はじめに・ご挨拶
はじめまして、山形県朝日町にある果樹農家の「幸作りんご園」といいます。
当園は祖父の代から数えて私で三代目で、りんごの他にはさくらんぼなども栽培しています。
ここ朝日町は山形県の真ん中あたりに位置し、町内を流れる最上川と山々に囲まれた小さな町です。
町の特産品であるりんごは、現在では当たり前になっている袋掛けをしない栽培方法である「無袋ふじ(サンふじ)」を全国に先駆けて開発したことでも知られています。
当園では早採りをせず、完熟するギリギリまで樹に成らせる「樹上完熟」ということを心がけています。
プロダクトのご紹介
今回のプロジェクトは、「スマートフレッシュ」という鮮度保持剤を使って、りんごの旬である秋(11月~12月)以外のオフシーズン(春先から初夏)でも美味しいりんごを食べられるようにするものです。
こだわり・特徴
秋に収穫したりんごは徐々に劣化・腐敗していきます。それはりんごから生成されるエチレンの働きによるものです。
このエチレンの働き(悪影響)を抑制するのが「スマートフレッシュ処理」になります。
密閉された庫内で燻蒸(くんじょう)処理することで有効成分1-MCP(メチルシクロプロペン)がりんごのエチレン受容体と結合し呼吸と成熟スピードを遅らせます。
そうすることで通常よりも長期間にわたってりんごの「風味・硬さ・見た目」を維持することができます。
スマートフレッシュの安全性は環境に無害なことが確認されており、果実の内部にも表面にも残留物は残りません。これまでに40か国以上において安全性と残留物の調査が行われ承認を得ており、日本でも2010年に認可された安全な技術です。
プロダクト誕生までのお話
当園では収穫したりんごを自社ホームページやショッピングサイト、または直売所などで販売しています。そこで売り切れない分については市場に出荷したりしています。
つまり収穫したりんごのほぼ全てが旬である秋のうちにお客様の手に渡ることになっています。
一番美味しい時に食べていただくのがベストなのですが、最近はオフシーズンである時期にも同じように美味しいりんごを食べたいというお声を多くいただくようになりました。
そこで秋に収穫するりんごの一部をスマートフレッシュ処理して、オフシーズンにお届けできるようにするのがこのプロジェクトです。
リターンのご紹介
①りんご
②りんご+収穫体験
資金の使い道
・「スマートフレッシュ」処理に関する費用
・りんごの発送に関する費用
Q&A
Q1.りんごはいつ送ってもらえますか?
A.11月1日以降11/10頃までに順次発送させていただきます。
Q2.「スマートフレッシュ」処理をしたりんごは買えますか?
A.2021年2月頃から販売開始予定です。ホームページやSNSで情報を発信しますのでご注目く
ださい。
【プロジェクトについて】
このプロジェクトは「All in 方式」で行われ、必ず実行されます。
最新の活動報告
もっと見るスマートフレッシュ処理を行いました
2020/11/01 12:5910月22日に収穫したばかりのシナノスイート100ケースにスマートフレッシュ処理を行いました。24時間の燻蒸(くんじょう)を経て、現在は冷蔵庫にて保管中です。 もっと見る
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