2月6日(土)大阪市天王寺区民センターにて座談会「わたしが養子であるということ・・・」を開催しました。
コロナ禍での開催で、収容人数の半分以下とし、ソーシャルディスタンスを保った椅子の配置や検温、感染予防対策の手指消毒やマスクの着用など、参加の方にも様々なご協力をいただきました。
1988年にできた特別養子縁組。長らく、全国の年間の成立件数は300件ほどでしたが、2013年度ころから500件ほどに増え、2019年度の成立件数は711件です。2020年4月に法律が改正し、特別養子縁組ができる子どもの年齢が6歳から15歳に引き上げられたことがニュースにもなりました。
座談会当日は、協会を通じて、養親と出会い、育った20代、30代の若者6人が登壇してくれました。大学生や社会人、結婚して子育てをしている人がいたり、さまざまな6人です。
養子であることを知ったこと、養親への想い、実親に対しての考え方、そして自身のこれからについて、など、率直に話してくれました。123人の参加があり、6人それぞれの話を熱心に聴いておられました。
約95%アンケート回答があり、「親子や家族について考えることができた」、「養子自身の話を聴けてよかった」、「養子を迎えたいと思っていた不安が薄くなった」など、好評をいただきました。今回はコロナ禍で入場の人数が制限されましたが、多くの方に声を届けられる機会を、また持てたらと思います。