皆さん、こんにちは! ハルカです!
遅れてごめんなさい。
#月9
#もはや今日は火曜日
#トレンディードラマへの道のりは長い
こちらバングラデシュでは、4月5日(月)より、再びのロックダウンが始まりました(1週間限定とのことです)。官公庁や民間企業はリモートワークの所も多いそうですが、我ら製造業は「社会のルールを守って稼働」。
チームbaneshも、ルールをしっかり守りつつ、現場に向かっています。
えー、今回はですね。
ちょっと核心を突くようなハナシを、皆さんと共有したいなあと思っています。
#いきなりどうした
突然の質問ですが、、
「いま身に付けている服、何処でどのように作られたか、ご存知ですか?」
この質問。実は最近、良く聴くんですよね。 #サステナブル や #エシカル が、トレンドになった昨今、特に。
(ちょっとだけ、考えてみてください。)
そして。
そこで私は考えるんです。
じゃあ逆に、生産者の皆さんに質問です、と。
「いま作っている服、何処で誰が身に付けるか、ご存知ですか?」
おそらくですが、こちらの方が深掘りできるな、と。
#と
(バングラデシュでの話ですが...)毎日まいにち、何十万枚、何百万枚という膨大な量の服を生産する、現地の工員さんたち。
作業自体は、流れ作業。袖の部分だけ縫い続ける人、ボタンだけ付け続ける人など、完全なる分業制。隣にはマネージャーが立っていて、鬼の形相で「早く! 安く!」と捲し立てる。少しでも遅れたら、同じラインで作業をしている人に迷惑をかけるし、とにかく「早く! 安く!」しなきゃ。品質はとりあえずの範囲でオーケー、工賃は最安値で、残業代は支払われません。納品できなければバイヤーから何をされるか分からない...次のオーダーを貰えなかったら、お給料が支払われず、家族と路頭に迷う...。
...
...というのが、大半の生産現場において(ちゃんとしてる工場もあります)。
「いま作っている服、何処で誰が身に付けるか、ご存知ですか?」
この質問に答えられる人がどのくらいいるのか。
どのくらい、いるのかな。
そんなことまで考える余裕、ないだろうな。
正直ね、私はこの状況に耐えられないんですよ。
#生理的に耐えられない
ただひたすら作る、納品する。作る、納品する。心を閉ざして、目の前の作業だけに集中する。そんな、ロボットみたいなことして...と。
#と
バングラデシュで生産に関わる、全ての方達の現状を変えることなんて、到底出来ない。でも。少なくとも、私たちbaneshと共にものづくりをしてくれる人たちだけでも、変化を与えることが出来たら。そして、その周りに良い影響を与えられたら。
商品をつくる。
だけではなくて。
商品をつくる、届ける、その先の世界まで想像する。
それが出来た時に、現地の彼らの姿勢は変わると思うし、バングラデシュのアパレル業界への捉えられ方も変わると思うんです。
そしてもちろん、最終的には服を身に付けて下さる方達にも、生産側のことに想いを馳せて頂きたい。
1着の服を通して、生産現場の方達と買ったお客様が「繋がる」ことができたら、それは凄く素敵な世界になるなと思います。
「そんなキレイゴトを...」と言われてしまうかも知れない。でも、私はキレイゴトを言います。そうじゃないと、世界は変わらないから。
どうも。「本気で、世界を変えたいと思っているヤツ」です。
baneshの願いのひとつ
「作り手からお客様まで、関わる全ての方にハッピーを届ける」の真意は、これなんです。
届けたその先の世界まで、しっかり想いを馳せられるように。
...またまた、ちょっと決意表目のような真面目なハナシになってしまいましたが、少しでも伝われば嬉しいです!
今後も、こんな感じの話題をいきなり投げかけてしまうかと思いますが、もし良かったらお付き合いください!笑^ ^
ご感想や、何か思う所があれば、ぜひご連絡頂ければと思います。
ありがとうございました!
ではまた来週!!