この度はクラウドファンドご支援誠にありがとうございました。昨日より返礼品の発送に着手いたしております。4月発送予定のものに関しては一部の商品を除いて発送を済ませましたので、商品の到着を今しばらくお待ちください。複数の返礼品のご支援いただいた方は、1梱包にまとめることができす複数個のお荷物が届くかと思われます。配達日にズレが生じる場合がございますので、ご了承くださいませ。返礼発送に若干お時間をいただいている商品に関しても、只今鋭意製作中です。商品が出来次第発送いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。重ね重ね、この度のご支援感謝いたします。もやい展事務局:中筋純
「もやい展2021東京」の初日の感動と興奮を再び! ジンタらムータ チンドン流し&LIVE! @もやい展を無料配信!出演:大熊ワタル(クラリネット) こぐれみわぞう(チンドン、歌) 竹内理恵(サックス) 関島岳郎(テューバ)https://peatix.com/event/1873772/view【パート1】ジンタらムータ 船堀駅前流し(37分) もやい展2021東京 展示室映像流し(8分)【パート2】ジンタらムータ 展示会場ライブ(50分) 8日間で4,233人!という多くの方にご来場いただき(+ホールコンサートは約300人)、展示、公演ともども大成功をおさめることができました。コロナ禍の中、大評判を得ることができたのは皆さまのご支援があってのことです。心から感謝いたします。いまだまだ冷めやらぬもやい熱を持ってご案内です。 4月1日、もやい展の開幕を祝し、船堀駅前で流しと展示室ライブを行ったジンタらムータ。船堀駅を練り歩くチンドン楽団と歩くフレコンバックに母子像の幟(小林憲明画)などに、道ゆく人は思わず足を止め、軽快な音楽に笑みがこぼれる。 展示室では、「相馬盆唄」はじめ「不屈の民」「平和に生きる権利」、クレズマーメドレー、イディッシュ語、ヘブライ語、アラビア語、日本語で歌う「ショーレムリート」やオリジナル曲等を演奏。 ビクトル・ハラが50年前、ベトナム戦争に反対し世界に歌いかけた「静かに暮らし 生きる権利を〜」(中川敬訳)をみわぞうが真摯にうたい上げ、もやい展に深々と共鳴する。原発事故を忘れない、というもやい展の表現意思と、汚染水海洋放出まで決められた福島の人々、虐殺に苦しめられているミャンマーの人々など、現在もなお不条理に苛まれる人々へ通じるうたとして、「平和に生きる権利」は今とても大切なうただ。 歓喜と躍動、憂愁を秘めた音楽とあわせて、世界的に評価の高いジンタらムータの和洋折衷のオリジナル音楽を臨場感溢れる演奏と映像でお楽しみください。なお、パート1の最後の、もやい展の「展示作品映像流し」も貴重です。 無料チケット申し込みでどなたでも無料でご覧いただけますが、ライブに感動したら、もやい展とアーティストのために改めて投げ銭チケットをご購入いただけると幸いです。(斎藤)(もやい展は、皆様からのご寄付、ご支援で成り立っています)https://suzyj1966.wixsite.com/moyai【撮影・配信協力】 表ロビー純平(茶室配信スタジオ『侘びスタ』)【ジンタらムータ/Jinta-la-Mvta】ジャンルを横断する圧倒的な祝祭性、実験性など、唯一無二の無国籍音楽で知られる「シカラムータ」の大熊ワタル(clarinet他)、こぐれみわぞう(チンドン太鼓、歌)を中心とするチンドン楽団。前衛ロックを経て路上でチンドン修業した大熊が、街頭音楽としてのチンドンを軸にバルカン、クレズマーなど世界の広場的音楽のあらたな解釈を提示。「コンサート」「ステージ」に限らず「路上」「サーカス」など、多様な形態で出没。また、新世代チンドンの旗手としてダイナミックかつ華麗な演奏で知られるこぐれは、ブレヒトソング、イディッシュ(東欧ユダヤ)歌謡の稀有な歌い手としても精力的に活動中。3・11後はさまざまな路上抗議・集会等にも積極的に参加してきた。近年は日本独自のクレズマー/ワールドミュージックとして海外公演も多数。www.cicala-mvta.com
「もやい展 2021 東京」オープニング「ジンタらムータ チンドン流し&LIVE! 」をライブ配信!ライブ配信は、facebook「もやい展<2021年プロジェクト>」からお届けします。https://www.facebook.com/2019moyaiよろしかったら投げ銭をお願いします。投げ銭とライブ終演後のアーカイブ配信(〜4/18(日)23:55)は、こちらのPeatixからお申し込みご覧ください。https://peatix.com/event/1873772/viewよろしくお願いいたします。ジンタらムータ出演:大熊ワタル(クラリネット) こぐれみわぞう(チンドン、歌) 竹内理恵(サックス) 関島岳郎(テューバ)
