なぜだろう、子供のころからあこがれていた。
テレビに影響されてだろうか、それとも親の影響、はたまた学校教育の影響だろうか。
いつからか東南アジアの支援が僕の夢になっていた。
今から約三年前、大学一回生の新歓が終わり夏に向かう頃、ある事情から部活をやめた。虚無だった。このままなにもないまま大学生活が終わっていくのではないかそんな不安に駆られれいた。
その時、僕はこの団体の先代の団体Pumpit4thと出会った。カンボジアのスタディツアーの参加者の募集を行っていた。
これだ!!と思いすぐさま参加を決めた。
そこで見るのは僕が想像していたものとは全く別物のカンボジアの子供たち。
カンボジアには何もない。あたり一面が草原で、服を着た子供はほとんどいない。そう思い込んでいた。
違う、違う、、、僕が見たのはただ言語の通じない子供。ただ言語が通じないだけ。それだけの子供。いや、それだけの友達だ。
貧しい。確かに服装や車、食べ物ではそう感じる。
けれども、そんなことでこの国の人たちの何を推し量れるだろうか。
言葉は通じないが、学校から帰るときにはいつもはぐをしてくれ、笑顔走り回る。
日本と一緒でも、日本より上でも下でも何でもない
全くの別物だ。
僕たちは、友達に学校をあげたいからあげてる。プレゼントをしたら喜んでもらえた。それだけだ。
そう先代のメンバーの誰かが言っていた。
カッコよかった。
カンボジアに学校を建てるなんて誰が望んでるんだ。承認欲求のための偽善なのか、そんな風に考えていた自分にはその言葉が刺さった。
この国と、この団体。その両方に恋をして僕は五代目のこの団体に入った。
こうなりたい。こんな風になりたい。
コロナを言い訳にまだまだなりたい自分になれていない。
あと少しのラストスパート
大好きな遠い国の友達のためにも頑張ろうと思う。
"ワクワクで、出逢うみんなをhappyに"
Pumpit 5th 加藤匠矢