2017/07/26 11:56
葦灯りオブジェ制作に向けて、今年の3月に、糸島の可也山の麓を流れる泉川にて、葦刈りをしました。
葦は一年草で、4月以降に、新芽が出ますので、毎年この時期に葦を刈っています。
それが、最も生態系への影響が少なく、水の浄化効果が高くなるからです。
葦・ヨシは、昔は、茅葺屋根として、すだれとして、暮らしを支える必需品だったけれど、暮らしの変化と共に今はこうして毎年生長しては朽ち果てて、川底へ溜まっています。
そうなるとせっかく吸収してくれた川の汚染物質や富栄養化しすぎる物質も川にかえってしまいます。
今回のプロジェクトを通して、葦の活用方法が増え、葦を刈る人が増えていったらいいなと思っています。