クリスマスです。
先日、ささやかですがクリスマス会を地域の郵便局で行いました。
正直に言いますが、ほぼ利用する方はいません。目的がないと利用はしてくれないのが現状です。そこで、郵便局の局長と相談しクリスマス会を行うことに決定いたしました。郵便局長と話し合い計画を詰めていましたが、12月上旬ころから広島県内のコロナ感染者が急増しました。
地域のサロンが自粛し、観光客も減り、島全体もピリピリした雰囲気が漂っています。
郵便局長や地域の老人会会長からもクリスマス会は中止した方がいいのではと言われました。
もちろん中止も検討しましたが、この落ち込んだ雰囲気を少しでも解消したいと思い、感染予防に十分配慮し、小規模で行うことに決めました。
当日、郵便局を利用した方や、その知人のみのこじんまりなクリスマス会とはなりましたが、集まった方でケーキを食べてお茶やコーヒーを飲んで話し始めると、笑い声が絶えず郵便局だけ明るい雰囲気になりました。
クリスマス会を終えて、帰るときに住民の方から「久しぶりにこんなに笑った。とても楽しかったよ。ありがとう。」と言っていただきました。どんなプレゼントよりも嬉しい言葉です。
こんな時期に小規模でも人を集めるのは良くないと思う方もいるかもしれませんが、私たち看護師が入り適切な感染予防(手指消毒、飲食時以外のマスク着用、体温測定、換気)を徹底して行いました。
何でも中止にするのではなく、どうしたらできるのかを考えるのも必要なのではないでしょうか。