2021/09/17 18:00

 お世話になっております、Chariot Lab.です。 涼しくなってきましたが、いかがお過ごしですか?


 当方は、新しい12Vバッテリーレス充電システムの開発に苦労しています。 今まで、PCBEという無料のCADを使っていたのですが、このCADは実装外注には向かずプロは使わないということがわかり、急にCADを変え設計しなおすということをしております。 まずは、新しいCADで設計したプリント基板のみを製造し、実装は1台自分でしてみることにしました。 Kickstarterでのプロジェクト開始は、2022年春ごろになってしまうかもしれません。


 Kickstarter版12Vバッテリーレス充電システムは、リターンに実装済み基板、実装されていない基板単体の両方を用意する予定です。 実装済み基板は、コストがどんどん上がってしまい、必要支援額は15,000円~20,000円くらいになってしまう見込みです。 最大のコスト上昇の理由は、実装部品代です。 CAMPFIRE版のCBLC-03-03では、実装部品代は2,000円程度でした。 しかし、Kickstarter版では実装部品代は5,000円にも達します。 その理由は、Digi-keyの販売価格が秋月電子通商より高いことです。 また、Digi-key版では、「100%に近い時間協調充電システムに電源を供給する工夫」が改良される見込みです。 当方の研究により、

・電気二重層キャパシタ自体のリークの低減

・リークパスのリーク低減

がなされます。 そのために、電気二重層キャパシタに非常に高価なものを採用します。 電気二重層キャパシタの検証実験結果に関しては、支援者の皆様へは別途をお知らせします。


 CAMPFIREさんは、クラウドファンディングの機会をくださり、またKickstarterへの案内の掲載に関しても一切苦情や削除指示はございません。 CAMPFIREさんには、大変感謝申し上げます。 当方は、なぜプリント基板やソースコードなどをリターンとしたプロジェクトが日本にはほとんどないかが疑問です。 プロジェクトのネタがある方は、是非クラウドファンディングにチャレンジしていただきたいです。


 GUGENコンテスト2021の募集が始まりました。 当方はGUGENコンテスト2020に応募しましたが、残念ながら予選落ちしました。 これは、作品自体に魅力がなかったからか、昨年投稿した時点では開発が不十分で魅力がなかったが、その後の開発で少し良くなったのか、わかりません。 今年は、CAMPFIREさんがプラチナスポンサーになっています。 8つの技術的メリットを明確にアピールすれば予選突破できるかもしれませんが、10月末の締め切りに動画などのコンテンツの作成が間に合いそうにありません。 こちらも、参加すべきかどうかご意見くださるとうれしいです。 Kickstarter版12Vバッテリーレス充電システムの開発ができましたら、いくつか動画を作ろうと思っております。


 いろいろ書きましたが、今後ともよろしくお願いします。 それではまたお会いしましょう。


GUGENコンテスト2020 12Vバッテリーレス充電システム

https://gugen.jp/subscriptions/work/932


技術的メリット2 100%に近い時間協調充電システムに電源を供給する工夫

https://camp-fire.jp/projects/352178/activities/238050


技術的メリット1 概要編

https://camp-fire.jp/projects/352178/activities/237732