2020年12月21日(月)MUTIAN投与39日目/84日ふわちゃんを応援、ご支援いただき誠にありがとうございます。皆さまの温かいお言葉とお気遣い、本当に感謝いたします。クラウドファンディングも残り5日。始めてから1ヶ月近くになりますが、クラウドファンディングを始めてから知った事や感じた事がたくさんあります。クラウドファンディングを申請したのはMUTIAN投与開始後すぐになります。FIPの診断を受け、色々と調べている中でFIP治療のためにクラウドファンディングをされている方々がおられる事を知りました。クラウドファンディングを始めるにあたっては他の飼い主様方が悩まれたのと同じように、私もかなり逡巡しました。クラウドファンディングを始めたからといって、ご支援が集まる保証はありません。ましてや自分の飼い猫、自分で選んだ治療法です。飼い主として人様の善意に頼らず、自分で何とかするべき事。人様に無心するなんて恥ずかしい。切羽詰まった状況でMUTIAN治療に踏み切ったものの、猶予のない短期間の出費としては私の経済状況では大きすぎるものです。家族で営んでいる個人商店ですが、売上不振に悩んでいる最中のふわちゃんの発症。借り入れも出来ない状況の中、今後の費用のプレッシャーにまさに押し潰されそうで、気持ちは重く沈んだ状態での治療開始となりました。そうした張り詰めた気持ちから、クラウドファンディングに踏み切りました。そのわりに切迫感が見られなかったようで「まったりした活動報告してる場合じゃないですよ!」と叱咤激励いただいた事もありますが、幸いふわちゃんに薬の効果があらわれ回復しだしていたのだけが救いでした。クラウドファンディングを始めたものの、SNSも使っていない私には何をどうしていいのかさっぱりわからずでした。けれどプロジェクトを立ち上げてすぐ、メッセージでTwitterの活用を勧めて下さった方がおられました。本当にプロジェクトを立ち上げてすぐです。あまりのご親切に本当に驚きました。すぐさま勧めていただいた通りにTwitterアカウントを作成し、とりあえずクラウドファンディングを始めた旨を投稿しました。またすぐさま拡散のご協力を下さったのです。他にもクラウドファンディングに関する投稿を拡散し応援されている方々がたくさんおられました。厚かましくもフォローさせていただくと、皆様快く拡散のご協力をして下さったのです。SNSの使い方も礼儀も何もわからず、今でもそうですがかなり無礼であったと思います。それでも応援していただき、その親切さに感謝はもちろんですが驚きの方が正直大きかったです。あらためてありがとうございます。慣れないSNSで、その情報量の多さにいまだあっぷあっぷしたままです。Instagramはいまだに使い方がよくわからず、これもまた親切な方々に助けられています。何もわからず飛び込んだSNSですが、驚いたのはFIP罹患の猫ちゃんの多い事。自分ではどうやっても手を出せないだろう治療費のかかる猫ちゃんもいます。またその他の難病で苦しんでいる動物たちの多い事。それを無償の愛で助けようとされている方々の何と多い事か。今まで知らずにいた世界、現状です。助け合いの世界がそこには広がっていました。ご支援下さった皆さま、他のプロジェクトにご支援されておられる皆さまもそうです。ただのご親切ではない深い愛を感じ、素直に素晴らしいと感動しております。何の縁もないふわちゃんを助けようと一生懸命に支援して下さる方々の姿を見て、私も自分に出来るお手伝いをしたいと素直に思えました。あまりそういう事を思うような人間ではないんですが、なぜか自然とそんな気持ちになります。今はTwitterのタイムラインで目についた方々のクラウドファンディングのリツイートぐらいしか出来ていませんが…初めて触れた世界で、感じるものが多すぎてまだ咀嚼できていません。ただ皆さまには感謝いたしますとともに、尊敬しております。
Fip治療 の付いた活動報告
