【画像】出典:第6 回ヨシ灯り展 滋賀県県知事賞受賞作品 制作:成安造形大学
▼はじめに
はじめまして。
福岡県糸島市で活動している「NPO法人いとなみ」です。
NPO法人いとなみは、持続可能な社会・コミュニティづくりをテーマに活動しています。
環境活動、オルタナティブ教育、国際交流など様々な活動を行っていますが、
活動を通して、自分達のライフスタイルを見直し、技術や精神性を学び、
そこから新しい社会を創造していくことを大切にしています。
▼このプロジェクトで実現したいこと
1、川に生えている葦やヨシを刈ることで水質の浄化につながることを知ってもらう
↓
2、川や葦・ヨシに愛着を持ち、川や干潟を大事にする人が増える
↓
3、川に生えている葦やヨシを刈る人が増える
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4、加布里湾(干潟)の水がきれいになり、生物多様性を取り戻す
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5、糸島の自然がもっともっと豊かになり、たくさんの人に愛される町になる
※ヨシ・葦とは https://camp-fire.jp/updates/view/34372
(加布里湾にて、葦を刈っているところ)
▼プロジェクトをやろうと思った理由
葦を活用する方法を探していたところ、
滋賀県で毎年開催されている「ヨシ灯り展」に出会い、
糸島でもぜひヨシ灯り展を開催し、楽しみながら水や環境に関わる人を増やしたいと思いました。
そのために今回、糸島で毎年開催されている「SunSetLive」内で葦を使った灯りのオブジェをつくり、
来場者に葦のことを知ってもらいたいと思っています。
またオブジェをつくるところから様々な方に参加していただくともに、
クラウドファンディングを通して、より多くの方に知ってもらいたいと思い、本プロジェクトを立ち上げました。
※西の湖ヨシ灯り展HP http://www.azuchi-shiga.com/20110924-yoshiakari.htm
※SunSetLive2017HP http://www.sunsetlive-info.com/
(SunSetLive2017チラシ)
▼これまでの活動
糸島の間伐がされていない森にて、子どもも女性も誰でも参加できる皮むき間伐という手法を用いた間伐ワークショップを開催し、森を再生するとともに、参加者に森の現状や手入れの方法を広く知ってもらうことで、森とともに暮らす技術や文化や精神性を再生することを目指して活動しています。
川に生えている葦を刈り取り、葦を使って、5000年以上前から世界中で使われていた葦船をつくるワークショップを開催し、昔から使われてきたロープワークや船づくりを学ぶとともに、葦船に乗って海に浮かぶことで、太古に記憶を呼び覚ましてもらうことを目指して活動しています。
また、森と川と海を活動のフィールドにすることで、点ではなく面としての環境保全に取り組むとともに、ワークショップの参加者にそのつながりを体感し、意識してもらうことも大切にしています。
Facebookページ https://www.facebook.com/npo.itonami/
(森を再生するために、みんなで皮むき間伐をしています。)
(葦で船をつくりました。)
(SunSetLive2016にて、来場者に葦船に乗っていただきました。)
▼資金の使い道
ヨシ灯り展を始められたヨシ職人さんと、ヨシ灯りをつくるワークショップを開催されている芸術大学の先生を滋賀県からお呼びするための、交通費と謝礼に充てたいと考えています。
交通費 往復5万×2名 10万
講師謝礼 3万×2日×2名 12万
宿泊費 5000円×2泊×2名 2万
材料費 2万
ボランティアスタッフ交通費 2000円×10名 2万
葦運搬車両代 1万
消耗品 1万
計 30万
▼リターンについて
【森の恵みコース】 3000円
・手作り糸島杉のお箸
糸島の森で皮むき間伐した木を切り出し、手作りで作ったお箸です。
【葦の恵みコース】 5000円
・葦のオブジェ作りWS参加権
8月30日(水)31日(木)にsunsetlive会場にて開催するヨシ灯りオブジェ作りWSに参加出来ます。
【音の恵みコース】 10000円
・sunsetlive1日入場チケット
9月2日、3日に開催されるsunsetliveの入場券。どちらか、ご希望の日程で使えます。
【音と森の恵みコース】 30000円
・sunsetlive1日入場チケット
・糸島杉のカッティングボード
