写真を見て、気が付きましたか?
そう左前足が、ありません
この子は、アンディ
現在は3歳になり北岡と暮らしています
アンディは某ブリーダーの元で生まれました
生まれ日に売り物にならないからBCRNで引き取ってもらえないか、と、依頼がきたのですがBCRNは、こういう依頼を引き受けません
(ブリーダーが廃棄する場合のみ、ブリーダーからの引きとりをします)引き取りは出来ないと伝えると、じゃ潰す(殺す)しかない、と、ブリーダーは言います
たまたま対応したのが北岡だったので、北岡が個人で引き上げをしました
見てわかる、足りないもの
皆さんの中でもペットショップで出会い迎えた方がいると思いますが、店頭にアンディみたいな子は、いませんね
大概は人の目に触れる前に闇に葬られてしまう
しかし、見てわからない足りたいもの
見た目普通なのに、大切な何かが、足りない子は店頭に普通に出され売られてしまう
持って生まれてくる障害は、人も動物も同じようにあり
体が1部あるなしだけではなく、見えないけど大切な部分を持たずして生まれてしまう子がいる
チップがそうです
脳からセロトニンが出ていない、幸せを感じる部分が生まれながらに、ない
たくさん愛情を注ぎ可愛がっても伝わらない
こんなに悲しいことはありません
チップの元飼い主は、きっと悲しみと絶望の思いの中、自ら保健所にチップを連れてきたのだと北岡は思います
引き上げの時に聞いた話ではチップを置いていく時、飼い主は、可愛いけど恐ろしくて暮らせないとチップに詫びながら泣きながら置いていったらしいです
犬も動物です
熊と暮らせないのと同じで本気で人を噛む犬とは、多分普通の人は、暮らせない
だけど、保健所に犬を置いていくと言う出来事は、きっと元飼い主さんは一生心に傷を追ったままになるでしょう
私達のDSRNは、こういう飼い主の心も救えたらと思います
皆さん
まわりに、犬を育てる事に悩んでる人がいたら
決して、自分の飼っている愛犬を基本として話を聞かないであげて欲しい
誰のせいでもなく
生まれながらに
人と暮らせない、暮らしにくい犬は、確実にいるのです