2024/04/02 08:19

知り合いのボランティアさんの関わっている多頭崩壊現場に、妊婦ちゃんが4匹。そのうち1匹は出産後、同居のオス猫に子猫は食べられました。

そんなことのために宿った命ではありません。

4匹共そのボランティアさんが連れて帰り、そのうち2匹は堕胎予定で、私も搬送時いました。

獣医さんが「生ませてあげられるなら連れて帰ってください。自分たちはこの子たちを殺すことになります。生ませてあげてください。」野良猫専門で数多くの子を手術されていて、やりきれない思いを抱えておられるのでしょう。

1匹は私が引き受けて自宅で生ませる予定でしたが、話を詰める前に翌日出産しました。

もう移動できないので、何かトラブルがあった時、私が引き受けてミルクで育てるつもりです。

この子たちは、食べられることもなく、生か死かの別れ道で生きる道を進んだ運の良い子たちです。ママも頑張って子育てしています。親子で絶対に幸せになってもらいたいです。

堕胎を選択せざるを得ないことが多いですが、それはイコール、こんなに尊い命を殺すということです。

全ての子を生ませてはあげられず、今この世に生きて頑張っている子たちを救わないといけません。でも、いろいろ考えてしまいました。

いつも関わっている一斉TNR現場でも、毎年沢山の子たちが死んでいきます。先日、そこの住人たちの自治会総会に出席し、TNRについてや、野良猫との付き合い方を説明したうえで、地域猫活動を進めていけないか提案しました。

野良猫による被害はかなり酷く、猫が嫌いな人も多い地域です。不満は思っていた以上でした。でも猫は悪くない。その一方で、住人の不満も理解できます。住人の生活を良くするため、そして不幸な命を増やさないために共存の道を選べないか、お話しました。

駄目かなと思っていましたが、なんと賛成していただきました。すでに8匹サクラ猫がいることと、子猫たちを保護したことで猫の数は少し減っています。そのことも評価してくださったようです。

全部保護できない以上、宿った命を殺すことにならないよう、宿る前に元栓を閉める。今やれることはそれです。

私にやれるか不安ですが、猫を不幸にしたくないのでやるしかないです!まだ進められるまでに時間はかかりますが、引き続き今週も捕獲トライしていきます。

活動を続けていくため、お力を貸していただけたら嬉しいですm(__)m

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