「許せない」「どうしよもないクズ」と思ってしまうような〈自己否定感〉は、非常に根深い問題です。
一見多様性が重視されるように見えながら、一方で自己責任がより問われる現代においてはなおのこと、若者たちの息苦しさは増しているように感じます。
そうした若者たちにとって大事なのは、自分の関心に基づいて学び、苦しさも含めた自分と向き合い、自分とはどのような人間であるのか、どのように働き・生きていきたいかを試行錯誤できる場であり、そうした場が継続し、より発展していくことだと感じます。
私はこの「TDU - 雫穿大学」で、若者たちの学び、その先の働くこと、生きることをサポートし続けていきます。
望む人全てが「自分であること」を諦めないこと。
関心のあることを存分に学ぶこと。
自分にあった働き方・生き方を創ること。
それを実現する日本で唯一のオルタナティブ大学の設立へ、どうか応援をお願いいたします!
最新の活動報告
もっと見るたくさんのご支援、本当にありがとうございました!
2020/12/01 18:15こんにちは。TDU・雫穿大学代表の朝倉景樹です。本クラウドファンディング「若者が自分として「生きる」「働く」を模索できる「学びの場」をつくりたい!」は、2020年10月1日に開始し、昨日11月30日23:59をもって終了いたしました。開始から短期間のうちに当初の目標額80万円を達成させていただき、最終的にはサードゴールまで達成する形で、126名の方から、1,560,469円ものご支援をいただきました。このクラウドファンディングを始めた当初は、これほど多くの方から、たくさんのご支援をいただけるとは、私も、一緒にクラウドを進めてくれた学生たちも予想しておりませんでした。新型コロナウイルスの勢いが増し、多くの方が苦しい状況に置かれている中で、このようにご支援をお願いし、たくさんの方から応えていただいたことは、申し訳なさと嬉しさを感じ、感謝してもしきれない思いです。独立の資金を寄せてくださった方、情報の拡散なども含め様々な形で応援・ご協力くださった方、暖かい応援の思い・言葉を届けてくださった方、心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。社会の主流の枠組みに合わせることがつらいと感じた時、自分であることを諦めずに「生きること」「働くこと」を模索できる学びの場があることは、不登校・ひきこもりを経験した人々はもちろんのこと、どんな人にとっても非常に大事なことであると思います。今回のクラウドファンディングでいただいた皆様からののご支援、賛同、応援、助言をその重みとともにしかと受けとめ、新しい学びの場「TDU・雫穿大学」を充実させ、発展させて参ります。そして、ご支援いただいた皆へのリターンについては順次ご案内・発送をさせていただきますので、今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。また、本クラウドファンディングの期間には間に合わなかったけれども、ご支援のお気持ちを持ってくださったという方には、近日中にTDU・雫穿大学への恒常的なご寄付の窓口もご用意する予定にしております。詳細については、TDU・雫穿大学のホームページやTwitter、Facebookページにて発信いたしますので、よろしければそちらもご覧ください。ご質問やお問合せは、本クラウドファンディングページにある「メッセージで質問や意見を送る」からお送りいただくか、crowdkagekitdu2020@gmail.comまでお送りください。これからもぜひ私たちTDU・雫穿大学と繋がり続けてくだされば幸いです。この度は誠にありがとうございました。2020年12月1日 TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹 もっと見る
リターン紹介:砂川秀樹さん講師の特別オンラインシンポジウム
2020/11/30 08:00おはようございます! クラウドファンディング学生サポートチームです!ついに本日がクラウドファンディング最終日!今日は、リターンに設定している特別オンラインシンポジウム「自分から始まる学びで生き方を創る(仮題)」にゲストとしてご登壇いただく砂川秀樹さんのご紹介と、私たちTDU・てきせん大学とがこれまでご一緒した企画の紹介をします!砂川秀樹さんは文化人類学者であり、同時にゲイ・アクティビストとしても長年活躍されています。1990年からHIV/AIDSに関する研究や活動をされ、2000年代には「東京レズビアン&ゲイパレード」(後の東京プライドパレード)を実行委員長として開催し、2013年~2016年にかけては、沖縄で初のプライドイベントとなる「ピンクドット沖縄」を共同代表として開催されました。現在はLGBTQに関するテーマを中心に講演や執筆活動を続けていらっしゃいます。(「砂川秀樹の公式サイト~GRADi~」https://www.gradi.jp/)『新宿二丁目の文化人類学』太郎次郎社エディタス 2015年、『カミングアウト』朝日新聞出版社 2018年、共編著に『カミングアウト・レターズ』太郎次郎社エディタス 2007年などの著作も発表されています。私たちTDU・てきせん大学の学生たちとの出会いは、前身のオルタナティブ大学時代の2008年に砂川秀樹さんを講師にお迎えしての公開講座を開催したことがきっかけでした。この公開講座では、セクシャル・マイノリティがこの社会で生きていく時の葛藤や難しさ、多様な性の在り方などについてご自身の体験も交えて話してくださいました。その公開講座で学生たちは、砂川秀樹さんの活動やお話に共感と感動と刺激を受け、なによりそのお人柄にも惹かれて、私たちにとって重要な節目となる時に講演をお願いしたり、大学の企画等にお呼びしたりしています。しかも、嬉しすぎることに、砂川秀樹さんも私たちTDU・てきせん大学での「自分から始まって、生き方を創る」学びの理念に賛同し、学生たちのことも気に入ってくださり、これまで関係を持ち続けてくださいました。イベントや講座等の学びにご協力くださるだけでなく、大学や学生たちに深い愛情をもって、常に応援をしてくださっています。2008年以降も、旧オルタナティブ大学の周年イベントでも講演をしてくださったり、ご自身の渾身の著作である『新宿二丁目の文化人類学』の出版に際し、その出版記念パーティを私たちの大学の場で開いてくださったり、前身のオルタティブ大学も共催で『カミングアウト・レターズ』の朗読会を開催したり、様々な機会でご一緒させていただいています。そして今回、新しいオルタナティブ大学の設立というとても大きな節目にあって、設立のためのクラウドファンディングにも多大なるご協力をいただきました。リターンの一つとして企画した特別オンラインシンポジウム「自分から始まる学びで生き方を創る(仮題)」(2020年12月開催予定)でも、ゲストとしてご登壇いただきます。シンポジウムへのご招待券付きコースをご支援くださった方は、どうぞご期待ください!そして砂川秀樹さんがゲストをされるイベントに関心のある方は、ぜひこの機会にご支援をご検討ください!(※5000円以上のコースをご支援いただいた方に招待券をお送りいたします)* * * * *不登校・ひきこもりを経験した人たちが「自分として」生きられる働き方・生き方を模索できる学びの場を創るためのクラウドファンディング、終了2日前にしてついにサードゴールを達成しました!本当にありがとうございます!最後の最後の目標として支援者数125人を目指し、終了する瞬間まで、応援してくださる皆さんと共に走り抜けます!よろしくお願いいたします! もっと見る
本日最終日!「自分を諦めない」生き方・働き方を模索できる社会へ!
2020/11/30 07:00不登校・ひきこもりを経験した若者たちが、「自分として在れる」働き方・生き方を学んで模索できる学びの場設立のためのクラウドファンディング。皆さまの応援により、サードゴール150万円まで達成できました!ついに最終日を迎えました。最後の目標・支援者数125人に向け、本日23:59まで、応援してくださる皆さまと走り抜けます!よろしくお願いします。 もっと見る
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