2020年12月19日(土)MUTIAN投与37日目/84日いつもふわちゃんを応援・ご支援いただきありがとうございます。クラウドファンディングも今日を入れてあと7日となりました。最終日は12月26日。投薬は年を越して2月4日まで続きます。引き続き治療継続のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。大雪、地震、新型コロナの猛威と大変な年末となっています。皆さまどうぞご無事で過ごされますように。すっかり元気を取り戻したふわちゃんですが、さらにパワーアップしています。ケージも柵をよじ登り、降りる時は直に飛び降りてます。3ヶ月半でお迎えした当日はブリーダーさんから「まだケージの二段目も登れませんよ」と言われ、確かにこたつにすら飛び乗る事が出来ませんでした。その翌日にはこたつやケージの二段目に飛び乗るようになった訳ですが。それからはとんでもないやんちゃぶりを発揮し、走り回るというより飛び回っていました。流し・洗面台・食器棚とあらゆる所に登り、足場のない窓にも飛びついては窓枠に前足で必死にぶら下がっていたりとヒヤッとする事もありました。それも6ヶ月頃から徐々に落ち着いてきて、身体が重みもあるのかケージの柵をよじ登ったり、高い所から飛び降りる事もなくなっていたのですが。FIPの症状に苦しんでいた時に、気分転換にと外が見えるキャビネットの上に乗せてあげたりしたんですが怖がってたぐらいです。このところ病気をする前より元気な気がします。身軽だし動きにキレがあるし、おもちゃへの食いつきもいいしまるで子猫に戻ったかのようです。あとよく噛まれるようになりました。手や足、前足で抱えこんで噛みついてきます。本気噛みではないんですが、けっこう執拗に噛みついてきます。こないだは寝てる時に頭を抱えこまれ噛みつかれました。またよく手を舐めてくるようにもなっています。甘えてるのかなぁと思ったら噛みついて、さらに蹴り蹴りとフルコースです。何なんでしょう?薬の影響がたぶんにあると思いますが、元気が有り余っているようです。ふわちゃんの様子はTwitterでもご覧いただけます。動画も載せていますのでよかったらご覧下さい。https://twitter.com/fuwamaru1117
2020年11月30日(月)MUTIAN投与18日目/84日ご支援、応援いただき誠にありがとうございます。これまでに9名の皆様よりご支援いただいております。お一人お一人のふわちゃんへの思い、とても重みのある貴重なご支援に感謝しています。本当にありがとうございます。ふわちゃんは昨日今日と水の滲出音もなく、元気に走り回っています。爪切りや歯磨きのケア時の格闘も復活。喜ばしい事です。首周りの汚れが気になっていて、土日に洗ってあげようと思っていましたが、大事を取って受診後にします。首周りの黄ばみはマヌカハニーの食べこぼし。10月中はとてもお風呂に耐えられる様子ではなかったので、部分的に洗っていましたが落としきれず…10月12日にFIPと確定診断されてから、ふわちゃんについてSNSでも個人的にも記録する事はしていませんでした。ふわちゃんの生きる力を信じつつも、標準治療だけを続けていればいずれ悲しい事を綴らないといけなくなると思ったので…それよりもふわちゃんと居る事を大切にしていました。寛解するまで心から安心はできませんが、改善の様子をこうしてお伝えできる事が嬉しいです。FIPと確定診断されてからMUTIAN投与までの1ヶ月間、毎日大さじ2杯のマヌカハニーをあげていました。高額なMUTIAN治療には踏み切れず、他に救いはないのかとネットで調べてたどり着いた食事療法です。FIPの症状が改善されたとあり飛びつきました。ただし高容量摂取ではじめて効果が出るそうで、1日大さじ2杯以上。これがけっこうな量で、マヌカハニー摂取に追われるような日々でした。ステロイドでもマヌカハニーでも、胸水の滲出はなくなりませんでしたが、貯留量が増える事もありませんでした。量は減っていましたが食欲もあり、下痢も便秘もなかったです。一度食欲がなくなった時があり、その時ステロイド注射をしてもらったのですが、すぐさま食欲も復活、出窓に飛び乗ったりもして驚きました。そんな様子だったので、改善はされないけれど胸水を抜けば大丈夫。水が増えなければ大丈夫。進行が早いといわれるウェット型で、1ヶ月もよくこんな呑気でいられたと今ではゾッとします。とにかく栄養状態を維持する事を大事にしていました。胸水抜去でアルブミンというタンパク質も失われると聞き、アルブミンを豊富に含むという卵黄をあげたり。ウェット型は全身性血管炎。大量に失われるであろうビタミンCをあげたり。栄養不足になったら終わり、食べなくなったら終わりと思っていたので。FIPの症状は改善されませんでしたが、体重が維持できた事には効果があったと思っています。胸水で呼吸の苦しい日がほとんどだったにも関わらず、食べて排泄し、たまに元気になる。そんな状態を1ヶ月も維持できたふわちゃんの生きる力は本当にすごい。「すごいよ、ふわちゃん!スーパー猫ちゃん!宇宙一!」毎日褒めずにいられませんでした。マヌカハニーに追われる中、MUTIANが使えたら…と思わない日はなかったです。「お金が貯まったらMUTIAN使います」といかないのもFIPの厳しいところ。改善が見られてきた今、皆さまふわちゃんをどうぞよろしくお願いいたします。
