私がハードリピーターだった頃、「小笠原◯回目」と話しながら観光客同士自慢しあって盛り上がっていました。
春に来た時、クジラはどの船に乗って、どんな風に見えたのか。
夏に来た時はどのダイビングショップでどんなポイントに行ってどんなダイナミックなシーンに遭遇したか。ドルフィンスイムではどの船でどんな風にイルカと泳いだのか。
秋の夜空の美しさを語り合い、冬のカウントダウンで見た花火の感動を分かち合っていました。今まで泊まった宿の雰囲気や食事、お店で食べた亀料理やトマトの味わいなどなど共有したい話しが沢山ありました。そして島民になって20年の今、記録に残していたらなと思っています。
「小笠原を盛り上げよう!」と有志で集まって知恵を絞り、アイディアを出し合って形にしたのがこの「おがログプロジェクト」です。
最初は小笠原に来る専用パスポートの発想でした。リピーター回数をオフィシャルに記録できるノートを作りたい!と始めたプロジェクトでした。でも、コロナで同じスタンプを密集して押すのがNGに。
そこで、急な方向転換。パスポートの先に取り組もうとしていた「おがログ保持者の島内特典強化!」に方針転換しました。このクラウドファンディングが始まる時には協賛している事業者は3件でした。
でも、おがログの存在が島内に浸透してくると色々な事業者から「協力するよ」と嬉しい声掛けが1件、また1件増えてきました!
野瀬農園、竹ネイチャーアカデミー、洋風居酒屋チャラ、写真家のマナさん、小笠原ユースホステル。そして今日もどんどん協賛してくれるお店や宿、ツアーガイドなどが仲間になってくれています。
オリジナルスタンプを設置してくれる店舗もどんどん増えています。素敵なスタンプを作りますのでどうぞお楽しみに!おがログが届いたら、楽しい旅の記録をログに記入して自慢しあってください!
そしておがログを持って島の中を目一杯楽しんでください!毎日増えていく特典もインスタやFB、Twitterなどで報告していきます。ぜひ、チェックしてみてください!
おがログは「小笠原をもっと楽しくしていこう!」と思う仲間の集まり。小笠原の今を伝えながら楽しい島の様子を伝えていきます。
これからもどんどん愛が溢れる企画が目白押し。
おがログから目が離せません!
文:福田 真琴