電気二重層キャパシタ の付いた活動報告
お世話になっております、Chariot Lab.です。 早朝に引き続き今日2度目の活動報告になりますが、「号外 電気二重層キャパシタについて」の続きを報告します。 電気二重層キャパシタは、ある時期以降に仕入れたものはすべてリークが大きいことが判明しました。 リークの小さい同じモデルの電気二重層キャパシタは入手できない可能性が高いです。 リークの小さい電気二重層キャパシタは旧基板でも新基板でも長持ちし、リークの大きい電気二重層キャパシタは旧基板でも新基板でも持ちが悪いです。 リーク電流がいくらかはカタログスペックに載っていません。 ということで、「技術的メリット2 100%に近い時間協調充電システムに電源を供給する工夫」で、「12Vバッテリレスシステム」の制御回路の電源は1週間持つと書いておりましたが、現在入手可能な電気二重層キャパシタでは6時間くらいしかもちません。 恐れ入りますが、訂正いたします。 影響を受けるのは、「バッテリーたたき起こし」です。 外部から電源が供給されなくなり6時間経過すると、「バッテリーたたき起こし」は、動作しません。 その場合、モバイルバッテリの電源ボタンを押し、12Vバッテリレスシステム」の制御回路などに電源を供給してください。 既に、支援済みの方も含め、ご了承ください。 それではまた次回お会いしましょう。
ご支援していただいた方、お気に入り登録していただいた方、ありがとうございます。 今回から「12Vバッテリーレスシステム」に直接関係のいない話題を取り上げようと思っていたのですが、今回は号外として、「旧基板と新基板の違い」で懸念されていた「新基板の方が、電気二重層キャパシタの持ちが悪い可能性」について検討しましたので、速報を報告します。 懸念を検証したのですが、旧基板と新基板は、電気二重層キャパシタまわりは一緒で、違いが出る理由が見当たりませんでした。 そこで、プリント基板上に実装されていた電気二重層キャパシタ(1F)を、5Vで充電後、電気二重層キャパシタ単体の両端に、ハンディマルチメータの端子を当て、電圧を観測しました。 その結果、1秒で1mVの電圧低下が見られました。 つまり、 この個体、電気二重層キャパシタ自身に1mA程度のリークがあることになります。 ということは、旧基板であっても新基板であっても、運が悪い個体に当たってしまうと、電気二重層キャパシタの消耗が速くなります。 「技術的メリット2 100%に近い時間協調充電システムに電源を供給する工夫」では、1週間くらいもつと書きましたが、場合によっては1日くらいしかもたないということになります。 日中は日が当たるので、1日持てば十分という考え方もありますし、何が起こるかわからないから1週間持つべきだという考え方もあるでしょう。 幸い、電気二重層キャパシタは、基板にスペーサを実装し、そのスペーサ上にはんだなしで差し込む方式を採用しており、後から電気二重層キャパシタを交換可能です。 尚、最初は電気二重層キャパシタのスペーサへの装着は苦労するかもしれません、なかなか刺さらないので。 電気二重層キャパシタも実装部品のため、ご支援者様は秋月電子通商等からご自身で調達していただく必要があります。「旧基板と新基板の違い」https://camp-fire.jp/projects/352178/activities/239000#main「技術的メリット2 100%に近い時間協調充電システムに電源を供給する工夫」https://camp-fire.jp/projects/352178/activities/238050#main ということで、次回から、「12Vバッテリーレスシステム」に直接関係のない話題を取り上げる予定です。 ご支援、お気に入り登録、コメントお待ちしております。