9月2日、3日のどちらかご希望の日程で使えるsunsetlive一日入場券と、糸島の森で皮むき間伐した木を切り出し、手作りで作ったカッティングボード。
【音と森と海の恵みコース】 50000円
・sunsetlive1日入場チケット
・糸島杉のカッティングボード
・糸島産の海の幸セット(11月頃お届け)
9月2日、3日のどちらかご希望の日程で使えるsunsetlive一日入場券と、糸島の森で皮むき間伐した木を切り出し、手作りで作ったカッティングボードと、糸島の海(加布里湾)で採れた新鮮な海の幸セット。
▼最後に
糸島の豊かな自然を、次の世代やその次の世代に残すために、
今よりもさらにきれいに豊かにして引き継ぐために、
今、自分たちにできることを精一杯やっていきます。
50年後、100年後の、森、川、海、そしてすべての生きものたちのために、
ご支援よろしくお願いします。
NPO法人いとなみ 代表 藤井芳広
最新の活動報告
もっと見るヨシ・葦とは
2017/08/01 22:38ヨシまたはアシ(葦)は、イネ科ヨシ属の多年草で、ヨシという和名は、「アシ」が「悪し」に通じるのを忌み、「良し」に言い替えたのが定着したと言われています。 主に河川の下流域から汽水域、干潟に生え、地下茎を横に伸ばして大きな群落を形成します。葦が水中の窒素やリンなどを吸収し水質を浄化するとともに、微生物の分解による水質浄化作用もあり、群落は多くの微生物や動物、渡り鳥の住みかともなるので、野生動物・環境保護の観点からも注目を集めています。 糸島では雷山川の河口を始め、今でもたくさんの川岸に葦が生えています。 日本では、葦刈りは、稲刈りと同じくらい季節の風物詩でした。 刈った葦は、軽くて丈夫なため、すだれや屋根材など、様々なことに用いられていました。 葦は1年で成長するので、刈れば刈るほど葦原が豊かになり、水も豊かになります。 葦刈りは、新芽が出る前の12月~3月に行います。 NPO法人いとなみでは、毎年、2月~3月に、雷山川(泉川)の河口にて、葦刈りを行っています。 今回のクラウドファンディングをきっかけに、たくさんの方に、葦刈りに参加していただけたら嬉しいです。 葦を刈り取り、昔からの自然とともにある暮らしを取り戻し、豊かな自然を取り戻しましょう! もっと見る
皮むき間伐ワークショップをしました。
2017/07/28 06:537/23に、糸島の真名子キャンプ場の上にある森で、皮むき間伐ワークショップを行いました。 NPO法人いとなみでは、2015年からこちらの森で皮むき間伐を実施してます。 皮むき間伐ワークショップとは、間伐されてない杉・ヒノキの木を、皮をむくことで枯らしてしまう間伐方法で、チェーンソーがいらないので子どもも女性も参加できます。 皮をむいた木は、立ったまま枯れて葉っぱや枝を落とすので、倒さなくても倒したのと同じ効果があります。 ただ、間伐材は、利用することが重要なので、皮をむいて2年~3年後に、伐り出し、活用しています。その場合も、乾燥して軽くなっているので、持ち出しが楽になっているのです。 この森も、2015年に皮をむいた木々が、材として活用できる状態になっています。 この木を使って、今回の返礼品のお箸やカッティングボードをつくらせていただきます。 日本の森のうち80%は杉やヒノキなどの人工林と言われています。 費用のかかる国内の森は放置され、安い輸入材を求めた結果、森は荒廃し、大雨や台風のたびに、土砂崩れや大量の木々が山村を襲っています。 今回参加された方は杉やヒノキを森のダイヤモンドとおっしゃっていました。 竹、杉、ヒノキ…それは害ではなく、素晴らしい資源です。 森の管理を専門家だけに任せるのでなく、私たちの暮らしの一部として、みんなで日本の森を豊かにできればと願っています。 もっと見る
昨年は、葦で船をつくりました。
2017/07/27 08:11昨年は、加布里湾で刈った葦を使って、葦の船をつくりました。 葦の船は、5000年以上も前から世界中で乗られていた船で、ペルーのチチカカ湖では、今も実際に使われています。 ペルーで、造船技術を学び、日本で葦船を広めている「カムナ葦船プロジェクト」の石川仁さんを糸島にお呼びし、葦船学校を開催しました。 http://www.jinishikawa.com/ まずは葦を束ねて棒状にし、 それを何本もつくります。 そして、それを束ねていきます。 完成し、 海に出ました! ゆくゆくは、15mサイズの葦船をつくって、糸島から韓国まで船で渡りたいと考えています。 そのためにはたくさんの葦を刈る必要があります。 その際は、ぜひご協力よろしくお願いします。 もっと見る
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