皆様に協力して頂きたいのです。
始めまして、私は加瀬和城(かせかずき)といいます。中米のコスタリカという国で旅行業と海外撮影コーディネートを行う会社を経営しています。日本の某人気バラエティー番組に何度か出させて頂いた事もありますので、私をご存じの方もいらっしゃる事かと思われます。
コスタリカには1995年に渡航しまして、その自然と政府が行っている自然保護に魅了され、1997年よりコスタリカへ留学し環境学と観光学を学びました。そして紆余曲折の末、2003年に今の会社を設立し現在にいたります。
コスタリカの自然
コスタリカは世界的に環境保護の先進国として知られており、国土の約27%が国立公園や自然保護区に指定されています。自然保護に関する厳しい法律と、自然を次世代に残したいという国民により守られている豊かな自然を利用したエコツーリズムが、国の重要な産業の一つとなっており、多くの人々が観光業に関連した仕事で生計を立てています。
私がサポートしている「ピエレーラ自然保護地」は約5ヘクタールと、保護地としては比較的小さな面積ながら、生き物の生息密度が非常に高く、コスタリカの熱帯雨林地域に生息する多くの生き物が生活しています。
ピエレーラ自然保護地は約25年前から、農地などを買い取り土地を少しずつ増やし、様々な種類の木々を植林し、森の再生に尽力してきました。今ではナマケモノ、アカメアマガエル、シロヘラコウモリ、オオハシ、グリーンバシリスク、他にもカラフルな野鳥が生息する森となりました。
現在のコスタリカの実情
コスタリカでも新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年3月より国境が封鎖され、その間の観光業における収入は完全に絶たれました。11月に空港を含む国境が開かれ、観光客が戻ってくるだろうと期待をしましたが観光客は殆ど戻らず、観光業に携わっていたガイド、運転手、ホテルやレストラン関係者等、例を挙げれば、きりがないほど多くの人々が収入を失ったままでいます。そしてコスタリカは大不況に陥り、新たな仕事を得る事も難しいのが現状です。
ピエレーラ自然保護地も収入が無く、それまでのように密猟や蜜伐採などをパトロールするスタッフも雇用できなくなりました。
2020年3月の運営や人件費は、貯蓄を崩し小さい基金などを募り、それらを運営費や人件費へ回してきましたが、もう私だけの力では、この状況を打破するのは難しいと考え、プロジェクトを立ち上げようと思いました。
このプロジェクトで実現したいこと
ピエレーラ自然保護地は、大きく3つの収入により運営をしていました。
1.自然保護地にいる動物たちを、観光客へ見せる事により得られる観光収入。
2.世界で1番美しい蝶と言われている、モルフォチョウのサナギを周辺諸国へ輸出。
3.カカオ栽培から得られるカカオパウダーやチョコレートの販売。
この3つを収入としてきましたが、コロナ禍により全ての収入が絶たれました。
輸出が出来なくなったサナギは殺処分、販売が出来なくなったカカオは廃棄する事になります。
本プロジェクトではサナギを殺処分せず、羽化させ美しい蝶となった後に標本や翅を使った本のシオリを製作して、それらをクラウドファウンディングの返礼品とします。
返礼品は収入を絶たれた観光業従事者が製作します。
返礼品より得た収益は、観光業従事者への 3ヶ月分の人件費、および活動費とさせていただきます。
カカオ石鹸を作って販売をと考えていますが、色々なルールから今回の返礼品として扱う事は出来ないので、別の機会に別の方法で行いたいと考えています。
資金の使い道・実施スケジュール
皆様から頂いた支援金は、下記の通りに利用したいと考えています。
人件費 約180万円 (加工、販売、宣伝費、交通費等含まれます。 )
送料費 約60万円
材料費 約60万円
2021年3月 クラウドファンディング終了
5月上旬 従業員の確保
5月下旬 商品制作の為の材料や素材の確保
6月下旬 生き物リスト、ビデオをメールにて送付。
7月下旬 標本やしおりの制作開始
9月下旬 返礼品発送予定
*コスタリカから日本への郵送が止められている場合は10月、11月以降になる可能性もございます。
リターンのご紹介
<生き物リスト>
ピエレーラ自然保護区内で観察できる生き物を画像と簡単な説明付きでメールにてお届けいたします。
<生き物紹介ビデオ>
自然保護区内で観察できる生き物を撮影したビデオをメールにてお届けいたします。
<本のシオリ3枚>
4㎝x11㎝
自然保護地で羽化した蝶の翅を使って、本のシオリを作ります。
<モルフォ蝶の標本>
縦約15㎝ 横約15㎝ 厚さ約3㎝
自然保護地内で羽化したモルフォ蝶を使い標本にします。
*こちらの商品は両面ガラス張りとなっております。
青く輝くモルフォ蝶をお部屋に飾り、コスタリカを感じてみませんか。
<モルフォ蝶を含む数種類の蝶の標本>
