新型コロナウイルスの影響によって、介護施設や病院、地域のサロンにおいても、3密状態が感染リスクとして顕在化おります。弊社においても、利用者・従業員双方の訪問時の接触による感染リスクや感染リスク回避によるサービス回数の減少という影響を受けています。
歴史の観点から、新型コロナウイルスのような感染症は以後も起こることが予想されることから、今後は非対面型サービスによって、自ら自分の健康を管理していく能力を高める「自己管理能力」を上げることが個人に求められてくると私は考えています。
そのため、ここにテクノロジーで解決する余地があると考え、対面から非対面へとサービス拡充を試みています。このARアプリが開発され、サービスが提供されることになれば、運動やリハビリを行う高齢者は、人が密集している場所に必要以上に出向くことが少なくなり、感染リスクを最小限に留めることができます。
新型コロナウイルスにおいては高齢者の重症化リスクが高く、私たちが活動する島々の高齢化率は50~70%と高いことから、地域のクラスター発生を防ぐ意味では本プロジェクトの重要性は高いと考えています。