
こんにちは。増田です。
活動報告です。
プロジェクトをスタートして早くも3週間目、残り日数は36日となりました。
クラファンを進める中、asme.はプレオープンも行っており、リアルにコーヒースタンドとしての活動もしております。
そこで、今回は「バリスタとして。」というテーマで、僕がバリスタとしてどうありたいのかをお話ししようと思います。
僕が思うバリスタとしての使命は「コーヒーを最高の形でお客様へお届けすること」です。
これは、ただおいしいコーヒーを出すというだけでなく、コーヒーの楽しみ方を提案することや、コーヒーの生産者、ロースターをリスペクトしてコーヒーの魅力をどう伝えていくか、ということにも繋がります。
バリスタはお客様と直接接することができるからこそ、お客様のライフスタイルそのものを彩ってあげることができると思います。
正直、コーヒーに限らず、素敵なライフスタイルを確立することは可能です。
紅茶や料理、お酒などいわゆる「趣味」はライフスタイルを彩ってくれます。
コーヒーもライフスタイルを彩る方法の一つです。
そう考えると、バリスタの最終的な使命は「お客様がどれだけ心地よく過ごしてもらえるか」というところに行き着くのかもしれません。
プレオープンではいろんなお客様がお見えになります。
ファミリーからカップル、親子、一人で、仕事前、仕事の合間になど、とても幅広い層の方が来られます。
ただ、そこには一貫した共通点があります。
その共通点とは、「全員が選択している」ということです。
ハンドドリップのメニューでは4種類の豆を置いてあります。
ブレンドとシングルオリジン3種です。
オーダーを受ける前にお客様に選んでもらうわけですが、「とりあえずブレンドで」とかではなく、「どれがどんな味わいで」、「どんなコーヒーが好みで」、という僕とコミュニケーションをとった上で真剣に選んでくださります。
このことは僕としてはこれ以上ないくらい嬉しいことです。
プロジェクトのテーマの一つに「人と人を繋ぐ」とありますが、このテーマの実現が垣間見えたと思いました。
一杯のコーヒーをオーダーするだけのことでコミュケーションが生まれ、実際に飲んでもらった感想をいただき、次はどんなコーヒーを飲んでみたいか、そんなコミュニケーションがリアルに実現しています。
asme.では一杯ずつハンドドリップしていますし、オーダーの際にもコミュニケーションが発生するので、たった一杯のコーヒーが出てくるまでに結構な時間がかかります。
しかし、この”少しだけ”長い時間はライフスタイルの中でかなり有意義な時間だと思います。
多くの大手飲食チェーン店ではかなりのスピードで自動化が進んでおり、コミュケーションは生まれづらく、人の動きも機械的なものになっていっていると感じます。
だからこそ、人と人とのコミュケーションには大きな価値が生まれますし、失われてはいけないものです。
そんな中、コーヒーを飲む時間を作るという選択をして、自分好みのコーヒーを選択するというのは素敵なことだと思いませんか?
実際にプレオープンに訪れるお客様は本当に輝いて見えます。
自分自身で選択肢を持って、自分なりのライフスタイルを持っているからこそです。
僕はバリスタとして、そのような素敵なお客様に対して、120%のレスポンスをしなければいけないと思いました。
コーヒーの味わいだけでなく、お客様がどれだけ心地よい時間を過ごせるか、それを考えていく必要があります。
asme.が皆さんにとって特別な場所になるように、皆さんと一緒に場所づくりをしていきたいです。
プロジェクトは残り1ヶ月と少しです。
まだまだ目標までは遠いですが一緒に盛り上げていければ幸いです。
今後ともよろしくお願い致します。