2020/12/01 18:00

 初めまして! PRのためのデモンストレーション犬「のこ」(出身:アニマル・ハート・レスキュー)です。ボクからのお礼とお願いです。

 みなさまからのご支援の賜物で、なんと、27日目で約290万円に達しました。おかげさまです。あと2チーム分の育成費用のために、引き続き、シェアと応援のお願いをいたします。

 日本聴導犬協会のことをもっと好きになっていただきたいので、日常生活について、ボクからお話するね。ボク、本当は「きのこ」っていう名前みたいなんだけど、みんなボクのこと「のこ」って呼ぶからどっちが本当の名前かわかんなくなっちゃった。ボクはね、神奈川県のアニマル・ハート・レスキューっていうところから来たんだ。特技は、朝が弱い相棒のOさんを毎朝起こしてあげること! Oさんったらすぐ二度寝しちゃうから、目覚まし時計が鳴ったら、ボクはすぐに飛び起きてOさんの顔をペロペロしに行くんだ! そうすると「くすぐったいよ~、もうちょっと寝かせて」って言われるんだけど、ボクは負けずに「なぜてよ~」って、アピールするの。そうしたらOさんは笑いながら起きてきていっぱいボクのことなぜてくれるんだ。だから嬉しくて、毎日起こしてあげちゃう!

  ちなみにOさんは、静岡県の御殿場市ってところの出身なんだって! 家の窓からおっきい富士山が目の前に見えるっていつもボクに自慢してる。「静岡はお茶だけじゃないんだよ~!」って言いながら、実家から送られてくるお茶をいつも美味しそうに飲んでるんだよ。きっといい所なんだろうな~! ボクもいつか行ってみたいな!

  さて、今度は協会での活動を紹介しようかな。                     上伊那郡宮田村にある宮田小学校には「聴導犬クラブ」っていうクラブ活動があるんだよ。 2016年に発足して、4~6年生のみんなが希望の児童さんの選抜で、聴導犬や介助犬について、たくさん学んでくれているんだ! とっても人気なんだって。うれし。うれし。

 聴導犬クラブの第1回目は、PR犬のよし君とめいちゃんが宮田小学校に行って、聴導犬のお仕事をみんなの前で披露したんだ。タイマーの音を教えることと、ドアノックを教えることの2つのお仕事を紹介したよ。上手に音を教えられたらみんな「すごい!」ってたくさん褒めてくれて、拍手もいっぱいしてくれたんだ。よし君は介助犬のお仕事をご披露したんだよ。めいちゃんも、すごく楽しく元気にお仕事ができたって嬉しそうに話してくれたよ! みんな、お仕事の説明も集中してとても真剣に聞いてくれて、理解を深めていたよ。

  第2回目は、宮田小学校から協会まで訓練の終わったよし君、だいすけ先輩。むくちゃんと歩行訓練をしながら歩いたよ。今回はボクも参加したんだ! 歩行訓練のポイントは、腕を振ること。前後に腕を振って歩くことで、ボクたちが自然と人の膝の所について歩けるようになるんだ。最初はね、みんなぎこちなかったりうまく腕を振れなかったけど、だんだんコツをつかんで上手に歩いてくれたよ。  

 もうひとつのポイントは、褒めること。上手に歩けた時、高い声でたくさん褒めてくれたり名前を呼んでくれたりすると、ボクたちはすごく嬉しいんだ!「これが(スタッフが望んでいることと)合ってるんだ」っていう自信にもつながるんだよ。聴導犬クラブのみんなも「上手だね!えらいね!」っていっぱい褒めてくれて、美味しいごほうびもくれたんだ! ボクすごく嬉しくて、暑さなんて吹き飛んで張り切って歩行したよ。楽しかったな~。

 最後にごほうびを使って、服従の訓練をやったよ。座る時は、ごほうびを持った手を鼻先から頭の方に動かすんだ。そうすると重心が動いて自然に座ることができるんだ。伏せる時は、座った状態のままごほうびを持った手を、前足と前足の間にさげるんだ。そうすると、ごほうびを追いかけて、自然と伏せられるんだよ。ちなみに聴導犬ユーザーさんは言葉をうまく発せない方もいるから、訓練の最初から言葉の指示は出さないんだ。そのようにユーザーさんを想定して訓練することは、とても大切なことなんだよ。みんなが上手に訓練してくれたおかげで、ボクは服従はもう完璧! るよし君も、得意げにやっていたよ。

  聴導犬クラブのみんなが真剣に話を聞いてくれている姿、楽しく実践して学びながら理解を深めてくれたこと、すごく嬉しかったよ。たくさん学んで、もっともっと聴導犬や介助犬のことを知ってほしいな。聴導犬や介助犬について学びたいと思ってくれる気持ちが、すごく嬉しいんだ。 皆様からの応援がボクたちの活力になっているんだ。これからも応援をよろしくお願いします。デモンストレーション犬 のこ

<ボク「のこ」のお願い。「いいね!」クリックを「facebook(福)日本聴導犬協会」にお願いします。https://www.facebook.com/nihonncyoudoukennkyoukai「いいね!」が増えるとご支援や取材が増えるんです>ボクたちのために募金箱も置いてくれると、うれしいなぁ。