ユニバーサルの観点から、記事全文を記載します。---<写真>クラウドファンディングを立ち上げた倉内洋平さん(右)と就労支援センターさくらの川口浩貴センター長障害あり、引きこもりを経験した倉内さんアバター制作 事業化目指すCFで資金募集、目標80万円生まれつき身体障害があり、かつて引きこもりを経験した倉内洋平さん(38)=北区=が、自分らしく取り組める事業を始めようと、「アバター」(ゲームやネット上の分身)制作の事業化を目指してクラウドファンディング(CF)で資金を募っています。「障害の当事者が一歩踏み出すことで、障害のある人や家族に、自信と励ましを与えられたら」。利用する東区の就労支援センターも親身に相談に乗るなど応援しています。(ライター・川本康博)倉内さんが制作するのはコンピューターゲームに登場するアバターです。実在の人を多数のカメラで撮影し、3DCG(3次元コンピューター・グラフィックス)を使って制作。これをアバターを販売する海外の専門サイトに売り込みます。「海外のサイトでは、日本人がモデルのアバターはまだ少なく、需要がある」。CFは80万円を目標に30日まで募っています。倉内さんは、筑波大大学院在学中、研究生活でのストレスが主な原因で、うつ病やメニエール病を発症。障害者枠で企業に就職しても転職を繰り返しました。その後、家に引きこもる生活が6年間続きました。それでも、引きこもりの期間中に「3DCG」技術に出合い、アニメーションやゲームづくりにも挑戦するようになりました。「ブログを書いたりイラストを描いたりして、自分が何をしたいのかを知ることができた」と振り返ります。母の急死をきっかけに、うつ病が再発。治療と並行して引きこもりから抜け出そうと、軽作業を行う東区のB型就労継続支援「就労支援センターさくら」に通うようになりました。川口浩貴センター長(40)をはじめ、職員のエールが倉内さんを勇気づけました。「今やりたいことを、やったらいい」。そんな言葉を受けて、倉内さんは最初に連絡を取った東京の業者から市内の業者を紹介され、自身も3DCG向けの撮影を実体験して、アバター制作を目指すことを決めました。事業の準備中、メニエール病による耳鳴りと激しいめまいに悩まされたり、対人関係で落ち込んだりしたときは川口さんに相談。CFの文面づくりやPR動画の制作でも川口さんの助言や協力を得たそうです。外見では障害や病気が分からず、以前の勤務先では、心ない言葉をかけられることもあったという倉内さん。「障害や持病があっても自分らしく働き、生きていける。そんな世の中になってほしい。今回のCFがその一歩になればうれしい」と意気込み、川口さんは「障害のある人が生き生きと活躍する姿を発信する意義のある取り組み」と話します。CFサイトは「キャンプファイヤー アバターモデル」で検索を。---
2021年3月5日、北海道新聞・さっぽろトークに掲載されました
2021/03/05 10:53
5日間で、目標金額の12%達成!
2021/02/25 10:23
初動5日間で、目標金額の12%達成しました!支援してくださった御方に感謝申し上げます。募集終了まで、あと33日あります。その間に私のことを知っていただくことが目標です。そして活動に賛同してくださる皆さまは、ぜひご支援ください。





