鏡山窯さんは、1969年に井上東也さんが開窯された唐津焼の窯元さんで、現在は息子さんの井上公之さんが営まれています。佐賀県唐津市鏡の鏡山登り口のすぐそばに展示場と窯場があります。
焼き物の成形から、土・釉薬、そして薪窯での焼成と、手仕事で唐津焼の作陶をつづけられています。また、佐賀大学の「ひと・もの作り唐津プロジェクト」など新規プロジェクトにも参加され、長い歴史のある唐津焼の文脈の中で歴史を大切にしながらも、地域での新たな活動でもご活躍されています。
唐津焼
佐賀には古くから「焼き物」の文化があります。佐賀県は唐津焼・伊万里焼・有田焼の3つがとくに有名ですが、歴史は安土桃山時代まで遡ります。唐津などの土ものの陶器から伊万里・有田などの磁器までの「陶磁器」古くから有名で、磁器の生産は日本において有田で始まります。
また、唐津焼は古くは「からつもの」と言われ、西日本の焼き物の代名詞ともなっていました。茶の湯の世界でも、素朴で味わいのある唐津の名陶は愛されてきました。千利休も「子のこ餅(ねのこもち)」と言われる、唐津焼を茶道具として持っていました。
コラボのきっかけ
鏡山窯さんには、運営の1人のそうじろうがオンラインショップ企画などの新しい取り組みでご協力いただいてきました!そうじろう@唐津焼商人見習いの名で唐津焼の情報発信などをおこなっている中で、ご連絡いただいた事業者さんと企画を練り、鏡山窯さんへお話に伺ったところ、協力いただけることになり、現在はオンラインショップで販売をしています!
今回はノギのクラウドファンディングでコラボです!!
リターン
今回のクラウドファンディングリターンでは、多くの種類がある唐津焼の中で代表的な「絵唐津・朝鮮唐津」の2種類があります!
絵唐津(えがらつ)
鉄の絵具を使って描かれる、素朴でありながら力強い絵唐津。ひとつひとつ手仕事で描かれる絵付けは、少しずつ表情や発色が違い、シンプルでも見飽きない魅力があります!
朝鮮唐津(ちょうせんがらつ)
釉薬の種類が豊富な唐津焼の中でも人気の高い朝鮮唐津。藁の灰を使った藁灰釉と、鉄を使った鉄釉をかけ合わせ、炎で融け合うことで生まれる、唯一無二の景色が魅力です!釉薬の流れや発色、2つの釉薬の混ざり合う様子は、1つの器の中でも、いくつもの表情があります。
クラウドファンディングでは、
朝鮮唐津のぐい吞みと光武酒造場さんの「光武 純米大吟醸」のセットで
お家で佐賀を感じられるリターンとなっています!
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