縦約32㎝ 横約15㎝ 厚さ約3㎝
自然保護地内で羽化した数種類の蝶を使い標本にします。
*こちらの商品は両面ガラス張りとなっております。
<オンラインツアーご招待>
ZOOMなどを利用したオンラインツアーにご参加いただけます。ピエレーラ自然保護地とオンラインで繋ぎ、オンタイムで白いコウモリや、カラフルな色彩をしたカエルなど、色々な動物をご案内いたします。
<サンホセ発着4泊5日ご招待>
4泊5日のツアーでは今回のプロジェクトの主役であるピエレーラ自然保護地にてのご宿泊及び動物観察、場所を変えてコスタリカを象徴する鳥といっても良い、世界で1番美しい野鳥と言われているケツアールの観察、サンホセ市内観光など、短期間でコスタリカの自然と文化を満喫するツアーにご案内します。全行程、現地在住の日本語ガイドが同行、移動車両も、食事も付いています。
日程は下記をご参考ください。
*渡航時期はお客様が希望される日程にて設定可能です。
*日本とコスタリカの往復エアーチケットは含まれておりません、お客様ご自身で手配頂く事になりますが、手配のお手伝いは出来ますのでご相談ください。
最後に
皆様に協力頂ければ、コスタリカの自然、そこに住む動物、収入を絶たれた観光業従事者を救えます。
どうか私達のプロジェクトを応援してください。
宜しくお願い致します。
*本プロジェクトはAll-in方式で実施いたしますので、目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
* なお、このページに使用している画像や動画は、掲載権利を所有しております。
最新の活動報告
もっと見る本プロジェクト 残り19時間 となりました!
2021/03/16 04:50こちらのプロジェクト、もう残り19時間となりました。今までたくさんの方からのご支援、そして温かいメッセージをいただき励ましていただきました。おかげさまで、これからも頑張ろうという気持ちにさせていただいております。さて、コスタリカでの感染者数についてですが、一時期非常に感染者数が多かった1日1500名に比べるとだいぶ落ち着いてきております。それでもまだ1日200名~300名の方が感染しております。しかしながら、コスタリカはコロナウイルスを受け入れ、感染予防をしながら日頃の生活を取り戻しつつあります。ただ、観光立国であるため、まだまだ厳しい状況が続いております。それでも、私たちを含めたコスタリカ国民は今 できることを精一杯行っております。多くの観光業従事者は、収入減のため生活が苦しくなっています。もう、ひと踏ん張り頑張ろうと言い続けて気が付いたら1年が過ぎました。自然が好き、生き物が好き、この大好きな自然、生き物を皆様にお見せしたいという思いで観光業に携わっています。通常の生活が戻ることを願い皆頑張っています。弊社のプロジェクトにつきまして、SNS等で情報を拡散頂けますと幸甚でございます。このコロナ禍が過ぎ去った時には、ぜひまたコスタリカに遊びにいらしてください。 皆様のお力を貸してください、よろしくお願いいたします。生き物に興味のある方は、下記ご紹介いたしますのでご覧ください。オスは長い飾り羽をもち、これを含めると全長は90 - 120センチメートルにもなります。そして、この愛らしい目は何度見ても魅了されます。コスタリカには、1年を通して、高い確率で観察できる場所もあります。長い飾り羽を見たい場合は、12月~4月あたりの繁殖期がお勧めです。繁殖期を過ぎると4本の飾り羽 は抜け落ちてしまいます。なんとかわいらしいムナジロマイコドリ。体長約10㎝求愛の際、オスが複数羽で集いダンスを披露することから「踊る小鳥」マイコドリの名がついています。メスが近くにいる場所でダンスを見せます。メスが気に入った場合は踊り場に入ってきて一緒にコラボレーション。カップル誕生の瞬間を見れた日は感動ものです。アカメアマガエル 体長:約6㎝世界一美しいといわれているアカメアマガエル。夜行性で昼間、寝ている間は葉っぱと同化しています。ギョロっと赤い大きな目、オレンジ色の足をみせ、鮮やかな脇腹をみせ天敵の鳥や蛇を驚かし、その瞬間にジャンプして逃げます。シロヘラコウモリ 体長約5㎝世界でも珍しいシロヘラコウモリはヘリコニアという植物の葉っぱをテントの ようにして昼間休んでいます。通常3匹~6匹くらいで寝ています。子供は大人よりさらに小さく体の色は少し灰色をしています。昼間は羽を閉じていて観察できませんが実際には灰色をしています。グリーンバシリスク 体長:約60㎝~70㎝グリーンバシリスクは水上を走るという事で有名です。何かから逃げるときに体を起こして後ろ足で水上を走ります。オスは頭や背中、尾にトサカ、ヒレが発達していて 見栄えがいいです。雑食性で昆虫や自分より小さなトカゲやカエル、果実等を食べています。 もっと見る
残り3日となりました!
