一般消費者にとってARが身近になったのは、2013年に米グーグルが世に送り出したスマートグラス「Google Glass」、もしくは2016年に社会現象となったアプリ「ポケモンGO」だと思われます。
2018年に「MagicLeap」、2019年に「Nreal」とARグラスが改めて市場に投下されており、2021-2022年に予定されているApple社のARグラスが市場に出れば新たなARグラス時代に突入すると考えられます。
一方、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)、MR(複合現実)のサービスには、高速大容量、低遅延、同時多数接続という特徴がある5Gが非常に有効であると言われています。最新のテクノロジーでは、映像や3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)など大容量コンテンツがサービスとして提供されるため、高速かつ大容量な通信量が求められますが、5Gによってこれらの問題は解消されます。
近いうちに、仮想空間と現実世界に対してより没入感が得られる環境が整い、市場ではAR・VR・MRの発展が期待されおり、影響を与える産業は多岐に渡るのではないでしょうか。