先日、今年も日本財団の福祉建築プロジェクトに挑戦することが決まり、プロジェクトのキックオフミーティングと大家さんへのご挨拶のために子どもの家開設予定地である米沢へ行ってきました。
「青空保育たけの子」は野外保育が特徴の保育園です。
もともと福島市で野外保育をされていたたけの子ですが、原発事故をきっかけに米沢へ移転。それから10年もの間、毎日福島市から子どもたちをバスに乗せて米沢の園に通園し、外でたくさん遊んで夕方に福島に送り届けるスタイルを継続されています。
今回のプロジェクトでは、野外保育園を中心に、食や農を通じて地域とつながることができる場所をつくることを目指す方向になりそうです。
その中に、福島の親子が滞在できるような場所も計画しています。
今回の米沢訪問では、たけの子の辺見さんと建築家のお二人とミナソラで組むプロジェクトチームで顔合わせをして、それぞれのやりたいこと、アイディア、想いなどを語り合い、方向性やビジョンを固める作業をしました。
そして、大家の手塚さんにご挨拶。家や土地の歴史や農業についてたくさんお話を伺うことができ、直接顔を合わせることの大切さを改めて実感しました。
建築チームは建物や土地の測量などプロのお仕事ぶりを発揮していました。
今年の私たちのチャレンジを是非お見守りください!