お世話になっております、Chariot Lab.です。 プロジェクト期間中に、プリント基板と実装部品以外に必要なものをご案内させていただきました。 今回は、もう一歩踏み込み、まだお持ちではなく、これから購入される方は、どのような製品を購入すればいいか、ご案内いたします。
1.半田ごてと半田
半田ごては、秋月通販コード T-02535 などの、温度調整ができるものがお勧めです。 ただし、プロジェクトオーナーは、温度調整ができる半田ごてを持っておりません。 今使っている半田ごてを購入後の情報をもとにご案内しております。
半田は、秋月通販コード T-12535 などの、鉛を含有しないものがお勧めです。 鉛は有害です。 余談ですが、「12Vバッテリーレス充電システム」のリターンになっているプリント基板には、鉛が含まれませんのでご安心ください。
2.直流電源装置(2.5A程度)
こちらの商品がお勧めです。
この商品と同じくらいの品質とコスパを両立している商品を、私は存じ上げません。 最初から完璧に実装できれば直流電源装置は不要ですが、通常は実験しながら実装するものなので、直流電源装置は必須とお考え下さい。 余談ですが、14.5V以上の電圧が無いと、DCDCコンバータが動作しないのは、バグではありません。 詳しくは、スタンドアロンモードの項目をご参照ください。
3.マルチメータ
秋月通販コード M-01089 の商品がお勧めです。 monXXで示されるモニタ穴にちょうど入ります。 他のマルチメータをお持ちの方は、別途購入は必要ありません。
4.太陽電池(50W以上)
こちらの商品などがお勧めです。
https://www.chikuden-sys.com/category/solar-panel.asp?id=9512&c2id=11
リンクを紹介した「蓄電システム.com」さんは、自然エネルギー関連の商品を購入するのに、お勧めです。 メルマガが高圧的なのを除き、とても良い会社です。 太陽電池は、「開放電圧」が22V程度以下のものをご用意ください。 40V程度の高い電圧がかかると事故につながります。 最大出力動作電流にもお気を付けください、ヒューズの選定に関わってきます。
5.ACアダプタ(5V 2A)
秋月通販コード M-01801 などがお勧めです。 5V4A程度のACアダプタでも問題ございません。 ただし電圧にはご注意ください。 5Vより高い電圧を出力するACアダプタを接続すると、充電対象USB機器(スマホ等)が一撃で壊れますのでご注意ください。
6.配線材
こちらの商品がお勧めです。
こちらの商品は最大で11A程度まで流せます。 これより太い配線は、端子台に収まらないので注意が必要です。 通常、赤はプラスに、黒はマイナスに用います。
7.スペーサ(M3 10mm)
こちらの商品がお勧めです。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07JBWVZDQ/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
ねじも忘れずに。
スペーサやねじは、好みがありますので、お好きなものをどうぞ。
8.ヒューズとヒューズホルダ
ヒューズは、太陽電池の最大出力動作電流より少し大きめの電流で溶断するものをお選びください。 一例をあげるとこちらのような商品です。 ヒューズホルダに合ったヒューズをお選びください。 短絡電流6.17Aの太陽電池を用いる場合、ヒューズは10A程度をご用意ください。
ヒューズホルダは、一例をあげると、以下のような商品です。
https://www.monotaro.com/p/4337/9856/
平型ヒューズを紹介させていただきましたが、ガラス管ヒューズでも問題ございません。 お好みのものをご用意ください。 ヒューズは消耗品ですので、十分な量持っておくと安心です。 安全のため、ヒューズは必ずご利用ください。 ヒューズの設置場所は、太陽電池のプラス側のコネクタと、端子台cn11の+側(2番)の間です。
わからないことがございましたら、遠慮なくご質問ください。
最後に、Chariot Lab.イメージキャラクターを紹介させていただきます。 知り合いの方に描いていただきました。 まだ名前も決まっていません。 よろしくお願いします。
それでは、電子工作の時間をお楽しみください。 今回はこれにて失礼します。