はじめまして。
当プロジェクトにチャレンジをする特定非営利活動法人元気になろう福島と申します。
当団体は、2011年の東日本大震災直後より、福島県浜通り・双葉郡を中心に復興支援活動を開始し、特に双葉郡川内村では農作業支援や地域特産品としての日本酒造りプロジェクトなど、様々な取り組みを展開し地域と良好な関係の中で支援活動を継続しています。
元々は福島市に活動の拠点を置いていましたが、本プロジェクトをはじめ、これからもより密接に地域と連携した支援活動やまちづくり・地域活性化に取り組むべく、今年6月に本店を川内村へ移転して活動を展開しています。
<風光明媚な川内村>
今回のプロジェクト実施地となる川内村は、双葉郡の中西部に位置し、雄大な阿武隈山地の山々に囲まれた村であり、名誉村民の詩人・草野心平さんやモリアオガエルの繁殖地として国の天然記念物に指定されている平伏沼など、文化と自然が調和した風光明媚な村です。
<モリアオガエルの繁殖地として国の天然記念物に指定される平伏沼>
そんな川内村ですが、東日本大震災発生時には福島第一原子力発電所の事故により、一時全村避難を経験する事となりました。
震災から10年が経過しようとしている現在、村には震災前の約8割の住民が居住していますが、全村避難による地域コミュニティの変化や村全体で40%ほどとなる高齢化の進行が大きな課題となっています。
一度は避難を余儀なくされるも、多くの人々の支援によりここまでの復興を推し進めてきた村の次なる課題は、村内で暮らすことを選択した人々、特に高齢者世帯が安心して生活する事の出来る地域コミュニティの再構築だと捉えています。
そうした地域課題の解決に資する取り組み・サービスの提供を行うことが、これまで支援に携わってきた当団体の次のミッションであると捉え、本プロジェクトの実施を決めました。
本プロジェクトでは、
① 村内各地での交流サロンの開催
② 独居世帯への見守りも含めた食事配達サービス
③ 高齢者向けの移動支援サービス
などを提供し、地域の人々が安心して生活するためのサポートするための環境づくりに取り組みたいと考えています。
その為の大きな一歩として、地域の人々が安心して生活する為のサポート事業を展開する拠点整備に取り組みたいと思います。
具体的には、村内にある空家を改修し、前述の通り、①サロン ②食事配達サービス ③移動支援サービスの提供ができる拠点施設としてつくりあげたいと考えています。
施設改修・完成後は、村民の雇用を創出しながらサービスの提供に取り組むことで、安心な生活のサポート施設・地域の交流施設・村民の雇用の場として機能していく事を目指していきます。
このプロジェクトが、この村で暮らしたいと願う人々の暮らしを支える一助になることを目指して取り組んでいきます。
施設改修費 :約190万円
消耗品・水道光熱費 :約14万円
リターンに関する費用:約50万円
手数料 :約46万円 (14%+税)
皆様よりご支援頂きました資金については、主に施設改修費として使わせて頂きます。
長年空家となっていた施設の改修であり、食事配達の為の調理を行う場でもあることから、保健所の指導に則った衛生環境を持つ施設とする為の内外装・給排水設備の工事を行う予定です。
その他、施設を運営していくための消耗品や水道光熱費、皆様へのリターン品等の発送に使用予定です。
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
11月下旬 施設改修着工
11月~1月 行政との協議・村民への求人募集・サービスの詳細設計
1月下旬 施設改修完了 順次提供サービスの開始/リターン発送
【サービス利用者コース】
改修する施設で調理したお弁当の宅配サービスをお試し利用頂けるプランです。
※食事配達サービスは川内村内限定とさせて頂きます/有効期限1年間
●お試しプランA 3,000円
サンクスレター/食事宅配サービス利用券1回分
●サービス利用者コースーお試しプランB 5,000円
サンクスレター/食事宅配サービス利用券2回分
●サービス利用者コースお試しプランC 10,000円
サンクスレター/食事宅配サービス利用券4回分
●サービス利用者コースお試しプランD 30,000円
サンクスレター/食事宅配サービス利用券12回分
●サービス利用者コースお試しプランE 50,000円
サンクスレター/食事宅配サービス利用券20回分
【川内村応援コース】
川内村の特産品や村内での宿泊をお楽しみ頂けるプランです。
●プチ応援プランA 3,000円
サンクスレター
●プチ応援プランB 5,000円
サンクスレター+炙りいわな
●川内満喫プランA 10,000円
①サンクスレター+炙りいわな/凍みもち/いわなサブレ/えごまポン酢/ダッタンそば/高原そば
②サンクスレター+蕎麦ビール/炙りいわな/凍みもち/ダッタンそば/高原そば
※①・②いずれか1つ/②は20歳以上の方のみとさせて頂きます
●川内満喫プランB 30,000円
①サンクスレター+炙りいわな/えごま油(2本セット)/凍みもち/えごまポン酢/ダッタンそば/高原そば/川内村産コメ5Kg
②サンクスレター+蕎麦ビール/えごま油(2本セット)/凍みもち/えごまポン酢/川内村産コメ5Kg
③サンクスレター+川内村産「夢の香」使用純米吟醸歸宴(720ml)/そばビール(白黒2本セット)
※①・②・③いずれか1つ/②・③は20歳以上の方とさせて頂きます
●川内満喫プランC 50,000円
サンクスレター+川内村・小松屋宿泊券(1名様分/1泊2食付)
※川内村までの交通費・食事時のアルコール類の注文分は自己負担とさせて頂きます/有効期限1年間
●川内満喫プランD 100,000円
サンクスレター+川内村・小松屋宿泊券(2名様分/1泊2食付)+宿泊時に小松屋・井出茂氏との懇親
※川内村までの交通費・食事時のアルコール類の注文分は自己負担とさせて頂きます/有効期限1年間
川内村のおいしい魅力ぜひご賞味ください!
