お世話になります。「反貧困ネットワーク・緊急コロナ災害アクション」事務局です。
29日より、皆様のご支援を受けて越年越冬支援を開始致しました。下記、事務局長瀬戸からの活動レポートです。
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●12月29日(火)
今日から年末年始の昼間は、ほぼ全ての時間を、仕事や住まいを失った方の相談会、夜はあちこちの路上から届くSOS対応に時間を費やす。
TOKYOチャレンジネット横の大久保公園での「年越し支援・コロナ被害相談村」の生活相談を緊急アクションが担当しました。
主催は日本労働弁護団、全労協や全労連、連合に参画する地域労組、派遣社員ら非正規雇用労働者が加入するユニオン労組の有志らでつくる実行委員会の主催、開催が決まり記者会見での発表が昨日に関わらず、初日の相談は56件。弁当などの食料提供は60件だった。特徴の一つは、女性の相談者が12人いたこと、派遣村では考えられなかった。
TOKYOチャレンジネットでビジネスホテルが一時提供される事を知った居所を失った方が多く訪れています。但し1月4日朝が退去日、1月4日以降はどうするのか、、仕事もなく、所持金も殆どないのに、生活保護を拒む方が大半だ。
「生活保護で施設に入れられて、尊厳を踏みにじられた、アパートでも孤独で辛かった。それならば路上で暮らした方が気が楽だ。」
本当に本当に辛い答えばかり、、、生活保護は権利と言ったところで、傷つき過ぎた相談者の心には届かない。虚しい。
相談会を終えて3件の緊急メールフォームからのSOSに向かう。
年末年始を越えられない所持金、緊急給付をおこなう。根本的対策は年明けに考える。