チャレンジ介護士篇の主人公・海野総一のガールフレンドの大野リサ。彼女も著者である私の想像が生み出した人物です。実在はしません。
リサは、海野が勤める投資会社の同僚の友達の友達で、海野とはパーティで知り合います。海野がアメリカに留学をしていたことがあり、リサの祖母がハワイに住んでいたことがあったことから、何となく気が合い、交際が始まります。物語に登場するリサの年齢は正確には分かりませんが、著者としてや20代の半ばくらいを想定しています。
リサは、黒い大きな水玉の白いワンピースを着て物語に登場します。海野の介護の基礎研修の後で、夕ご飯を一緒に食べるために駅で待ち合わせをしている場面で登場します。
リサは、衣料品店に勤めていて、出勤時間は遅く、仕事帰りのお客さんが来店するため夜遅くまで仕事をしていることが多く、海野とは、お互い休みの時以外は、メール(SNS)で連絡を取っています。
リサは、お店の中堅スタッフであり、店長の代わりに店舗運営を行う店長代理に昇格します。
ちなみに、最近話題になっている歌手のLiSAと物語のヒロインのリサは関係がありません。昨年秋に物語の執筆を始めた段階で、著者は「鬼滅の刃」もLiSAが歌う主題歌「紅蓮華」なども知りませんでした。
昨年の紅白歌合戦は録画して見ましたが「カッコいい歌だな」くらいにしか思わなかったと思います。実際に、リサの人物像の多くを描いたのは今年5月の物語の公開以降です。リサという名前の響きの中に私の様々なイメージが混在していると思いますが、意図的に誰かに似せて描いている訳ではありません。主人公の海野総一が、私自身の理想像を追求している側面が強い一方で、リサは、私の中の理想の女性像を描き出そうとしているのではないかと思います。
今回の全60話の後の第2部を描く機会があれば、海野とリサには、困難があっても、是非、乗り越えて行って欲しいと著者は願っています。第2部では、夫婦関係が破綻して一方の父母が子どもを連れて別居をして、他方の父母が子どもと会いなくなるという「子どもの連れ去り」や「親子関係の断絶」の問題が話題に上ります。
物語の中心が、介護になるか、政治になるか未定ですが、第2部では離婚後等単独親権制の弊害が重要なテーマとして盛り込まれることになるはずです。
海野とリサには、夫婦として、また、父母として、あるべき姿を描いて行って欲しいと著者は願っています。
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