皆様こんにちは!現地レポーターのハコです。
モーリシャスでは3月10日(水)朝6時から3月25日(木)までロックダウンになってしまいました。それまで半年以上ずっとコロナセーフの状態が続いていたモーリシャスにとって、大変残念なニュースです。
(コロナセーフ:海外からの渡航者の陽性ケースはあったものの、陽性者は隔離施設におり、国内ケースはゼロの状態のこと。)
3月5日(金)に国内で海外渡航歴のない方よりコロナウイルス陽性のケースが判明しました。海外からの入国者との接触もなく感染ルートが不明であったようです。その後、日を追うごとにコンタクト・トレーシングにより陽性者の数は増えていき、9日(火)に陽性が判明した5人のうち、4人の感染経路が不明であったことを受け、同日夜政府はロックダウンの実施を発表しました。
10日(水)現在、国内では複数のクラスタから合計31名のケースが確認されています(モーリシャスの人口は約125万人)。
<ロックダウン中の人々の生活>
3月11日(木)以降スーパー、コンビニ、パン屋、銀行は再開されますが、25日(木)までは以下のように名字のアルファベット順によって買い物のできる日が割り振られます。
A-F:月曜日、木曜日
G-N:火曜日、金曜日
O-Z:水曜日、土曜日
公共交通手段の運行は制限されており、上記以外の外出は禁止です。違反者は50万ルピー(約135万円)以下の罰金です。上限額は昨年のロックダウン時の10倍。政府の「絶対外出するな」というメッセージの現れでしょう。これを受けて学校は全て閉鎖。一部の学校では早速オンライン授業が始まっています。
3月25日以降については、今後の新規陽性者の推移にもよると思われます。
昨年は早々にロックダウンし、比較的早い段階で国内をコロナフリーにしたモーリシャス。今回も同じように持っていけるでしょうか 。まずは15日間、頑張って乗り切りたいと思います。
ハコ