これまで多くの人々の支えがあって福島県、そして川内村は復興に向けて歩みを進めてきました。
一方で地域の中には様々な課題が残っていることも事実です。
震災から10年を目前に控えた今、私たちは変わらずに、むしろより被災した地域に根を張って、復興や支援活動ではなく、新しいまちづくりに取り組んでいきたいと考えています。
震災から立ち上がり、新しいまちがつくられ、そこで住民が安心して暮らすことのできる未来を目指して取り組んでいきますので、ぜひご賛同・ご支援をよろしくお願い致します。
NPO法人元気になろう福島
本社:福島県双葉郡川内村大字上川内町分282番地の6
TEL:024-563-7166/Mail:info@genkifukushima.jp
Facebook:https://www.facebook.com/genkifukushima
皆様の温かいご支援どうぞよろしくお願い致します!
このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。
最新の活動報告
もっと見る朝日新聞にてプロジェクトが紹介されました!
2020/12/10 08:38本プロジェクトが12月8日の朝日新聞福島版にて紹介されました!■記事全文はこちらから 「弁当配達・村民の移動支援……川内のNPO、資金募る」この掲載をきっかけに多くの人にプロジェクトを知って頂くことはもちろんですが、川内村の魅力や課題、これまでのあゆみやこれからの動きなどが広く周知されていく事を期待しています!プロジェクト終了まで残り2週間程度となりました…!これまで応援頂いた方の想いに応えられるよう精いっぱい取り組んで参りますので、引き続き温かいご支援をよろしくお願い致します! もっと見る
川内村との歩み~川内村産日本酒・歸宴~
2020/12/07 09:05… 歸宴 …私たちが川内村の皆さんや福島大学生の皆さんと連携協働して作り上げた川内村産日本酒・歸宴。川内ファンの皆さんにはおなじみになってきたかな?と思いますが、「かえるのうたげ」と読みます。2017年にスタートしたこのプロジェクトは、風評に苦しむ村の農業の新たな可能性を模索するとともに、新たな村の特産品と地域を盛り上げていく商品となることを目指して、村行政や酒販店、生産農家をはじめとした多くの皆さんのご協力と、福島大学生の若い力、そして醸造を担う喜多方市・大和川酒造店の熟練の技によって毎年多くの皆様に川内のお酒として楽しんでいただけるようになりました。私たちが川内村と関わるきっかけのひとつである「農業」に関して、村の皆さんと一緒になって一つの成果を作り上げることができたのは、本当にうれしかったです。このお酒をきっかけに川内を訪れる方が増えたり、川内を好きになってくれる方が増えたりと、お酒として多くの人に愛されていくことに加えて、川内と多くの人々を結ぶような商品になっていく事を願っています。ちなみにこの歸宴ですが、 歸…帰の旧字体。村を代表する「モリアオガエル」と震災を経て村に「帰る」。 宴…人々が集まる様子。住民の交流。ということから、「カエルの村に帰って、そこで宴を楽しんでほしい。そんな宴のお供となるお酒にしたい。」という願いを込めています。そんな楽しい宴のあるむらづくりの一助として本プロジェクトも頑張っていきたいと思いますので、最後まで温かい応援をよろしくお願い致します! もっと見る
川内村ってこんなところ!~天山文庫~
2020/12/02 08:53今回は、村の名誉村民である詩人・草野心平先生との所縁も深い天山文庫についてご紹介します。川内村では、毎年村を訪れ創作活動や住民との交流を行っていた草野心平先生を1960年に名誉村民に任命し、その褒賞として、毎年木炭100俵を贈りました。そのお礼として草野心平先生より送られたのが、蔵書3,000冊でした。村ではこれを機に、文庫建設の話が持ち上がり、村民が一木一草を持ち寄り、村を挙げての労働奉仕によって建てられたのが天山文庫です。文庫の設立にあたっては、井上靖、金子光晴、唐木順三、河上徹太郎、川端康成、小林勇、高村豊周、武田泰淳、谷川徹三、中野重治、西脇順三郎、吉田晁、松方三郎、武者小路実篤、村野四郎、山本健吉の諸氏が天山文庫設立協力委員会発起人として活躍されました。(川内村HPより一部引用)現在の天山文庫は、かわうち草野心平記念館としても活用されており、福島県の観光PRポスターにも採用されるなど、川内村を代表する観光スポットにもなっています。川内村にお立ち寄りの際は、この美しい天山文庫をぜひご覧になってみてください。草野心平先生と村民が心豊かな交流を重ねてきたこの川内村で、新たな村民の交流や暮らしを守る取り組みにチャレンジしています。プロジェクトへのご支援もどうぞよろしくお願い致します! もっと見る
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