ミンナソラノシタの活動についてご報告させていただきます。私たちのメインの活動であり、皆様にご支援いただいた「幼稚園留学」ですが、コロナの流行がまだ収束しない中、夏場にも衰えないインフルエンザやその他の感染症の流行により再開の目処が立っていない状況です。福島県の幼稚園連盟によると、慎重を期して保護者会などもまだ再開されていないそうです。遠方への行き来や交流はまだもう少し時間がかかりそうです。早く再開できる日が来ることを願っています。遠方との交流が難しい中で、今まで福島とご縁をいただいて学んできた中で防災の重要性を感じておりましたので、地域の防災をメインの活動にしています。防災士の資格を取得し、地域の児童館や学校へ出向き、防災に関する講座やお話会をさせていただいています。また、今年は「防災フードパントリー」と題し、企業から提供される期限の近い非常食などを無料で地域の方にお配りする活動も月1ではじめました。地域の皆さんの防災意識が高まるきっかけになればいいなと思っています。来年3月には、地域の防災団体の方と共催で、神戸の人と防災未来センターへ震災を学ぶ行くバスツアーも企画しています。みなさま、良い年をお迎えください。ミンナソラノシタ
こんにちは。ご無沙汰しております。今日は、私たちの近況のご報告をさせていただきたいと思います。米沢にこどもの家を作るための福祉建築プロジェクト、2回目の挑戦をしておりましたが、残念ながら落選となってしまいました。今年は他の場所や案も含めてまた様々な方向性を探りながら、諦めずに挑戦を続けていきたいと思います。また、新型コロナウイルスの流行から実施を見送っている幼稚園留学ですが、こちらも福島の幼稚園連盟と相談しながら、再開の時期を探っています。私たちも子供を持つ母であり、積極的に外へ出て行動したり、集まる機会が以前に比べて減ってしまい、なかなか思うように事が進まず悔しい思いもあります。当初の想定よりもかなり時間がかかってしまい心苦しいのですが、必ずみなさんのご支援を形にしてご報告できるよう、諦めずに活動を続けていく所存です。さて、私たちは毎年3月に東日本大震災や、福島に心を寄せるための講演会を開催しています。今年は3/19(日)に「3.11から未来へ〜被災したこどもたちの今〜」と題し、今は立派な若者に成長したこどもたちの声を届けたいと思います。福島の甲状腺がん裁判の原告になった若者と、福島で被災し、今は様々な場所で生きている当時の子どもたちのお話を音声と映像で聴いてもらいます。そして、チェルノブイリ原発事故後、被災地で医療活動を行った医師・菅谷昭先生(元松本市長、松本大学学長)と、311子ども甲状腺がん裁判の原告弁護団の一員・田辺保雄先生をゲストにお招きし、貴重なお話を伺います。京都の会場と、オンラインから参加できます。ご興味がありましたらぜひご参加お願いいたします。 https://peatix.com/event/3461543
先日、今年も日本財団の福祉建築プロジェクトに挑戦することが決まり、プロジェクトのキックオフミーティングと大家さんへのご挨拶のために子どもの家開設予定地である米沢へ行ってきました。「青空保育たけの子」は野外保育が特徴の保育園です。もともと福島市で野外保育をされていたたけの子ですが、原発事故をきっかけに米沢へ移転。それから10年もの間、毎日福島市から子どもたちをバスに乗せて米沢の園に通園し、外でたくさん遊んで夕方に福島に送り届けるスタイルを継続されています。今回のプロジェクトでは、野外保育園を中心に、食や農を通じて地域とつながることができる場所をつくることを目指す方向になりそうです。その中に、福島の親子が滞在できるような場所も計画しています。今回の米沢訪問では、たけの子の辺見さんと建築家のお二人とミナソラで組むプロジェクトチームで顔合わせをして、それぞれのやりたいこと、アイディア、想いなどを語り合い、方向性やビジョンを固める作業をしました。そして、大家の手塚さんにご挨拶。家や土地の歴史や農業についてたくさんお話を伺うことができ、直接顔を合わせることの大切さを改めて実感しました。建築チームは建物や土地の測量などプロのお仕事ぶりを発揮していました。今年の私たちのチャレンジを是非お見守りください!
昨日、返礼品として福島こどもサポートプロジェクトのTシャツやトート、エプロンをお選びいただいた皆様に、グッズを作成し配送いたしました。お届けまで少しお待ちください!他のリターンにつきましては、来月の送付を予定しております。