2021/03/06 20:00

次にご紹介するのは陶器2種です。

陶房「せらぼ」主宰の陶作家、市川 宗さんに制作していただいたものです。
底部に鯉のロゴまで入れていただいた、ここでしか手に入らないオリジナル商品です。
一つひとつが手作りの1点ものとなり、各々の風合いを楽しんでいただけます。同じデザインのものも大量にはございません。
市川さんの陶器は、外側には釉薬が施されておらず素朴な土の風合いと手触りを楽しめます。見た瞬間に、触った瞬間に、手作りの陶器のある生活が楽しみで仕方なくなりました。

陶器は2種、一つ目は使いやすいマグカップ、2つ目は取っ手なしのフリーカップです。フリーカップはギフト用の箱に入れ、日本茶とのセット販売のみになります。
セットのお茶も貴重なもの、わくわくするような面白いものが手に入りました。後ほど改めてご紹介させていただきます。

TAL.TOKYOは陶芸品を訪ねて全国各地の窯を訪れていますが、白鯉では手仕事をコンセプトとしているため、大量生産的なものの展示販売は予定しておりません。
唯一無二の絵画作品と同様、量産できない分付加価値がありますが、その貴重な価値は、大量生産品の便利さやお求めやすさから理解されにくく、見逃されやすいものです。
生活の中に美しいもの、誰かが心をこめて手作りしもののある贅沢が、変わらない毎日にも華を添え、楽しみを与えてくれます。
私が密かに楽しんできた、世界にひとつだけのものを生活の中に取り入れる喜びを、今後は白鯉を通して多くの人に伝えていこうと思います。

【用の美】という言葉があります。これについては次回活動報告で触れようと思います。
文末に陶作家の市川さんのご紹介を掲載します。

TAL.TOKYO
森山直美


【作家紹介】
市川宗

陶作家
長野県千曲市にある 陶房「せらぼ」主宰
土味を生かした美しい造形を目指して器や花器、香炉、照明などを作陶しています。
https://www.instagram.com/cer_labo/