肝心の「ボードゲームとは何ぞや?」という説明をしていなかったことをプロジェクト開始2週間にしてようやく思い出しました。
合同会社サイハテ代表の野一です。
今更ながら、支援してくださっている人の中には「ボードゲームってあんまりやったことないけど支援しました!」という方もいるだろうということで、ここでは主要なボードゲームのカテゴリについてご紹介します。
本記事を参考に何を遊ぶか想像を膨らませて、わくわくしながらオープンをお待ちください!
さて、今回ご紹介するのは「ワーカープレイスメント」というジャンルのゲームです。
例に挙げるのはワーカープレイスメント系ゲームの名作と名高い『ナショナルエコノミー・メセナ 』。
同作のコンセプトを一言で述べるなら「自分が経営者となり、労働者を的確に使役して財を成す(そして最後に最も資産が多い者が勝利する)」というゲームになります。
毎ターン特徴的な風貌の労働者を共通ボード上にある作業にあたらせ……
経営者たるプレイヤーは新しい建物をどんどん造り、自分の資産を蓄えていきます。
しかし、雇った労働者にはもちろん給料を支払わなければいけません。これがなかなかシビアな設定になっており、ゲームに慣れていないと(慣れていても)支払いに四苦八苦。
この動きを1ラウンドとし、9ラウンド終了時点で最も得点を獲得していたプレイヤーが勝利します。
このタイプのゲームを労働者(ワーカー)を指定の場所に配置する(プレイスメント)ことから「ワーカープレイスメント」と呼びます。
基本的に作業場1つに労働者を1人しか配置できないため、リソースの取り合いになりますね。
このシステムの醍醐味は、状況に合わせて自分の利益になる行動をするのか、あるいは相手の利益行動を妨害するのかをその都度選択しなければならないことです。
でも、だからこそボードゲーム初心者から上級者にまで広く愛されるゲームシステムなんですね。
これ、めっちゃくちゃ性格が出ますので、ある程度気心の知れた仲間とプレイするとさらに親密になれたり、意外な一面が見れたりするかも……?
ちなみにこの『ナショナルエコノミー・メセナ』、共同代表の柴田にも妻にも一度も勝ったことがありません。誰か勝ち方教えてください。
合同会社サイハテ
代表社員 野一 夢二
代表社員 柴田 哲朗(共同代表)