映画リメンバーミーや007スペクターで世界的に認知度が広まったメキシコの「死者の日」。11月1,2日なんですが、ハロウィンと時期が近いので、メキシコのハロウィン?と思われるかもしれませんが、私が思うにメキシコの「お盆」。
10月ごろから公的な場所や家に祭壇を作ってお供えをします。地域差がありますが、玄関先から祭壇までセンパソチトル(マリーゴールド、メキシコ原産)の花びらで道順を作って、ご先祖様がたどり着けるようにしたりします。
祭壇には、先人の写真、好きだった食べ物、飲み物、センパソチトルの花などでカラフルに飾り、死者の日のパンもお供えします。このパンは最近ではスーパーで2か月くらい前から並ぶほどみんなが好きなパン。バターが多めのブリオッシュに近いふわふわの生地、砂糖やゴマがまぶしてあり、最近ではクリーム、チョコクリームなどがサンドしてあるものも人気です。
Marisでは毎年抹茶にクリームチーズのものを販売しますが、今年はテキーラクリームのバージョンも作ってみました!まさにメキシコと日本の融合!今年は無事死者の日パンの生産は終了しましたが、来年はパンが得意な方をお迎えして、クオリティを上げたいです。
私の母は専業主婦でパン歴20年ですが、私はどうやらあまりパンの才能がありません。来年こそは日本でパンをされてる方と一緒にできたらいいなと願っています。