team ripple代表の古谷 仁です。
あと、1週間となりました。
目標まで残りおよそ200,000円。
パトロンの皆様のお力を貸してください!
ご支援・ご拡散いただきありがとうございます!
そして、引き続きご支援・ご拡散よろしくお願いいたします!
ところで、みなさんは、2018年の目標はたてましたか?
受験に受かりますように。
就活がうまくいきますように。
手術が成功しますように。
僕はもちろん
「(とりあえず)このプロジェクトが大成功しますように。」
でした。
さて、タイトルにもある白井健三選手(21歳)。
昨年、世界を騒がせた体操選手で、僕も注目する同世代の選手です。「17年は世界選手権で床運動と跳馬を制しただけでなく、個人総合でも銅メダルとオールラウンダーとしても飛躍。」(スポニチ)と評される日本を代表する体操選手。
彼の2018年の目標は、「体操は採点競技だけど、点数じゃない魅力が絶対どこかにある。そういったところを引き出せる体操を自分はしている。点数の裏に隠れたスタイルを見せられるようにしていきたい」と述べていて、「魅」と言う感じを2018年の漢字にしていました。
魅力とは、僕らteam rippleの言う「味」や「らしさ」「バイブス」と似ています。
体操選手の(点数じゃない)魅力を語るには、体操を知らなすぎるかもしれない。ただ、だからこそ新参者のダンサーの僕にとって新鮮に見えうるものがあるはず…!
そんな彼の得意種目「床」の競技動画で、僕なりに見えたものを述べてます。
[ 動画 ]
https://youtu.be/p4li2bith9c
【 ジャンプに入る前の瞬間的な歯の食いしばり(0:14/1:00あたり) 】
心臓を「ぐうっ」と掴まれた瞬間でした。僕が「共感」した瞬間です。「がんばれ、いけ!!」と言いたくなる。その空間に負けず、身体をコントロールし、自らの最大限のパフォーマンスをする際に不意に出る表現(表情)の一つだと思います。
ついこの間のテレビで、彼は「あん馬とつり輪は苦手なんです。」と言っていました。その事実(大げさに言うと生き様)を知っているだけで、この食いしばりの表情から「(あん馬とつり輪は苦手分野だが)得意の床は、1つかましてやる」と妄想読解したからゆえに、強く「共感」しました。
この読解は正確でないかもしれないですが、ここで重要なのは「1つの表現に、自分の共感しうる部分(生き様)を見出す」ことです。表現全域を単なる技術だけでとらえるのではなく、その思想や過程にもアプローチをとること。これが、私たち人間こそが活動する強さで、「生」だと思っています。
他にも
【 とても似合っている太い眉毛】
【 ジャンプの圧倒的な飛躍力とスピードを支えるリズム 】
【 演技を始める前、緊張を一瞬和らげ、落ち着きを戻すような表情(笑顔) 】
など気になりましたね!
これらの一部は、技術的な面で説明がつくはずです。「誰でも練習したらできる部分」とも言い換えられます。文明ともいえるでしょう。
もう一部は、「その人特有の"らしさ"」で説明ができうるものです。「誰にも表現できない部分、その人ならではの部分」。文化とも言えるでしょう。
必ずしも白井選手が上記のような「魅」を提示したいとは限りません。ただ、客観的なものに依拠しない「魅」として本質は、私たちteam rippleが探求するものと同じだと思います。
人が涙するもの、鳥肌が立つもの。
これらの本質は、やはり「生きる」ということ、「生き様」に隠されている。
ripple room vol.1 vol.2は、そんな表現の本質をストリートダンスの視点から探求する本です。1年後に、この本を読んだみなさんで、生のダンスを鑑賞し、ともに震え上がり、「生きるって最高だ」と思える瞬間があれば、幸いですね!
あと、7日間です!皆様のご支援、心からお待ちしております!
今後もteam rippleよろしくお願いいたします。
team ripple 代表
古谷 仁
<写真引用>
Sport Graphic Number Web