2020年11月28日(土)MUTIAN投与16日目/84日ご支援ご協力いただき誠にありがとうございます。昨晩寝る前と今朝、ポンっと軽い破裂音が聞こえました。ふわちゃんが体調を崩し始めた10月初め頃から何度も聞こえていた音。胸水や腹水が滲出する時に音が出るようです。呼吸も落ち着いていて、元気に遊び回っているので急ぎの受診は必要なさそうです。MUTIAN投与後から水の滲出は減ってきていて、ここ数日は音もなかったのですが…次の水曜に受診予定になっていますが、どうなっているのかドキドキします。ふわちゃんの体調がすぐれなくなってきたのが10月の初め頃。去勢手術を終えて1週間ほど経った頃でした。食べる量がこれまでの8割ぐらいに減り、あまりオモチャで遊ぼうとしなくなりました。去勢したのだからやっぱりホルモンのバランスも崩れるのかも、また調子も戻るだろうと思っていました。ポンっという軽い破裂音も、思えばこの頃から聞こえてはいました。胸水や腹水など思いも至らず、オナラだと思っていました…後日頭が揺れるほど呼吸の荒さにやっと異常に気づき、慌てて受診した次第です。抜去されたのは200ccほどの黄色い水。「これだけの水はすぐに溜まるものではないと思うんですよ。一日遅かったら呼吸困難で危なかったです」お医者様に言われ、もっと早く気づいてあげられずふわちゃんには本当に申し訳なかった…FIPの確定診断を受けた日、泣きながらふわちゃんに謝りました。ふわちゃんがうちに来たのが今年の2月29日。FIP発症のきっかけはストレスだと一般的に云われています。私との生活がストレスだったのかと「ごめんね、ごめんね」と泣きながら謝っていました。受診の際にお医者様には「ふわちゃんは今まで下痢した事ないんでしょう?大丈夫、お母さんとの生活はストレスじゃないです。猫はストレスがかかったりしたらすぐ下痢したりしますから!」と慰めていただきましたが…FIP罹患を受け止めきれはしませんでしたが、その日以降は気持ちを切り替えました。「ふわちゃんは今そばにいるんだから」余命よりもふわちゃんと一緒に居られる瞬間瞬間の幸せの方を大事にするようにしました。MUTIANの投与から見た目には病気の前に戻ってきたように見えます。でも昨晩や今朝の事もあって、あらためて気を引き締めました。FIPウィルスはとっても強い。まだまだ先は長いです。
2020年11月26日(木)MUTIAN投与14日目/84日MUTIAN投与開始から今日で2週間になります。投与2日目ぐらいからまず食欲が戻ってきました。FIP発症後はそれまでカリカリ60g食べていたのが40gぐらいに減っていましたが、元の量まで今は戻っています。動きも日毎に活発になっています。ふわまるは胸水貯留が主な症状で、肺が圧迫され呼吸が苦しくなる為、5日に一度のペースで水を抜いていました。水を抜いたその日は楽になるようで少し元気になるのですが、また水が溜まってくると苦しそうにフゥフゥと呼吸が早くなるという繰り返し。キャットハウスに閉じこもり、寝てばかりでした。現在、水の滲出は止まったようです。心臓の周りに少し残っていますが、心臓や肺の動きは問題なく、吸収される場合もあるそうなのでそのままにしています。水が溜まらなくなるにつれ活発さが戻り、出窓やキャビネットに飛び乗ったりと軽快にジャンプするまでになっています。まったくご飯を食べなくなり、それまで発熱が続いて熱かった身体が冷え、慌てて病院へ駆け込んだのが2週間前。ぱくぱくカリカリを食べ、ジャンプし走り回り、穏やかな寝息を立ててスヤスヤ眠る今の姿は本当に夢のようです。とはいえMUTIAN投与は84日間。あと70日。まだまだ先は長いです。今後ともふわまるを見守り、応援いただけたら心強いです。よろしくお願いいたします。