Check our Terms and Privacy Policy.

台湾に地下ダムをつくった日本人技師鳥居信平の著述集を出版したい

鳥居信平は台湾南部に地下ダムを建造し、現在でも台湾の現地の人々に尊敬されています。今回、鳥居信平の徳島県技師時代の新資料を発見し、鳥居技師の著述の順序正しい整理収録により、台湾の業績の原点が徳島時代の研究・実績にあることが理解できます。出版した本は台湾・日本の大学図書館、全国公共図書館に寄贈します。

現在の支援総額

380,000

108%

目標金額は350,000円

支援者数

62

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/12/12に募集を開始し、 62人の支援により 380,000円の資金を集め、 2021/02/28に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

台湾に地下ダムをつくった日本人技師鳥居信平の著述集を出版したい

現在の支援総額

380,000

108%達成

終了

目標金額350,000

支援者数62

このプロジェクトは、2020/12/12に募集を開始し、 62人の支援により 380,000円の資金を集め、 2021/02/28に募集を終了しました

鳥居信平は台湾南部に地下ダムを建造し、現在でも台湾の現地の人々に尊敬されています。今回、鳥居信平の徳島県技師時代の新資料を発見し、鳥居技師の著述の順序正しい整理収録により、台湾の業績の原点が徳島時代の研究・実績にあることが理解できます。出版した本は台湾・日本の大学図書館、全国公共図書館に寄贈します。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

 
『資料で読む
 技師鳥居信平著述集』 の 出版・寄贈 をご支援下さい



要点 
・タイトル   「技師鳥居信平著述集」の出版
・募集期間   12月上旬~令和3年2月末日
・目標達成額  35万円
・リターン一覧 
   1,000円の場合   書籍1冊 お礼の手紙
 5,000円の場合   書籍1冊(希望5冊以内) 二峰しゅう絵葉書5枚1組
 10,000円の場合   書籍1冊(希望10冊以内) 二峰しゅう絵葉書5枚1組 本に記名


 はじめまして、「二宮尊徳の会」の代表の地福です。

 「二宮尊徳の会」 で新たに「技師鳥居信平著述集」を800冊出版します。

 「二宮尊徳の会」は「報徳記」を読む会として2008年に発足し、これまで「報徳記を読む」全5集、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」全5集、「八田與一と鳥居信平」等を刊行し、全国の大学図書館。公共図書館に寄贈してきました。現在すでに東京大学附属図書館など多くの図書館で蔵書となっているところです。

 北海道立図書館企画の「時代を駆け抜けた“civil engineer” 廣井勇と北海道』」では「ボーイズ・ビー・アンビシャス」第1集、第2集、第4集及び『八田與一と鳥居信平』 が資料として展示されるなど、本会出版物の資料的価値を高く評価していただいているところです。

 これまで「二宮尊徳の会」 の出版物は、自費出版してまいりましたが、今回自費だけでは出版が難しいので、クラウドファンディングで鳥居信平氏の顕彰並びに資料集の編集と出版に賛同してくださる方に広く呼び掛けて、ご協力をお願いしたいと思います。

 「八田與一と鳥居信平」 出版後に、新たに鳥居信平の徳島県技師時代に論述した「旱魃と水源」などの重要な資料を発見し、下記の目次のとおり資料集を編集しているところです。

 また鳥居技師が中島用水土地改良事業にたずさわった「板野郡中島地区耕地整理組合事業誌」などから当時の貴重な耕地整理事業の工事写真を収録し、明治後半から大正初期の耕地整理事業が目でみてわかる一冊となっています。


 鳥居信平氏は台湾で台湾製糖株式会社技師として地下ダムをつくりました。

 鳥居信平氏は、台湾製糖株式会社として台湾南部に地下ダム(二峰圳(にほうしゅう))を建設し、灌漑施設を作り、それまで不毛地であった広大な土地を大規模な耕作機械の導入により豊饒な土地にしました。

 


 鳥居信平氏は台湾国立屏東科技大学の丁澈士(ていてつし)教授 などが専門的に研究されています。また現在でも台湾の現地住民の皆様に感謝され、銅像を建てるなど顕彰されています。

         写真は、台湾の林後四林園區鳥居信平銅像(村松達雄氏撮影)


 「技師鳥居信平著述集」 出版の意義

 鳥居信平氏の著作および口述記録等を「順序正しく収集し、整理して」(『クロムウェルの手紙と演説』カーライル著より)一冊の本「技師鳥居信平著述集」に収録し、その生涯の概略を本文で、著述等を「コラム欄」 で説明し、資料の内容をわかりやくしました。目次は次のとおりです。

 

 資料集の主な内容について

1 「伏流水利用による荒蕪地開拓」、「台湾の機械耕作概観」は、日本農学会、農業食料工学会より全文掲載承認済です。

2 徳島県技師時代の論考「旱魃と水源」には「地下水を水源とせるは吉野川北方に実例が多く、河床より数十尺掘下げ、地下水収集の樋管を埋設し」などと台湾の地下ダム発想の原点となる論述があります。 また「中島用水」について「県技師鳥居農学士は合同施行の利益を説き、実地調査のうえ県に一任させた」と地元関係者と積極的な事業調整を行った記録があります。台湾の環境にやさしい地下ダムの構想や地元住民との利害調整などの原点は、徳島県農業技師時代にあることがわかります。