2021/03/13 15:19支援していただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様の温かいご支援、そして送られてくる応援メッセージの数々をありがとうございます。まだまだ厳しい状況が続く中、皆様から、元気をいただいております。コスタリカは、観光立国という事で観光業に携わる方々は、いつか回復してまた、通常の生活が戻ることを信じて頑張っております。もちろん、どの会社も 従業員の労働時間短縮、給料カット等しています。中には、生活が苦しく観光業を続けることが難しい方々もいます。そんな方々を助け、今後観光業が復活した際にスムーズに対応できるよう準備をしておきたいというのが私たちの願いです。今回は、コスタリカの生き物を少し紹介いたします。ヒワコンゴウインコ体長:(尾っぽまで)約90㎝鳴き声は、特徴的でギャーギャーとけただましく鳴いています。主にアーモンドの木の実を食べています。常につがいで行動していて、1度つがいになると生涯を共にします。ベニエリフウキンチョウ体長約20㎝単独、もしくはつがいで行動。メキシコからパナマまでに分布しています。卵は2つ産みます。卵の色は薄い水色で黒いシミが付いています。イチゴヤドクガエル体長:約2㎝体が赤く足が青い、英語ではブルージーンズとも呼ばれています。名前の通り毒があり、昔の先住民は狩りをするときに矢の先に背中にある毒をこすりつけていました。こちらのプロジェクトも残り3日となりました!!少しでも多くの方々からご協力をいただければと思います。皆様もお忙しいとは思いますが、ご家族、お友達、お知り合いに、SNS等で、私共のプロジェクトを簡単に説明していただき拡散頂けますと幸いでございます。よろしくお願いいたします。 もっと見る
目標金額50% 達成いたしました!!
2021/02/20 02:49支援していただいた48名の方々、本当にありがとうございました。皆様の温かいご支援、そして送られてくる応援メッセージの数々を拝見させていただき、大変うれしく思っております。多くの方々が私のプロジェクトに興味を持ち、私と同じ思いでいる事がわかり、なんだか、頑張ろうという気持ちにさせてくれます。私一人の力では、どうする事もできなかった事、しかしながら、皆さん一人一人のご協力があれば達成できるんだ、と実感しています。2020年3月6日 初感染者発生から、今までにぎわってきた観光業ががらっと変わりました。それから、1年が過ぎようとしています。一時期は、1日1500名くらいの感染者が出ていたコスタリカ。人口500万人なのでこれはすごい数字です。コスタリカでは、もうコロナ感染者はずいぶん少なくなってきました。1日200名~400名の感染者が出ているのでずいぶん落ち着いています。今まで頑張ってきた車両規制も来月3月から緩和するかもしれないという話しが出ています。国内は、少し安心モードではありますが、世界では、まだ終息する兆しが見えておりません。ですので、観光業復活もまだまだ先になりそうです。コロナが去ったあとは、たくさんの観光客が訪れるのは予想ができるのですが、それまで、いくつの会社、観光業従事者が残っているのか、というのが心配になっています。少しでも多くの観光従事者の生活を守る為にもこちらのプロジェクトは重要になります。こちらのプロジェクトも残り24日となりました。目標達成にむけて、気を引き締め、できる限りの事をしていきたいと思います。皆様もお忙しいとは思いますが、ご家族、お友達、お知り合いに、SNS等で、私共のプロジェクトを簡単に説明していただき拡散頂けますと幸いでございます。今後ともよろしくお願いいたします。 もっと見る
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