Check our Terms and Privacy Policy.

あれから10年、東北に想いを! もやい展&東北6県ろ〜るショー!! コラボ開催 

3.11&福島事故から10年。薄れゆく記憶を次世代へ繋いでいきたい!  東北に思いを寄せるアート・音楽・パフォーマンスが東京江戸川区タワーホール船堀に大集結!「もやい展@東京」と「白崎映美&東北6県ろ〜るショー!!」がタッグを組んだ震災10年メモリアルイベント開催に皆様のお力をお貸しください! 

現在の支援総額

3,043,405

101%

目標金額は3,000,000円

支援者数

298

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/12/22に募集を開始し、 298人の支援により 3,043,405円の資金を集め、 2021/03/11に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

あれから10年、東北に想いを! もやい展&東北6県ろ〜るショー!! コラボ開催 

現在の支援総額

3,043,405

101%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数298

このプロジェクトは、2020/12/22に募集を開始し、 298人の支援により 3,043,405円の資金を集め、 2021/03/11に募集を終了しました

3.11&福島事故から10年。薄れゆく記憶を次世代へ繋いでいきたい!  東北に思いを寄せるアート・音楽・パフォーマンスが東京江戸川区タワーホール船堀に大集結!「もやい展@東京」と「白崎映美&東北6県ろ〜るショー!!」がタッグを組んだ震災10年メモリアルイベント開催に皆様のお力をお貸しください! 

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

一枝さんはいつも福島にいる。

今日は飯坂の集会所、明日は南相馬の仮設住宅。

あの人のこの人の話を聞きたい、前に話を伺った方は今どうしてるだろう、、。

福島県内を東奔西走。菩薩のような語り口で被災者の話を聞き取ってそれを自らの言葉で記す。

「聞き書き」をこの10年続けていらっしゃる。

聞き書き 南相馬(新日本出版社)
南相馬を「定点」に、「3・11」以降足繁く通い続け、“汚されたフクシマ"から再び立ち上がる一人ひとりの物語


なぜ福島なのか、、。

それは30年前からライフワークとして続けていらっしゃるチベット問題への取り組み、そしてもっと前の自らの出自、満州からの引き揚げにあるのかも知れない。

「弱者がいつも不条理にさらされる社会」

時は流れても不条理はなくなるどころか一層色濃く人々の背後に迫る。福島原発事故から10年が経とうとしているが、復興色が強いニュースの中で取り残されている弱者たちがいる。その弱者たちの口から発せられるもの中にこそ、起こったことの真実が隠されているのではないか、、。


一枝さんは今日も福島にいる。

そして人の話を熱心に聞き、それを記録し続ける。

ふくしま 人のものがたり(新日本出版社)原発事故で生活が一変した、ふくしまの五人の人生に丁寧に向き合い、それぞれの感情の襞奥に分け入って綴られた物語。2月28日発売


作家の渡辺一枝さん。応援メッセージありがとうございます。

******************************************

今、ここからは海は見えない。

以前は家の一部の土台が残っていて、かつてそこには人が暮らしていたと分かる場所だった。今そこは真新しいアスファルト道路を挟んで芝生の原と植栽の広場になり、南に目をやると、コンクリートの高い防波堤が見えるだけ。海は見えない。

 初めて訪ねた10年前の夏以来何度も通い、仮設住宅で被災者の方達から話を聞かせてもらった。話を聞いて自宅が在ったという辺りに行ってみれば、そこには暮らしの跡が何も残っていなくても、例え草茫茫の荒れ野でも、聞いた話から被災前のそこでの日々を想い浮かべることはできた。私の想像が実際とは似て非なるものであったとしても、そこには人の暮らしが存在したということが、確かに窺えた。草茫茫の向こうには、海原が光っていたから。


 

今、ここに立っても、かつてここに人の暮らしが在ったことは窺い知れない。暮らしの残骸は片づけられ、それらを覆っていた草はすっかり刈り取られ、砂礫の広場になった。そこに立っても被災前のそこがどんなだったか、想像すらできない。かつてそこに住んでいた人でさえも、前がどんなだったか思い出せないのだから。こうして記憶も消されていった。

やがてそこには工事車両が行き交い、真新しいコンクリートの建物が出来上がった。こうして記憶はベリッと剥がされて、全く別物がそこに嵌め込まれていった。初めてここを訪ねる人には、嵌め込まれた別物が以前からのこの地の姿だと意識付けられるだろう。こうして地図は塗り替えられ、歴史は消されていく。



2021年4月。

抗う者たち、記憶を消し、歴史を消す力に抗う者たちが、それぞれの船を舫い合い、大きな船団を組んでタワーホール船堀にやって来る。彼らは物語を紡いでいく者たちだ。そこに在った暮らしを、そこに生きた人々の思いを未来に繋いでいく者たちだ。彼らの集う場に立つあなたもまた、物語を紡ぐ一人になる。伝えていこう!消されぬ歴史を!

来たれよ!もやい展へ!!


渡辺一枝(わたなべいちえ)
1945年、ハルビン生まれ。89年に18年間の保母生活に終止符をうち作家活動に入る。チベット、中国、モンゴルへ旅を続けている。著書に『時計のない保育園』(集英社文庫)、『チベットを馬で行く』(文春文庫)、『わたしのチベット紀行』(集英社文庫)、『風の馬 ルンタ』(本の雑誌社)など多数。『マガジン9条』発起人の一人。ご主人は作家の椎名誠さん。



******************************************

「もやい」それは、荒縄の強固な結び。3.11から10年、福島原発事故と向き合ってきたアーチスト達の個々の表現が東京都江戸川区タワーホール船堀で結ばれます。絵画、彫刻、写真、造形、詩、歌、舞……福島の現実と命の輝きがあなたを包みます。未来へ語り紡ぐメッセージ発信の場を、皆さんと創造したいと願っています。

一人でも多くの方にこのプロジェクトを知っていただくために、引き続きのご支援・そして周りの方への拡散を、何卒よろしくお願いいたします。

クラウドファンディングページ https://camp-fire.jp/projects/view/338425
Twitter https://twitter.com/2019moyai
Instagram https://www.instagram.com/2019moyai/
Facebook https://www.facebook.com/2019moyai
もやい展HP http://suzyj1966.wixsite.com/moyai

★もやい展2021東京スケジュール★

場所:江戸川区 タワーホール船堀 1F展示ホール・5F大ホール (東京都江戸川区船堀4-1-1)

日時:2021年4月1日(木)〜8日(木)

   1-6日/10時~20時 7日/10時〜21時 8日/10時〜17時

入場料:展示ホール入場無料!!









シェアしてプロジェクトをもっと応援!