プロジェクトメンバーに、この映画に懸ける想いを教えていただきました!
シリーズ第7回は、大倉宏枝さんです。
関西外国語大学卒業後、環境系企業にて事務職を経験。30歳を目前に韓国へ留学。充実の韓国ライフを送り、日本に戻り韓国商社にて勤務。不妊治療をきっかけに仕事を辞め、現在は子育てをしながら、在宅ワークで働き、オンラインで韓国語を教えることもしています。
趣味はK-POPのYouTubeを見ること。韓国ドラマは今までに150本は見ました。韓国語の日常会話は問題ありません。韓国エンタメについてなら、いくらでも語れるのが特技かもしれません。
プロデューサーの三間さんが主催されている講座に参加しているつながりから、映画「ふたり~あなたという光~」は国際映画祭にも出展予定とお聞きして韓国の映画祭に関連することであれば、何か私にもお手伝いさせてもらえるかもしれないと感じ、プロジェクトにジョインさせていただきました。
コロナの前までは、映画を見ることが特別なことでした。たまに見る、という程度。見たい気持ちがあるけど、時間がないからなかなか見られない、いつか時間ができたら見ようというイメージでしたが、コロナをきっかけに始まった三間さん・秋間早苗さんがMCをされている「めざチア8」というLIVE配信で紹介されている映画を見ることで、週1回は映画を見る、というのが習慣づいてきました。いつか時間ができたら、の「いつか」は自分が作らないと一生来ない、というのを体験させていただきました。
実は、小学校の時に私は電車通学していたのですが、3年生ぐらいの頃たまに駅で出会う支援学校に通う人の集団のうちの一人のお兄さんから声をかけられて突然「君のことが好きだ。名前を教えて」と言われて、駅に近づくのも怖くなった経験がありました。会いたくなくてもその人に会うたびに、家に泣きながら電話をして迎えに来てほしいと親に頼んだことが何度もありました。
そのことがあってから、やはり支援学校についての印象が怖いもの、という価値観で固まってしまって、なるべく関わりたくないと思うようになっていました。
「きょうだい児」という言葉も全く知らなかったのですが、そのような生きづらさを抱えている人がいることを初めて知り、小学校3年生で固まった価値観が少しずつほどけていくような感覚がありました。そうか、あの時のお兄さんにも「きょうだい」がいたかもしれないのだな、誰かがお世話をしていたのかもしれないな、と小学校3年生には到底想像ができなかったことですが、そんなことを考えたりもしました。知らない事実や現状を知って、まなざしが少しずつ変わってきたのだと思います。
たくさんの方がこの映画がきっかけとなり、私のようにまなざしが変わっていく機会になるのではと思っています。私も微力ながら一日一日を大切に前進していきたいと思います。
宏枝さん、ありがとうございました!
クラウドファンディング、ついに【あと1日】となりました!
正確にお伝えすると、終了するのは16日の23:59です。
みなさま最後まで、どうぞよろしくお願いいたします!