「壊れても直して使える ”サステナブルな器”のブランドを立ち上げたい!」プロジェクトオーナーの渡辺敦子です。
年末に皆様からご支援いただき、無事に「Zen」というブランドが立ち上がり4ヶ月が過ぎましたので、ここまでの活動を報告させていただきます。
1、ウェブサイトがリリースされています。
https://www.zenlifearts.com/
特徴として、ウェブサイトは全てバイリンガル仕様にしました。
金継ぎの説明として、工程や材料までも英訳しました。
海外でも「金継ぎ」の認知度が上がっているものの、本漆を使わない「簡易金継ぎ」が広まっていたり、伝統的な金継ぎについて細かく説明されたものがあまりないように思われたので、しっかり日本語と同じボリュームで作りました。
その甲斐あってか?
Zenの初めての発表の場が、ロンドンになりました!
詳細は2、で。
2、作品がロンドンに出荷されました!
クラウドファウンディングを始めた時の目的が「ウェブサイトの制作」と、「オンラインショップの開設」だったのですが、まだオンラインショップができていません。
その理由の一つが、オンラインショップ用にせっせと作っていた作品が、めでたくも、買い上げされてロンドンに送られたからです。感謝!
作品を発表させていただく場は、「ジャパンハウス」です。
https://www.japanhouse.jp/
<ジャパン・ハウスは、外務省が所管する事業で、戦略的対外発信の強化に向けた取組の一環として、世界3都市に設置した対外発信拠点。
2017年にロンドン、ロサンゼルス、サンパウロの3都市にそれぞれ事業拠点を開設し、展示スペース、シアター機能のある多目的スペース、物販、飲食、書籍/web/カフェなどの活動を融合させ、 伝統の未来、 大衆文化の熱、 ハイテクノロジーの実力、多様な食の魅力等を具体的 に紹介・提示し、これまで日本に興味を持っていなかった人々も含め,幅広い層に向けて活動しています。>
説明にもあるように、外務省の取り組みで、日本文化を発信する拠点となっています。
ロンドンの、日本文化に関心の高いみなさんに金継ぎを知っていただける嬉しい機会です!
ただ、新型コロナの影響でロンドンはロックダウンが長く続いていて、ジャパンハウスのお店が再開されたのが4月に入ってから。ギャラリーはまだクローズしている状態なので、Zenの作品が実際に展示されるのはしばらく先になりそうです…
3、引越しに伴い、念願のアトリエができました。
この4月に、鎌倉を離れて長野県の御代田町に転居しました。
木々に囲まれた別荘地の一区画に家を借り、念願のアトリエスペースが確保されました!
窓から見える緑も気持ちよく、作業が捗るわ〜!なんて思っていたのに…
作業を再開して分かったのは、この地域は標高が高いので気温が低く、空気が乾燥しているということ。
つまり、漆の作業には不向きなのです…!!涙
鎌倉の家では、1日で乾いていた漆も、ここでは3日たっても乾かず、作業が進みません…!!
これは、、、乾燥のためのムロを用意したりして、しっかりと環境を整えることが必要みたいです。うう、、涙
漆という自然物を扱うのですから、仕方のないことです。
うまく環境を作ることができたら、日々の作業に加えて、教室なども開催していきたいと思っています!
4、オンラインショップは制作中です。
という状況で、なかなか制作も進まず作品も増えず、オンラインショップの開設が遅れていますが、
Zenのウェブサイトを作ってくれた精鋭デザイナーとともに、ショップの構想は練っています。
遅くともこの夏までには公開することを目標に、金継ぎの作業と、打ち合わせを続けていますので、
もうしばらくお待たせしてしまいますが、みなさま引き続きどうぞよろしくお願いします!!
日々の進捗についてはインスタで→https://www.instagram.com/zen.kintsugi/