「カンボジアで学校建てるって言っても、建てた後ってどうなるん?」
みなさん、よく持たれる疑問ではないでしょうか。
私もPumpitに入る時はそうでした。
確かに学生である私たちは、頻繁にカンボジアへ行くことはできません。
メンバーが大学を卒業し、就職してそれぞれの道へ進んでいけば、校舎の責任の所在は曖昧になってしまいます。
でも、たくさんの方々から頂いた大切なお金で建てた校舎、子どもたちの大切な学び舎を、無責任に放っておくことはしたくない。
だから、私たちは、NPO法人21世紀のカンボジアを支援する会と提携し、建てた後の校舎の管理を託しています。
http://www.aac21.net/ido.html
21世紀のカンボジアを支援する会は日本のNPO法人であり、2000年から現在まで、25校以上の小学校の建設を支援してきた実績があります。私たちが建てた校舎は、このNPO法人の方々の定期的な視察のもと、公立の学校として運営されるのです。会長の根岸さんは自ら頻繁にカンボジアを訪ね、視察を繰り返して私たちにメールで写真を送ってくださいます。
さらに、私たちは学校を1から作るのではなく、生徒数に対して教室数が足りない学校に校舎を増築するので、「生徒はどうやって集める?」「教材はどうするの?」「学校の運営は?」といった問題はありません。
教室数が増えて必要になった先生は、政府から派遣されることが決まっています。
また、Pumpitは、KHJグループというカンボジアの建設会社とも提携しています。
KHJとは
「KH」・・・クメール(カンボジアのことです)
「J」・・・ジャパン
を意味します。
社名から、カンボジアと日本の友好を意味する会社なのです!
http://khj-group.com.kh/japan/aboutus.php
KHJグループの社長であるシンホンさんに、建てた後の校舎について聞いてみたことがあります。
その時彼が言った言葉は、
「私たちは、校舎をしっかり造っているので、校舎が故障するというのは半永久的に、少なくとも数十年はないと思います。それでももし何かあれば、私たちが責任をもって直しに行きます」でした。
頼もしい……!!
↓KHJ建設現場リーダーのハンさん、とってもフレンドリーでみんな大好き!
↑KHJ社長のシンホンさん、日本で働いていた経験もあって日本語がペラペラ!
そして、私たちも大学の長期休みになる度にカンボジアへ行きって先代のPumpitが建てた小学校を訪ね、校舎はどうなっているか、子どもたちは元気にしてるか、自分たちの目で見ています。
これは、Pumpit 4thが建てたチュレイチューン小学校へ、昨年の2月に行った時の写真です。
4thが建てたのは2019年の3月なので、完成してちょうど1年が経つころ。
校舎の壁の塗装が剥がれてしまっている部分もありましたが(塗装を剥がすのが楽しくて、子どもたちが剥がしていってしまうらしい……)、他は全く問題なく、子どもたちは元気に新しい校舎で勉強していました!
子どもたちは、1年ぶりにあったにもかかわらず私たちの名前を覚えていて、会った瞬間に名前を呼んで駆け寄って来てくれました。
1年前は会うたびに「おんぶして~」「肩車して~」と言っていた双子が、
1年後にはそんな素振りを全く見せずにかっこよく自転車を乗りまわしていたり、
自分の推しの姉弟が、1年経っても変わらず仲良く暮らしているしているのを知って安心できたり、
大好きな子どもたちが元気で過ごしている姿を見て、成長を感じられることもとっても嬉しいです。
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というわけで、「カンボジアで学校建てるって言っても、建てた後ってどうなるん?」という疑問は解決できたでしょうか?
Pumpitに関わってくださった沢山の方々の思いが詰まった校舎は、日本のNPO法人とカンボジアの建設会社の方によって、適切にフォローアップされています。
私たちPumpitメンバーも、長期休みにはカンボジアへ行き、大好きな子どもたちに会いに行きます。
このクラウドファンディングが終わっても、建設した小学校や子どもたちの様子を活動報告で発信していくつもりなので、ぜひページを「お気に入り登録」してくださいね!
カンボジアの子どもたちの成長を、皆さんと一緒に見守っていけたら嬉しいです♡
”ワクワクで、出逢うみんなをhappyに”