8月15日の諏訪湖祭湖上花火大会にて、花火キャンプをしてきました。東京の友人(パトロン)に手伝ってもらい、ブラジルからのゲストをお迎えして、観光と花火鑑賞を楽しみました。諏訪湖花火に行きたくなるように、レポートします。
キャンプの様子
今回の花火キャンプは、雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気でした。そんな天候でも、コットンテントは蒸れたりすることなく、快適に過ごせました。女子二人に「寝心地良かった!」と言ってもらえて一安心。
岡谷のうなぎと下諏訪温泉
長野の美味しいものというと、まずは蕎麦が浮かびますが、諏訪湖に行くならうなぎも外せません。諏訪湖に面する岡谷市は、「うなぎのまち 岡谷」なんです。始まりは江戸時代、300年ほど前に岡谷市を流れる天竜川にやな場(うなぎの漁場)が作られました。やな場自体は昭和49年に姿を消しましたが、うなぎ料理の伝統は脈々と引き継がれています。蒸さずに炭火で焼く関西風の焼き方で、表面はカリッと、中はふわっとしていて美味しかった〜。タレが甘めなのも僕好みです。
夜は、下諏訪温泉の公衆浴場「旦過の湯」にて入浴。こちら、熱いお湯がウリで、内湯は48度と44度の二つの浴槽がありました。44度でも熱い熱い。地元の方と思われるおじいさんは、48度の方に浸かっていました !露天風呂もあり、そちらはそれほど熱くなかったです。
入湯料は230円。安い!実は、昼間の下諏訪観光の合間に、他の公衆浴場にもささっと入浴したのですが、これも安く入浴できる公衆浴場がいっぱいある下諏訪ならではですね。
それと、安さの他に嬉しい点が、タトゥーOKなことです。民間の温泉施設はタトゥーNGであることが大半ですが、公衆浴場は原則としてタトゥーOKなんです。下諏訪も上諏訪も公衆浴場があり、タトゥーのある外国人でも気軽に温泉に入れるのがいいですね。
下諏訪観光
下諏訪は移住された方が開いたお店も多く、古い建物をお洒落にリノベーションしたお店もちらほら。その中の1つ「Eric's kitchen」では、香港系カナダ人のエリックさんが作る美味しい朝食・ブランチ・ランチが食べられます。僕は、鶏肉とナスのタイ風ライスプレートを注文しましたが、半熟目玉焼きが載ってところがにくい。ほんと美味しかったです。スイカときゅうりのサラダって初めて食べたけど、こちらはスパイスが効いてて面白い味でした。ちなみに、Eric's kitchenは、愛媛のパトロンの方にご推薦いただきました。
Eric's kitchenから歩いて15分くらいの諏訪大社(下社秋宮)に参拝。なんと、手水が温泉でした。その名も「御神湯」。
上諏訪観光
上諏訪観光でまずオススメしたいのは、日本酒の蔵めぐり。上諏訪駅からまっすぐ甲州街道を歩いて10分ほど。わずか500メートルほどの間に5つの酒蔵が立ち並ぶエリアがあります。。
五蔵の中で一番の知名度を誇るのが真澄。直営ショップ 「セラ真澄」には試飲コーナーがあるのですが、これがまたお洒落な空間なんです。320円を払うとショットグラスが貰え、そのグラスでその時々のオススメ5種類ほどを試飲できます。スタッフの方が、楽しく丁寧な説明をしてくれて、試飲が終わった頃には上機嫌になること請け合いです。
なお、「諏訪五蔵 酒蔵めぐり」というスタンプラリー(1800円)もあり、こちらは五つの蔵全てでたっぷり試飲できます(試飲用のグラスが湯呑みサイズになります笑)。時間にゆとりがあって、お酒が強い方は、ぜひ!!
また、酒蔵エリアから徒歩7分くらいの場所には、デザイン・建築界隈で有名な「Rebuilding Center Japan」という古材・古物屋さんがあります。
解体されてしまう古い建物から古物や古材・建具をレスキューして販売されています。オーナーは若手建築家の東野(アズノ)さん。東京蔵前にあるnuiを手がけられた方で、古材を使った本当に素敵なリノベーションをいくつも手がけてこられました。カフェも併設されていますので、ぜひ足を伸ばしてみてください。
水上花火は流石の迫力
実は、今回は雨が降ったり止んだりの天気で、かつ風が弱く、花火を見るには最悪のコンディションでした。諏訪湖祭湖上花火大会は、前半1時間が競技花火の部なのですが、ほとんどの花火が煙の中。見ることができたのは低く上がった小物の花火くらいでした。尺玉やスターマインがふんだんに上がっていて、本当に勿体無かった〜。
後半1時間のスターマインの部は天候もそこそこ持ち直し、最後の30分はしっかり楽しめました。バットコンディションの中でも、流石の見応えだったのが、水上花火。半球型の花火が、湖面に映って綺麗な球形に見えました。
おまけ
ずぶ濡れになったテント、室内に干して除湿機フル稼働中です。週末の赤川(山形県鶴岡市)には、しっかりメンテナンスして持っていきます!