この子は身体の大きなボス君です。さくら猫ちゃんとなりました。餌やりさんのお宅にあがってご飯を食べることもあるらしく、この先どうか、少しでも穏やかな猫生となることを願います。お外に戻してごめんね……。
そして5回目の捕獲失敗となってしまった子の場所で、1週間ほど前に初めて現れた黒猫ちゃんが捕獲器に入りました。(眠ってしまったので、また後日、写真を投稿しようと思います)
その子、よく鳴くんです。触れるんです。過去にも飼い猫ちゃんが何度か捕獲器に入ったので、今回もまたか……と一度離しました。でもとてもお腹を空かせているのか、離れていかず、足元でスリスリしてくるんです。そして近所の方の話では、鳴きながらさ迷っている感じだと……。
お尻を見ると未虚勢でした。
飼い猫ちゃんなら勝手に手術するわけにいかないので、どうしよう、すごく悩みました。
でも状況から、迷子か遺棄ではないかと判断し、一か八か抱っこしてみるとすんなりクレートへ入れることができました。
まずは手術するかどうか、そのあとどうするか。
結論は手術することにし、更に迷子の届け出を各所に出した上で、飼い主さんが見つからなければ里親探しをすることにしました。
この地域では、お世話していた子や、周りで見かけていた子たちが一斉に姿を消したことがあります。これだけ人懐っこい子を、その地域にリターンする選択肢は取れませんでした。
トラとはっちゃんを保護するか悩んだとき、先輩ボランティアさんに、「猫の言葉がわからない以上、自分が猫のために良いと思ったことをやること。自分で決めて思ったようにやってみないと後悔が残るよ。」と言われました。
黒猫ちゃんが望んでいることかはわかりません。でも、何かあってからでは自分を許せない。
しかし、1つ問題があり、個人的な事情で、あられとみーちゃんの巣立ちを最後に、半年程度は預かりボランティアをお休みせざるを得ない状況にあります。長くても4月半ばまでしかお世話ができないため、それも悩みました。信頼できる友人に無理を承知で相談し、その友人がお世話を引き継いでくれることになりました。
先ほど虚勢手術を終えて無事に帰宅しました。今現在のところ、エイズ白血病も陰性です。家の中の環境に少しずつ慣れていってくれればと思います。
名前は“もずく”です。
友人にお世話を引き継いでもらったあとも、通院や譲渡会への参加等は私の責任でやれるところまでやるつもりでいます。成猫ですので、飼い主さんが見つからなかった場合、里親さんが決まるまで長期戦になるかもしれません。毎回お願いばかりで恐縮ですが、どうかお力を貸していただけないでしょうか。いただいたご支援につきましては、友人にお世話を引き継ぎしたあとも、もずくが幸せに過ごすために使わせていただければと思います。
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