クラウドファンディング始めます!
こんにちは、初めまして。神戸学院大学4年生の、釣部実と申します。現代社会学部社会防災学科に所属し、復興のことや社会問題について専門に勉強しています。
もう間もなく春休みが終わりますが、春休みを利用して、三陸でワカメ漁のお手伝いに加勢しています。
大学ではサークルなどに所属していませんが、日本全国を旅することが趣味で、高頻度で一人旅を楽しんでいました。多くの方と関わり、多くの方に支えられながら、旅を通して多くの学びを得ていました。
本事業の始まり
そんな旅の途中で本事業の話に行き着いたのは1年半ほど前、大学2年生の秋の頃でした。岩手県陸前高田市で半年ほどお世話になっていた夫婦から別荘の話を持ち掛けられます。
最初は少し警戒しました。買い物のお手伝いをさせていただいたとはいえ、お礼にしては随分大きすぎると思いました。しかし関わっていくうちに、家主さんのご主人さんがパーキンソン病を患い、なかなか手が行き届いていないことを知ります。これは信頼できて且つ面倒を見れる人に託したいんだと、気づきました。
そこで私が運転し、実際にその別荘を見せていただきました。土地は国道沿いで、国道から池を挟んで別荘があり、背後は山という、随分静かな隠れ家でした。まるで秘密基地みたいで随分とテンションが上がったことを覚えています。しかしこんな立派なお家、自分一人で譲り受けるには話が大きすぎました。
と同時に、家の中が少々埃っぽい様子や雨風で傷んでしまったテラスを見て、放っておくと荒廃してしまうのではないかとも思ってしまいました。そこで、貯金やあらゆる工夫をして譲り受け、共有スペースにしてしまおうと思い付きました!
新型コロナウイルス感染拡大
その年の12月、中国で新型コロナウイルスが確認され、1月には国内にも入ってきました。その1月を最後に家主さんに会えなくなり、事業は中断してしまいます。事業が復活したのは今年の春休み、2年ぶりにワカメ漁のお手伝いに復帰する形で岩手に戻り、家主さんと再会したことです。電話でやりとりしていたこともあり、夫婦ともに覚えてくださっていました。また大学生活に戻ると岩手との往来ができなくなりますので、駆け足で本事業を進めることで話が一致しました!
今後の予定
大学が兵庫県で別荘が岩手県、随分離れていることは最初からわかっていましたが、コロナ禍で往来できない事態になっています。ある意味スピード勝負でもあります。
そこで、今月・来月中に譲渡が完了し、修繕までをやりきるつもりです。そして夏休みに、皆様に御披露目できるよう、事業の許認可等をとれる支度を遠隔で進める計画です。
まだまだ未熟な釣部が作った計画で、詰めの甘いところがたくさんあるかと思います。そんな釣部に、知恵と力を貸していただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
2021年4月9日
釣部実