果たして我々の目は開いているのか……? コロナ禍の嵐が吹き荒れる中、東日本大震災そして福島原発事故から10年を迎える今。 果たして我々はあの日の災いを後世に語り紡いでいけるのか……? もやい展の「もやい」は漁船の荒縄の結び方を指しますが、それが転じて共同作業を意味します。水俣病により地域分断に苦しんだ水俣地域の方々は、昔の共同体のような相手を認め助け合う関係を取り戻そうと「もやい直し運動」を行います。あらゆる立場の人々がもやい結びのコブのように一つの目的で結ばれれば、新しい価値観が生まれるのではないか……。水俣での惨禍は「水俣学」というひとつの学問にまで昇華して、後世に重要なメッセージを語り紡いでいます。それはかの地の人々が協同を重んじ目を開けて真摯に惨禍と向き合い未来を模索しながら表現を続けた賜物なのかもしれません。 3.11と福島原発事故は我々の社会に様々な分断をもたらしました。しかしその一方で縁もゆかりもなかった人々が被災を憂うる心一つでたくさん繋がっていったのも事実です。そのひとつひとつのつながりが大きな協同といううねりとなれば、あの未曾有の災いを未来へと語り紡いでいけるかもしれません。10年を経て薄れゆく記憶の中で、アート表現ができる役割はそのつながりの端緒をみなさんにお届けすることだと考えています。そう、力強く大きな「もやい」をつくる第一歩です。 もやい展は2017年の東京・練馬区立美術館、2019年の石川・金沢21世紀美術館と場所を変え継続してまいりました。絵画、彫刻を始めとした芸術作品を軸に音楽、言葉、身体表現など様々な表現が混じり合い、さらに「関わってくださった方全てがアーチストだ」との考えのもと、設営に参加してくださった方をはじめ来場者の皆さんの大きな力添えも加わった渾然一体となった空間は、一つの大きな表現を生み出してきたと思っています。 そして2021年春、東京。我々の表現が広く世界の人々の目を開け続けさせ、未来へとつなぐ新しい価値観のゆりかごとなってくれることを心から願います。 もやい展実行委員会代表 中筋純これまでのご支援、厚く御礼申し上げます。
「信念を曲げないということ」ひたすら頑固なのではない。人の意見を聞きつつ、時の流れを読みつつも、基本の土台は何があっても全くぶれない。「芯」念とも言えるかもしれない。だが「芯」が通っている人ほど、話はわかりやすく説得力があり、何よりも優しい。その説得力と優しさで、僕の故郷和歌山を含む紀伊半島が原発銀座になることを、身を賭して阻止してくれた。誘致か反対に揺れる民の中に深く入り語り合い、最後は民の意思として原発建設を跳ね返したのだ。元・京都大学原子炉実験所助教授、小出裕章さんは原子力の専門家でありながら原子力に反対する通称「熊取六人衆」のお一人。学生時代に都会の電力を供給するために地方に危険な装置を誘致する不条理に目覚め、原子力の畑にいながら平和利用という美しいスローガンに一貫して反対の立場を取られてきた。同時代の原子力専門の学者が次々と「出世」して原発推進派のご意見番になっていくののとは真逆の人生。俗に言う「冷や飯を食う」ような学者人生だったと思うが、彼らが一貫して主張してきたことが、いざ事故が起きた時にあまりにも無知だった我々の目を開かせ、そしてどれだけ救ってくれたことだろう、、。なのに「結局事故を防ぐことができなかった、、」と小出さんは自らを責めるかのように、退官された今も精力的に各地で公演活動をされている。そのスタンスは1_敵地(原子力推進派との議論)2_現地(原子力立地地域の方々に原子力に真実を伝える)3_若い世代(福島原発事故を背負っていく方にあの事故の真実と未来の展望を伝える)伝えたいターゲットが明確である。イラストレーター・鈴木邦弘さんの読み聞かせを熱心に聞く小出先生。2019年もやい展金沢にて実は縁があって2年前に開催された「もやい展 金沢」小出先生がお越しになられました。「私はアートは全く門外漢ですが、みなさんがこうやって様々な手法で伝えてくれようとしていることをありがたく思います」と、報われるようなお言葉をいただきました。小出先生の最新作。「もやい展」のことに触れていただいております。低価格開催と開かれた会場での開催というもやい展の理念は、できるだけ多くの人にあの災いを記憶に止めていただきそれを未来へとリレーしたいというもの。小出先生の「芯」念をオマージュして、作家出演者が一同となって「心の琴線を揺らす」空間を作り上げようと思っています。小出先生も期間中見に来てくださるというお知らせもいただいております。小出裕章先生、メッセージありがとうございました。*******************************************フクシマ事故から10年。当日発令された「原子力緊急事態宣言」は今でも解除できず、被曝についての法令は反故にされたままである。被曝に敏感な子どもたちを含め数百万人もの人たちが、法令を守るなら「放射線管理区域」に指定しなければならない汚染地に棄てられ、普通の生活を余儀なくされている。一方、事故に責任がある原子力ムラは誰一人として責任を取らない。この国に他者の痛みを感じることができる人が増えてくれることを願う。 小出 裕章(元 京都大学原子炉実験所助教)主催・中筋が偶然にも写真を提供することになった同書。小出先生の東京オリンピックへのメッセージと時代を映した報道写真、福島の現状が具にわかる写真で構成。7ヶ国語表記。*************************************************************************************************************************