3 中島用水土地改良区から「中島耕地整理事業誌」の工事写真の転載許可を受けて掲出しました。明治後期から大正初期の耕地整理事業が目に見える一冊となっています。


 日本と台湾大学図書館と日本全国の公共図書館に寄贈します。

 出版した本は『八田與一と鳥居信平』 を蔵書としていただいている全国の大学図書館と公共図書館(以下「「八田與一と鳥居信平」所蔵館 」を参考)、さらに台湾の大学図書館等に寄贈し、鳥居信平氏の顕彰及び学術の増進に寄与するとともに、さらに本会の掲げる「報徳の精神」・「ノーブル・アンビシャス(気高い志)」を後の世代に伝えたいと願って作成しています。


 クラウドファンディングへのご支援をお願いします。

 今回、初めてクラウドファンディングにチャレンジします。予定金額を上回まった場合は、寄贈予定を増加することなどを考えています。すでに台湾のお二人の大学教授から台湾の大学等に寄付したいので、それぞれ100冊計200冊を台湾に送ってほしいと、出版前から台湾からエールが届いています。
 ぜひ日本と台湾とにおける鳥居信平技師の顕彰、さらに徳島県における耕地整理の父としての偉大な業績もあわせて知っていただく本事業へのご協力をお願いします。


「徳島県技師鳥居信平」(「第六回報徳講座」)の講義風景 

 「技師鳥居信平著述集」 は令和元年9月に出版した「八田與一と鳥居信平」 から鳥居信平の部分をスピン・アウト(独立)させ、新たに発見した徳島県技師時代の論文などを収録したものです。

 「八田與一と鳥居信平」 は、2019年12月15日(日)に袋井市で開催した「第六回報徳講座」の際に、地福が行った「徳島県技師鳥居信平」の講義テキストとしましたが、その時の講義の模様を下記からご覧いただくことができます。



 「第六回報徳講座」 においては、たまたま台湾から来日された国立屏東科技大学の丁教授などお二人の先生も聴講されるなど(参加された袋井市の方からのメールに「前回のコミニュティセンターでのご講演は、歴史的とも言えるそうそうたる関係者が集まり、興味深いお話をお聞かせいただき、深く心象に残るものでございました 」とありました)参加者の記憶に残る講座となっていて、それが今回の「技師鳥居信平著述集」 の出版前に台湾のお二人の先生から200冊の送付依頼へとつながるなど、まさに出版されるべくして出版する資料集ということができます。


出版までのスケジュール

2020年12月中旬  クラウドファンディングの開始

2020年12月20日(日) 「第七回報徳講座 」袋井市月見の里学館において鳥居信平出身地の袋井市及び広く遠州の皆様にクラウドファンディングヘの支援をチラシを配布してお願いする

2021年2月末日   クラウドファンディングの終了 

2021年3月     印刷・出版  

2021年4月     寄贈・返礼品郵送開始 


支援金用途/内訳

印刷費(600冊)                      25万円

発送費(図書館等寄贈(*)・支援者に贈呈)    5万円

クラウドファンディング手数料等       

*「技師鳥居信平著述集」の寄贈予定図書館は「八田與一と鳥居信平」所蔵館に約300冊寄贈します。 

ほかに台湾の大学等に200冊寄贈します。


最後に

「資料で読む 技師鳥居信平著述集」出版へのご支援をお願いいたします。


連絡先 

責任編集者 地福進一(じふく・しんいち)

