お世話になっております、Chariot Lab.です。 今回は、一昨日投稿した「外部から最大10Aの電流を流そうとしたらどうなるかの実験」で、太陽電池入力とUSB出力の電圧がどのように変化したか報告します。 急激に20Vの電圧を印加すると壊れるかもしれないと想像できます。 では危険な実験なのでしょうか?
図が、急激に20Vの電圧を印可した場合の太陽電池入力とUSB出力の電位の変化です。 直流電源装置の設定電流は、2A、5A、10Aです。 5Aと10Aの太陽電池入力は完全に重なっています。 つまり、5Aと10Aで太陽電池入力の波形は同じということです。 直流電源装置の設定電流を2A、5A、10Aに設定しても、過渡状態(安定する前の状態)では2A、5A、10Aが流れているわけではありません。
この結果を見る限り、20Vを超える電圧は発生しておらず、安全な実験であったと考えられます。 直流電源装置の制御で、20Vを超えないように安全に制御しているのか、それとも太陽電池入力に合計2100uFのキャパシタが実装されているから安全なのかはわかりません。 読者の皆様がご自分の電源装置を用いて実験した場合も安全なのかはわかりません。 ご注意ください。 本実験は、あくまで参考の情報になります。 また、この実験から、太陽電池入力の電圧が上昇してから、約0.1秒後にUSB出力が上昇することがわかります。
いかがでしたか? 一昨日投稿した問題提起以外にも、12V系ではない太陽電池を接続したら危険だという注意書きがないというご指摘も頂いております。
残り日数がわずかとなった「12Vバッテリーレス充電システム」のプロジェクト、是非ご支援ください。
ご参考 「外部から最大10Aの電流を流そうとしたらどうなるかの実験 (12Vバッテリーレス充電システム)」
https://camp-fire.jp/projects/352178/activities/247845
ご参考 「推奨する太陽電池の大きさ (12Vバッテリーレス充電システム)」
https://camp-fire.jp/projects/352178/activities/243480
ご参考 「最適なキャパシタの容量の提案 (12Vバッテリーレス充電システム)」
https://camp-fire.jp/projects/352178/activities/243810