はじめまして、Pumpit5thの飯田祐也と申します。
今日は半年程前に企画していた講演会について、思い出しながら記事を書こうと思います。
僕は大学1回生の時、高校の野球部の先輩からの誘いを受け、講演会に行きました。
これが僕にとって大嶋啓介さん、そしてPumpitという団体との初めての出会いでした。
高校まで夢中になっていた野球を辞めざるを得なくなった自分にとって、前原祐作さんを中心に学校建設という一つの目標に向かって真っ直ぐに進む彼らは眩しく輝いていました。
そして大嶋啓介さんは
「鼻血が出るくらい人生にワクワクしていますか?」
と問いかけてくださいました。
これまで何気なく過ごしてきた大学生活から一変して、自分の可能性を信じて一歩踏み出す勇気と毎日をワクワクしながら過ごせるきっかけをもらいました。
そのおかげで僕は今パンピットという素敵な団体のメンバーの一員になれています。
そして、パンピットとして活動している中、今度は僕が講演会をやりたいと思うようになりました。
理由は2つ。
1つ目は、自分を変えてくれたこの講演会をもっと多くの人に聴いてもらいたいと思ったからです。
僕達が講演会を開催することで、人生にワクワクを感じられる人が増えるかもしれない。そんな想いがありました。
2つ目は、昨年講演会を開催した前原祐作さんへの憧れの気持ちです。
僕は高校時代からエースとしてチームを引っ張っていた彼の背中をずっと見てきました。
がむしゃらに努力して、勉強も野球もできた彼を尊敬していました。
尊敬している先輩が挑戦したことに僕も挑戦したいという想いがありました。
そしてこの活動がカンボジアの子供達の笑顔に繋がる。
やらない意味がない。そう思いました。
でも初めての主催、初めてのリーダー。
最初は何をやっていいかも分からず、申し込み人数も開催1ヶ月前にして12人でした。
結果が中々でなかったので、本当に悔しかったです。
ですがそれでもメンバーは諦めず、行動を続けました。
本当にみんな頑張ったと思います。
京都市内はもちろん、東京や名古屋までもメンバーが散らばって動きまくって沢山の人々に会い、想いを伝え続けました。
その結果、開催直前にして200人近くの方々から応募して頂きました。
本当にメンバーみんなで喜びました。みんなの頑張りが徐々に数字として現れて、後は開催するのみという状態になっていました。
しかし、コロナウイルス。
その頃には、社会の状況はかなり悪くなっており、とても開催できる状況ではありませんでした。
みんなでここまで積み上げてきた講演会。
何ヶ月も前から準備をし、悩み、苦しみ、行動を続けてやっと完成しそうだった講演会。
ここまでの努力が全てパーになりそうで、悔しくて悔しくてたまりませんでした。
一緒に協力してくれたメンバーや、応援してくださった沢山の方々にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
しかし、ワクワクする人を増やしたい想いで開催した講演会で感染者が出てしまったら。。
苦渋の決断で中止にしました。
あれから半年が経ちました。
今、パンピットは300万円のクラウドファンディングに挑戦しています。
イベントがたくさん中止になって集まっていない分の300万円を集めています。
沢山の方にお声掛けさせて頂く中で、
「飯田君は講演会の時、中止になってめちゃくちゃ落ち込んでて、、
今度は私達が応援する番だよ!!」
と言ってくださった方がいました。
いつも応援してくださってる立場だけど、
「講演会で頑張った事は無駄じゃなかった、繋がってるんだ」
と思い、少し活動が報われた気になり本当に嬉しかったです。
いつも応援してくださっている方々へ、
本当にありがとうございます。
目標にはまだまだ程遠いですが、クラウドファンディングが終わるまでの残り1ヶ月間
自分がやりたいと思ったことを信じて走り続けたいと思います。
飯田祐也