メールアドレス sp2p8fz9@yahoo.co.jp

フェイスブック https://www.facebook.com/groups/689699571683887


最新の活動報告

もっと見る
  • 各位いつもお世話になります。「技師鳥居信平著述集」について、これまで多大のご支援を賜り、深く感謝申し上げます。お蔭様で、本年4月に出版でき、200冊は台湾の国立屛東科技大学の丁澈士教授ほかに送付し、また日本国内の以下の大学・公共図書館に寄贈し、以下のとおり蔵書としていただいた図書館もございます。鳥居信平の出身地・静岡県袋井市において、毎年12月に「報徳講座」を開催しておりますが、昨年度はコロナの関係で、県外の者は参加禁止でした。本年は12月19日(日)第8回報徳講座を予定通り開催しますと主催者の遠州アカデミー・戸田孝さんから「第8回報徳講座」のチラシが届きました。本年は「技師鳥居信平著述集」 をテキストに鳥居・若井両先生が講演を行うとともに、森町の村松さんが「伊藤七郎平と協同組合について」の講演を行います。私は「技師鳥居信平著述集を読む」 というテーマで「若き鳥居信平」の文章を何篇か朗読するとともに解説します。遠州またその近辺にお住いの方や鳥居信平氏についてご関心のある方はぜひご参加いただくよう、案内申し上げます。 向寒の候、どうぞ、くれぐれもお身体にお気をつけください。以上  2021年11月14日 地福進一「技師鳥居信平著述集」収蔵図書館(11月14日 現在)全148件(ただし同一市は1件として取り扱う。たとえば浜松市は現在14に所蔵されているが1件として勘定している) 国立国会図書館 1件都道府県19件岩手県、山形県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県(県立・川崎)、静岡県、富山県、石川県、愛知県、大阪府、京都府、滋賀県、和歌山県、広島県、徳島県、香川県、鹿児島県、沖縄県市・町立図書館84件(北海道)北見市、帯広市、旭川市、根室市、江別市、厚岸町、八雲町、別海町、(青森県)弘前市、八戸市、五所川原市、五戸町(岩手県)二戸市、遠野市、花巻市(福島県)会津若松市、本宮市、相馬市、南会津町(栃木県)鹿沼市、那須烏山(茨城県)結城市、八千代町、常陸太田市、土浦市(埼玉県)越生町(千葉県)千葉市、鎌ヶ谷市(神奈川県)横浜市、伊勢原市、大和市、秦野市、相模原市、南足柄市、海老名市(長野県)長野市(新潟県)新潟市(富山県)富山市(石川県)金沢市、能登町(福井県)あわら町(静岡県)静岡市(中央・清水中央)、袋井市(袋井・浅羽・月見の里)、富士市、磐田市(中央・豊岡)、湖西市、掛川市(掛川中央・大東・大須賀)、島田市、浜松市(南・南陽・城北・西・可新・雄踏・積志・天竜・春野・細江・引佐・三ヶ日・はまゆう・都田・)、下田市、沼津市、御前崎市、藤枝市(岡出山・おかべ)、菊川市、南伊豆町、小山町、森町、吉田町(愛知県)名古屋市(鶴舞、東、北、千種、楠)、豊川市(大阪府)大阪市(兵庫県)姫路市(島根県)松江市(愛媛県)八幡浜市、宇和島市(香川県)善通寺市、東かがわ市(徳島県)徳島市、小松原市、三好市(中央・井川)、阿波市(吉野・市場)、鳴門市、阿南市(那賀川・羽ノ浦)、藍住町、板野町、東みよし町、海陽町、牟岐町(宮崎県)小林市、都城市(鹿児島県)姶良市、薩摩川内市(沖縄県)北谷町大学図書館 45館北海道大学、東北大学、京都大学、九州大学中央、九州大学理系、弘前大学、岩手大学、福島大学、会津大学、横浜国立大学、信州大学、静岡大学、静岡県立大学、神戸大学、美作大学、高知大学、徳島大学、鹿児島大学、東海大学、東京農業大学(オホーツク)、北海道教育大学、宮城教育大、鳴門教育大学、大東文化大学、拓殖大学、法政大学、鹿児島純心大学、日本女子大学、北海大学、敬和大学、西南大学、高崎経済大学、聖隷クリストフアー大学、武庫川女子大学、沖縄国際大学、愛知学院大学、四国大学、四国学院大学、東京都立大学、大阪市立大学、小樽商科大学、国学院大学、獨協大学、静岡県立農林環境専門職大*お願い 大学図書館等において当該図書館の収蔵方針に合わないなどということで、寄贈した本を返却または廃棄されている図書館があります。もし大学等の教職員・OBの方で、上記大学図書館一覧に載っていない図書館に収蔵していただくことが可能でしたら、本をお送りいたしますので、寄贈にご協力くだされば有難く存じます。 もっと見る

  • 4月28日(水)午後、「技師鳥居信平著述集」の発送の手続きを終えました。お手元に4月30日~5月上旬に到着することと思います。何か手違いがあった場合はご連絡ください。希望冊数よりこちらの手違いで多かった場合は申し訳ありませんが、そのまま受領ください。ご支援心から感謝します。台湾のお二人の教授には計200冊を直送いたしました。台湾でも本書が受け入れられ、その資料的価値が評価されることを願います。 もっと見る

  • 綜合印刷からデータで校正原稿が届きました。3月以降も「土地国有の可否を論ず」など新発見資料がありワードにおこして資料集に組み込むなどの編集作業を行っていますので、予定より幾分遅れています。できるだけ有意義な本にしよう、新発見資料や知見は組み入れようと努力しておりますので、ご了承願います。ページ数は現在、224ページになります。本日、本文の目次とページ数をチェックして、修正を指示しました。綜合印刷さまお世話になります。1 目次とページを確認しました。  別添のとおり修正願います。コラムのページ数も立ててください。2 本文の 11伏流水利用による荒蕪地開拓 は「八田與一と鳥居信平」の73ページから82ページのものと差し替え願います。(綜合印刷で図等を差し込んでもらったものです。)3 27ページの鳥居信平の写真を「若き鳥居信平」のイラストに、103ページの「カカオの話」の最後の余白に、「カカオ採取の図」を挿入願います。 いずれも別途送付のイラストを用いて、カラーでお願いします。残りはまたチェックいたします。よろしくお願いします。(追加)お世話になります。1 目次の資料編の番号 10,11,12も立ててください。2 第三編 の 「中島地区事業誌」複本作成経緯 阿部行雄→「中島耕地整理組合事業誌」 阿部行雄 に修正願います。 もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト